フリーランスの健康診断はどう受ける?安く受ける方法や健診項目について

フリーランスは、健康診断を受けた方が良いのでしょうか?会社員時代は会社が予約をしてくれることがほとんどですが、フリーランスはその限りではないのです。ただ、自分で手続きしなければならない分、病院やコースを自由に選ぶことができます。こちらではおすすめの検査項目等を紹介しているので、参考にしてください。

フリーランスも健康診断をするべき?


フリーランスとして活動している方も体は資本になります。体調管理を徹底することが大事ですが、健康診断は受けるべきなのか詳しく見ていきましょう。

健康診断は受けるべき

フリーランスの方が一度体調を崩してしまうと、仕事に大きな支障が出る可能性があります。会社と雇用契約を結んでいる会社員と違い、フリーランスは案件ごとに自分のスキルやノウハウを提供し、その対価として報酬を受け取っています。そのため、体調を崩して働けなくなると、その日から収入が0円になることもあり得るのです。さらに、案件の途中で体調を崩してしまっても、会社のように他の人にフォローしてもらうことはできません。こちらは、自分のフリーランスとしての信用を傷つけることにも繋がります。したがって健康診断はなるべく受けて、常に健康に配慮することが大切です。

フリーランスが健康診断を受ける方法


会社に所属していない立場の方は、どうやって健康診断を受ければよいのかを説明していきます。

市区町村の健康診断

市町村ごとに健康診断を実施しているところもあります。基本的に20~39歳の方なら誰でも受けることが可能です。無料で実施している市町村もありますが、1,000円程度費用がかかる場合もあります。自分の住んでいる市町村のホームページなどで調べてみましょう。

特定健診

40~74歳の方は、「特定健診」を受ける手段もあります。ただし、医療保険に加入している方が対象となっていることがあるため注意しましょう。内容は、生活習慣病の早期発見が目的となっており、メタボリックシンドロームが不安な方などに適した健康診断となります。基本的に無料で実施していますが、一部の項目は有料で実施している場合があるため、事前に確認を取りましょう。

この「特定健診」で生活習慣病のリスクが認められ、さらに改善の可能性がある場合、「特定保健指導」というものが受けられます。「特定保健指導」では、保健師や管理栄養士が指導をしてくれます。

保険組合指定の健康診断

会社を辞めた方は、健康保険組合に2年間延長して加入することが可能です。市町村の実施している健康診断を受診することもできますが、健康保険組合の健康診断を受ける手段もあります。

健康保険組合の場合は、無料ではなく1,500~3,000円程度の費用がかかると予想されます。組合に加入する手間はありますが、実施を希望するとき、連絡をするだけで済むのがメリットです。

退職後の健康保険の任意継続について
会社員を辞めてフリーランスになった場合、会社員時代に入っていた保険を任意継続することができます。こちらの記事では、任意継続の条件や期限、支払う保険料についてまとめています。

近所の病院での健康診断

自治体や組合での受診が不可能な場合は、一般の方が通う病院で健康診断を受けることになります。病院での診断は、保険適用外になるため受診項目によって金額が異なるのが特徴です。費用も自治体や組合に比べて高額になることが多く、10,000円前後かかることもあります。

健康診断をお得に受ける方法は?


健康診断に対するコストを少しでも抑えるために、お得に診断してもらう方法をご紹介します。

市町村の健康診断を利用する

一般的な病院で健康診断を受けると、10,000円ほどかかることもあるため、できるだけ市町村で受診するのがいいでしょう。受診項目によっては費用が加算されますが、病院での健康診断より費用を抑えることが可能です。

市町村によって年齢制限があり、年1回限定という条件が付いているところもあるため、事前に問い合わせを行い、条件を満たしているかどうかを確認しましょう。また、派遣とのダブルワークをして社会保険で受けるという方法もあります。

協会けんぽを利用する

国民健康保険を任意継続している場合、協会けんぽに費用を負担してもらった上で健康診断を受けることができます。健診項目ごとに対象年齢などが決まっているので、事前に確認しておきましょう。例えば、尿検査・血液検査・レントゲンなどが含まれる一般健診は35~74歳が対象となっています。子宮頚がん検診は20~38歳の女性で偶数年齢の方が対象です。詳しい健診項目や条件は、『全国健康保険協会 協会けんぽ 健診のご案内』から確認してください。

キャリアアップ助成金を利用する

キャリアアップ助成金とは、契約社員や非正規社員のキャリアアップのための助成金です。「健康診断制度コース」というものが設定されており、契約社員・非正規社員に対する健康診断制度を導入した場合、事業主に助成金が支払われるというものです。こちらは、フリーランス側が加入するのではなく、事業主側が採用するものです。現在契約しているクライアントに、フリーランス向けの健康診断制度を採用していないかどうか聞いてみましょう。

受診すべき診断項目は?


健康診断は、本人の希望で追加診断をすることができます。自分の健康状態を意地するためにも、より詳しく診断してもらうというのも一つの手段です。具体的に受診項目について説明していきます。健康診断を受ける際に参考にしてみてください。

「健康診断 Aコース」が基本

一般的な健康診断は、「Aコース」になります。身体測定と肥満度検査、視力聴力、そして胸部X線検査と心電図、血液検査も行ってくれます。糖尿病や中性脂肪など生活習慣の乱れが分かるので、基本の健康診断だけでも有効です。持病や特に心配な項目がある場合は、オプションを使ったり、追加料金を支払ったりしてさらに細かいコースに変更しましょう。

女性は婦人科検診も

女性特有の疾患を調べるため、婦人科検診も受けることをおすすめします。婦人科検診では、マンモグラフィー・エコー検査・乳がん検診・子宮がん検診などを行います。特に妊娠を希望している方や、乳がん・子宮がんが発症しやすい35~50歳の方は検査をしておくと良いでしょう。

30代以上は人間ドックの受診を

30代以上になったら、より詳細に健康状態を知るために人間ドックの受診をするのがいいでしょう。人間ドックでは、健康診断よりも多くの検査項目について調べることができます。また、健康診断では1つの方法で調べていた項目を、人間ドックでは複数の方法で調べることもあります。

綿密な検査を行う分費用が高く、3~5万円ほどかかります。オプションをつけていくと、10万を超えることもあります。再検査となった方や、一度詳しく自分の健康状態を知りたいという方におすすめです。

40代以上はがん検診も

人間ドックを受診するとき、オプションでがん検診や骨密度検査なども追加で行うことをおすすめします。病気の早期発見をすることができれば、フリーランスとして健康的に活動するため、早めに治療に専念することもできます。

健康診断の費用は経費になるか?


フリーランスは、自分で確定申告を行う必要があります。その際健康診断にかかる費用は経費に含めることが可能かどうかを見ていきましょう。

健康診断は経費にならない

原則として、健康診断にかかる費用は経費として認められていません。個人事業主の場合では経費に含めることはできませんが、開業して一定数以上のスタッフを雇っているなら、従業員のみに認められます。

実費で支払うことになりますが、着実に実績を積み上げ、信用を獲得するためにも健康診断を受けるのがおすすめです。フリーランスとして今後活動していく上で、生活習慣の改善が必要であれば、長く活動するためにも早めに診断してもらい健康を維持することが重要です。

まとめ

フリーランスの健康診断は、自分が健康的に活動するために大切です。一度体調を崩してしまうと、仕事に穴が空いてしまい信用問題にも関わるため、十分健康に配慮しましょう。受信する時は、経費にすることはできないため、なるべく費用がかからない市町村などを選択するのがおすすめです。

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