独立資金はいくら必要になる?独立資金の調達方法と借り入れの種類

独立を考えている方で悩ましいのが開業資金などのお金の問題です。どのくらいお金を用意すればよいか分からない方も多いでしょう。ここでは具体的に開業するにあたってどのようなお金がかかってくるのか、調達方法などを見ていきましょう。

開業資金はいくら必要なのか?

開業費用は自己資本と他人資本の2つ

自己資本とは返済の必要のない純資金のことです。対して他人資本は銀行などから借り入れた返済する必要がある資金のことをいいます。

他人資本が多いということは借入が多いということにであり経営の基盤が不安定だといえます。経営を安定させるには自己資本の割合を多くする必要があるでしょう。

資金ゼロでの開業は難しい

どのような事業を行なうにしてもまとまった資金が必要になる事業は多いでしょう。設備等を整えるのにもお金がかかりますし、店舗を構えるとなるとおおくの資金が必要になります。

融資を受けるにしても審査を通るためには融資を受けたい額の3/1程度の自己資本が必要になります。したがって、まず事業を始めるためにはまず自己資本を確保することを考えましょう。

開業資金の他に運転資金と予備資金

事業を始めるためには開業資金の他に運転資金と予備資金も必要になってきます。開業する際には長期的にかかるコストを頭に入れておかなければなりません。設備のメンテナンスや店舗の家賃などランニングコストがかかるものも含めて運転資金として開業前に事前に用意しておきましょう。

開業してから余裕を持つためには予備資金を用意しておくのも大切になります。開業資金などと含めて業種などにもよりますが100万円程度自己資金で用意しておくことをおすすめします。

美容師など不動産を必要とする場合

無店舗で開業すると物件費などがかからずに開業にそれほどお金がかかりません。対して店舗をかまえて開業すると物件費がかかります。

物件費は家賃だけではなく、内装外装費、仲介手数料や保証金などがあります。店舗を構えての開業を考えている人は物件費がいくらかかるのか事前に調べておきましょう。

「自己資本」で開業資金をつくる方法

開業者自身が貯める

自己資本をつくるとなった時、始めに考えられるのはは自身で資金を補うことです。現在会社などに勤めている方は給料を貯蓄するなどして資金を集めます。

勤め先の給料だけじゃ賄えないときは副業などをして資金を集めてみるのも良いでしょう。まずはクラウドソーシングサイトなどからはじめてみるとよいです。

家族や親戚、知人から調達

身近な人の中から資金を貸し出してくれる人がいるなら出資をお願いしてみるという方法もあります。その際親族からの贈与には贈与税がかかるので注意が必要です。

税金の額は受け取る金額で大きく変わります。国税庁のホームページに税率と控除額が記載されているので参考にするとよいでしょう。少なければ少ないほど税率は下がりますので額が大きいときは年をわけて受け取るなどしましょう。

返済の必要のない助成金と補助金など

国や自治体が起業者に対して補助金や助成金を用意しています。これらは原則返済の必要がないので採用条件にあっているならばぜひ応募してみましょう。
助成金は比較的受給できる可能性が高いですが、補助金は応募期間が短く予算が限られているため助成金と比べ需給が難しくなります。

クラウドファンディング

クラウドファンディングという方法では、ネットから事業に対する賛同者を募り、不特定多数から資金を募ることができます。具体的にはネット上に該当するサイトがいくつもあるので、サイト上でプロジェクトの内容を公開することで賛同者を募ることができます。

クラウドファンディングにはリターンなしの寄付型、お金のリターンが投資型、お金以外でのリターンが購入型などの種類がいくつかあとるため自分に適した種類のクラウドファンディングをおこなうとよいでしょう。

「他人資本」で開業資金をつくる方法

家族や親戚、知人からの借り入れ

さきほど自己資本の項で家族や親戚、知人からの出資について書きました。その際贈与税が発生すると記載しましたが借用書を作成することで贈与税が発生しません。

注意していただきたいのが、利子です。仮に家族だからといって無利子で出資してしまうと一般的にかかる利息分の所得税が発生する場合があります。

日本政策金融公庫からの創業融資

新しく事業を始める方は日本政策金融公庫というところから創業融資を受けることができます。融資を受けるための条件はいくつか設けられていて、「雇用が発生する事業」や「現在勤めている業種と同じ業種の事業」などを考えられている方は融資を受けることができます。

銀行や信用金庫からの融資

銀行融資を受けるには融資を望む額の3/1程度自己資本として用意しておく必要があります。それだけ用意しても審査が通らない可能性があります。すぐにあきらめるのではなく保証人を用意するなどして説得を試みましょう。

また金利などをしっかりと確認しておかないと後々返済に苦しむことになります。できるだけ銀行や信用金庫などからの融資額は抑えるようにしましょう。

ソーシャルレンディング

金利を安く抑えたい方はソーシャルレンディングという方法があります。これはネット上で投資家と借り手が直接繋がることができ、やりとりはネット上で完結します。

仲介業者がいないために投資家は高金利の配当を受け取ることができ、借り手は低金利で借り入れることが可能です。

ベンチャーキャピタル

将来上場を目指していうる方はベンチャーキャピトルからの融資を考えてみるとよいでしょう。ベンチャーキャピトルとは新規企業の株を引き取り、企業の経営を指導することで上場させ、その後引き受けた株を売却することで利益を得る集団のことです。

将来上場できそうな有望な企業しか融資を受けられないため、上場までのビジネスプランを持っていないと融資は厳しいでしょう。

まとめ

このように現在は資金の調達方法がたくさんあります。覚えておいてほしいのは資金はなるべく多い方がよく、なるべく自己資金で賄うようにする点です。また開業にかかるコストはできるだけ抑えるとよいです。それを踏まえたうえで上記調達方法を検討してみるとよいでしょう。

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