ゲームデバッガーとテスターの違いは?バイト求人の探し方等も解説!

スマートフォンや家庭用ゲーム機、オンラインゲームを開発するにあたって、きちんと動作するかどうかをテストする作業が欠かせません。ゲームのテストを行うのがゲームデバッガーの仕事です。この記事ではゲームデバッガーとテスターの違い、平均収入、求人の探し方についてまとめました。

ゲームデバッガーとは?

開発中のゲームにデバッグ作業する人

ゲームデバッガーの仕事はゲームを実際にプレイし、バグが発生した場合に、同様のバグを再現する方法、発生頻度などをチェックしてレポートにまとめてプログラマーなどに報告する仕事です。

バグが修正された後は再度同じ条件でプレイを行い、バグが解消されたことを確認します。会社によっては、ゲームデバッガーがバグの修正とゲームの動作確認を一緒に行う場合もありますが、一般的には上述の仕事内容の方が多いです。

バグ修正や改善を行う為に必要な存在

ゲームの開発には、ゲームプログラマーやサウンドクリエイターなどは当然欠かせませんが、デバッガーの存在もそれに劣らないほど重要なものとなっています。プログラマーも万能ではないため、ソースコードの打ち間違え、データの間違いなどによってバグを発生させてしまうことがあります。デバッガーは、テストプレイを通してバグを未然に防ぐ役割を持っているのです。

もしも適切なデバッグがされていないと、ゲームはバグだらけになってまともにプレイできなくなる可能性があります。デバッガーが細かな動作やバグを逐一記録し、修正を重ねて行くことでゲームの完成度は高まっていきます。

作品によってチーム構成や人数は違う

重要な役割を担うゲームデバッガーですが、明確に担当人数が決まっているわけではなく、シンプルなゲームであれば4人や5人などの少数で行うこともあります。超大作ともあれば50人以上で行うこともあります。開発するゲームの規模が小さいほどデバッガーの人数は少なく、規模が大きいほどデバッガーの人数が多くなる傾向です。

なるために特別必要な資格はない

ゲームデバッガーは特別な資格などは無く、誰でもなることはできます。一般的にパソコンでの作業が多くなる傾向があり、基本的なパソコンの操作ができることが求められます。ゲームの仕様書はPDFで作成されているものもありますが、ワードやエクセルで作成されていることが多いため、オフィスのソフトウェアを扱えるだけの知識があるとなお良いでしょう。

ゲームテスターと称されることもある

ゲームのテストプレイを行い、不具合を報告するという点ではゲームテスターとゲームデバッガーは同じものと認識されることもあります。本来であれば、ゲームデバッガーはゲームテスターから報告を受けて不具合の修正、および改善作業を行います。ゲームテスターは、単にゲームをテストプレイし、バグを見つけて記録してデバッガーに報告するという役割で区別されています。

デバッガーとテスターの具体的な違い

バグの発見及び報告する人がテスター

与えられた条件をもとに試験を行い、結果を記録することをテストと言います。したがって、指定された範囲と条件でゲームの動作確認や操作確認を行い、その結果を記録することがテスターの仕事です。

バグの有無に関わらず、指定された条件に対しての結果をチェックリストという形で記録していきます。最終的にレポートという形でそれをまとめてデバッガーに報告します。

情報を元に改善を行う人がデバッガー

プログラムの欠陥のことをバグと言い、それを修正することをデバッグと言います。したがって、テスターが記録した情報をもとにして、ソースコードの修正やデータの修正を行うのがデバッガーの仕事です。

本来はテスター≠デバッガーですが、会社によってはテスト作業とデバッグ作業の兼務が多いことから、包括してゲームデバッガーと称しています。

デバッガーやテスターの平均収入は?

平均年収約250~450万円が相場

ゲームデバッガーは簡単なアプリケーションの知識さえあれば誰でもできるため、一概に250~450万円の年収になるとは言い難いです。しかし、業務の性質上では仕事を完全に終えるためには多大な時間を要するため、時給制を導入している会社が多く、業務にかかった時間の分だけ年収が高くなる傾向です。

バイト求人は時給800~1500円

正社員として求人している会社もありますが、その数は少なく、ほとんどがアルバイトの求人となっています。アルバイト長く続けることで正社員に登用されるといったケースもあります。アルバイトの求人の時給相場は800~1500円で幅が広く設定されています。あくまでも相場であり、これよりも高かったり安かったりすることもあります。

バグ発見数などの歩合制の会社もある

ゲームのバグを発見する作業では事前に期限を定めることは難しいため、完了期限が無期限であることが多く、作業のモチベーションが長続きしない場合があります。そのため、やる気を後押しするためにバグを発見した数に応じてボーナスを支給する制度を導入している会社もあります。

現場で求められやすい能力は?

バグや不具合などの問題発見能力

バグや不具合などの問題を発見する能力は、仕様通りの挙動になっているかどうか、システム的な欠陥が無いかどうか、一つ一つの動作を細かくチェックできる注意力が求められます。

また、バグを発見した際にどのようにして発生するのか、どのタイミングで発生するのかなどを正確に把握することができるリサーチ能力も求められます。

ある程度のコミュニケーション能力

せっかく発見したバグも報告することができなければ意味を成しませんし、作業の詳細がわからない場合にも相談をせず、わからないまま作業をしていては効率も下がります。

また、バグの発生箇所や発生タイミングなどを正確に伝える必要があるため、ホウレンソウができるだけのコミュニケーション能力が求められます。

体力・精神力・忍耐力等も求められる

日中、場合によっては夜遅くまでずっと同じゲームの同じシーンをプレイし続けるため、飽きてしまって作業が雑になりがちです。作業が雑になってしまうと、集中力が散漫になって動作のチェック忘れが頻繁になり、結果的にバグの見落としに繋がります。そのため、長時間同じシーンをプレイし続けられるだけの体力と精神力、忍耐力が求められます。

事務的なスキルも最低限必要になる

ゲームをプレイする能力だけではなく、発見したバグを記録するために事務的なスキルが求められます。エクセルやワードが扱えるだけの知識は必要になるため、最低限使えるようにしておいた方がいいです。

また、デバッグ作業においてはプログラミングの知識が求められることもあります。案件によって異なるので、不安がある場合は確認しておきましょう。また、ある程度は知識を付けておいたほうが有利になります。

バイトの探し方は?在宅でもできる?

会社HPで求人を募っている事も多い

求人サイトで募集を出している会社も多いですが、会社のHPで直接求人を出しているケースも多いです。その募集が好条件かどうかは他の会社の求人を見て判断すると良いでしょう。

また、スマートフォンのゲームのデバッグについては在宅でできることもありますが、パソコンやコンシューマーのゲームの場合、基本的に在宅での仕事は不可になっています。発売前のゲームの情報のリークや動画の撮影などを未然に防止するために、社内のみで作業を行うことになるからです。

まとめ

ゲームデバッガーおよびゲームテスターの仕事内容、平均年収、求人については以上になります。ゲームの開発に携わりたいけど、開発に関係するスキルが無いという方はまずゲームテスターから始めて、ゲーム開発に関する様々な知識を身に着けることから始めてみてはどうでしょうか。

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