どんなシーンで使う?敬語「身が引き締まる」の意味や使い方とは

結婚式の挨拶や、ビジネスの挨拶など、新たな門出を迎える際に、「身が引き締まる思い」 という表現をよく耳にすると思います。 正式な場や祭典の際などで使われることから、律儀で丁寧な言葉だと思いあまり意味を知らずに使っている方も多いでしょう。

なんとなく使っていることで、不適切な表現である場合に気づかないこともあります。そこで、本日は「身が引き締まる」について詳しく理解を深めましょう。 しっかり意味を理解し、適切な表現を学ぶことで今よりももっと丁寧な挨拶ができ、ビジネスマンとしてのスキルも上がるはずです。

そもそも「身が引き締まる」の意味とは?

まずは「身が引き締まる」とはどんな意味なのかをしっかり確認していきましょう。

「身が引き締まる」の意味

正式な意味合いとしては、「今よりも一層真剣に取り組む」「気持ちを新たにする」となります。そのため本来は結婚式で新たなスタートを切る際にスピーチで使われることが多いです。ビジネスにおいても、昇進して今よりも気を引き締める表現の際や、入社したときの意気込みなどにも使われます。

では、例文で具体的な表現を確認しましょう。

例文

本日は、お忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございました。
みなさまからのお言葉を胸に、身の引き締まる思いがいたしました。これからは、新たなパートナーである妻とともに、明るい家庭を築いてまいります。

結婚を機に新たなスタートを切る場合、今よりも夫としての自覚を持って臨む方が多いと思います。その際に気持ちを新たにしたいという思いを込めるときには、頻繁に使われます。

「身がひき締まる」をビジネスで使うシーンとは


言葉の意味が明確になったところで、ビジネスにおいてどのように活用するのかを学んでいきましょう。不適切な表現をして失礼になる場合もあるため、間違った使い方は改善する必要があります。

「身が引き締まる」をビジネスで使うシーン

ビジネスの世界でも使われる機会は多いです。昇進時や、転任など気持ちを入れ替えて臨まなければならないときもあります。送別会などでスピーチを求められた際には、是非以下の例文を参考にしてみてください。

例文

  • この度はこのような大役を仰せつかり、身の引き締まる思いがいたします。
  • 新たな赴任先では、より一層の努力に励むとともに、みなさなの励ましのお言葉を胸に、身の引き締まる思いであります。

昇進時には、責任も重くなり喜ばしいことばかりではありません。今よりもさらに責任感を持って励む必要があり、その際に今よりも精進するという思いを込めて使います。

「身が引き締まる」と「気が引き締まる」の違いとは

「身が引き締まる」についてはしっかり理解を深めることができたと思います。しかし、酷似した意味合いを持つ「気が引き締まる」という言葉があります。そこで、どちらを使うのが正しいのか、使い分けについても説明していきます。

「気が引き締まる」の意味と例文

緊張感を持って気を引き締めるという意味になり、類義語としてとく混同されがちな言葉です。基本的には類義語であるため、どちらを使っても言葉として失礼にあたるわけではありません。そのため先で紹介した例文であるなら、「気を引き締めて望みます」」など、文章が成り立つように置き換えて使うのが適切です。

「身が引き締まる」との使い分け方

2つの言葉は、シーンによって分けることが可能です。新しい土地、環境で頑張るときには、意気込みとして「身が引き締まる」を使います。大事な仕事や役割をまかされたときには、気持ちを張り詰めて緊張感を持つ意味合いの「気が引き締まる」を使うのがいいでしょう。

「身が引き締まる」を英語で言うと?

ビジネスシーンもグローバルな時代移行している傾向があります。ときには海外の企業と取引をすることもあり、その際に手紙やメールなどで挨拶する機会もあります。海外企業への手紙もしっかり形式が決まっており、「身が引き締まる」という言葉を使うべきときがあるでしょう。ここでは、「身が引き締まる」を英語ではどう表現するのかを見ていきます。

「身が引き締まる」の英訳:Contracting is only

英語に訳すと、Contracting is onlyとなります。ただし、同じような意味合いの言葉は豊富にあるため、ここでいくつか例を挙げていきます。

I’ll do my best

全力で頑張りますという強い意気込みになりますので、より一層の気持ちを強調したいときには最適な言葉と言えます。

I wan’t let you down

あなたの期待に添えるように行動するという文章になり、丁寧な表現ができます。そのためビジネスや祭典など正式な場では適切とされ、メールなどの文章にも使うことが可能です。

I’ll work even harder

ますます頑張りますとなり、少し丁寧により一層という言葉を伝えるニュアンスが出ます。

 まとめ

いかがでしたか?「身が引き締まる」とは、類義語も多く使い分けはなかなか難しいかもしれません。基本的にはどちらを使っても不適切ではなく、気持ちが伝わらないことはないでしょう。

しかし、ときには文章の構成として正しくないときがありますので、しっかり意味が通るように意識することが大切です。社外では丁寧な表現、社内では頑張る気持ちを強調するなど、場合によってしっかり使い分けることができれば、より一層相手に頑張りたい気持ちが伝わりやすくなるはずです。

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