挫折しない!プログラミング初心者が独学で勉強する方法

一昔前までは、独学でプログラミングを勉強するためには、その言語の解説本を購入するしか方法がありませんでした。その解説本は概して高価で、専門色が強く、内容も初心者向けでないものが大半です。

しかし最近ではインターネットで検索をかけると、プログラミングに関する記事がたくさんヒットするようになりました。記事も玄人向けの高度なものから、初心者向けの入門記事まで豊富にあります。昔に比べると、独学でプログラミングを学ぶための情報が入手しやすくなり、敷居もかなり低くなったと思います。しかし、実際にプログラミングの勉強を始めてみると、意外と挫折しやすいのも事実です。 挫折する理由としては、

  • コンパイルエラーになるが、その意味が理解できない
  • コンパイラ等の開発環境を構築する段階で行き詰まってしまった
  • コードは間違っていないと思うが、思ったように動作しない

などです。 職業プログラマなら、現場で先輩に指導してもらうことで、上記のような問題は解決できるのですが、独学となると、なかなかそうもいきません。 そこで今回は、プログラミングを独学で学ぶ際に、知っておきたいことについてご紹介いたします。

プログラミングは独学で学べる


プログラミングを学ぶとは、大きく2つに分けることができます。

プログラミング言語そのものを学ぶ

言語の文法であったり仕様であったり、これらは言語ごとにことなりますので、新しい言語を習得したい場合は、その都度、学ぶ必要があります。

プログラミングをする思考を学ぶ

どのように動作させたいかという内容(要求事項と言います)を、具体的なロジックに置き換えて実装プランを練り、プログラム全体を構築していく作業です。

プログラミング言語だけを学んでも、このプログラミングをする思考を学ばなければ、プログラミングを行なうことはできません。言語を学びながら、要求事項をいかに具体的なロジックやプログラムに落とし込んでいくかを考える力を身につける必要があります。

こうしたプログラミングの学習は、以前と比べると格段に独学がしやすくなりました。インターネットのおかげで、初心者用の解説サイトから掲示板での質問サイトまで、情報を非常に入手しやすくなっています。

また書籍についても専門書ばかりでなく、メジャーな言語については、入門書が選ぶのが大変なくらいたくさん出版されています。こうしたソースを活用すれば、まったくの素人でも独学でプログラミングを学習することは十分できます。

実際、プログラミングとは無縁の職場で働きながら、独学でプログラミング言語を習得して、情報処理関連の企業に転職する人や、場合によっては独立してプログラム開発を請け負う人もいるくらいです。また、例えば総務系の職場など、一見プログラミングと関係なさそうな現場でも、日常業務の効率化を図るために、スクリプト系のプログラミング言語を独学で習得し、業務の効率化を図っているという人も増えています。

このように、プログラミング言語を学ぶことは以前のような専門性が極めて高いものから、より門戸の広い、誰でもできるものに変わってきています。

サイトやアプリ、ゲームを活用しよう


プログラミングを学ぶのは、大きく以下のステップに分けられます。

  1. 初心者用の入門サイトを活用し、プログラミングの初歩を学ぶ
  2. 自分のパソコンにプログラミングの環境を作成する
  3. 入門サイトを参考に、簡単なプログラムを書いてみる
  4. 書いたプログラムを実行させて、結果が思った通りになるか確認する

慣れてくれば、いろいろなサイトを参考に、プログラムを書いて実行させ、結果を確認することで、どんどん新しい知識を学ぶことができます。それでは、途中で行き詰まってしまった場合はどうすればよいでしょうか?

最近ではYahoo!知恵袋など、質問サイトにプログラミング専用のコーナーがあるケースが多く、こうした質問サイトを活用するのが、もっとも確実です。こうした質問コーナーでは、プログラミングに詳しい人が回答してくれることが多く、自己解決できない場合は非常に有効的な手段です。

なお、質問を書き込む場合は、以下の点に注意しましょう。

  • わからないこと、困っていることを他人にわかりやすい文章で書く
  • プログラミング環境(OSのバージョンなど)を書く
  • 具体的なソースを書く

こうしたプログラミング系のサイトの他、プログラミングの勉強に役立つアプリもあります。例えばPocket Programmingというアプリは、スマホでプログラミング言語やフレームワークについて学ぶことができます。現在はRuby/Rails、Android/Java、Swift/Xcodeの3種類があります。この他にも多くのプログラミング学習アプリがありますので、活用を検討してみてください。

また、もっと敷居が低い方法として、ゲームでプログラミングを学べる者も存在します。例えばCode Studioなどが有名で、こちらは子どもにプログラミングへの関心を高めることを主目的としたものです。プログラミングの基礎を学ぶには、抵抗感がなくてお勧めです。

IT関連の勉強会で情報を収集しよう


IT関連の勉強会は、各地で活発に開かれています。こうした勉強会を活用するのも、プログラミングを独学する上では非常に有効な手段です。「IT勉強会カレンダー」というサイトでは、全国各地のIT勉強会の日程を掲載してくれていて、とても便利です。

IT関連の勉強会は、その道のプロが、要点を押さえて教えてくれるため、非常に効率的に勉強することができます。また、わからないことはその場で質問できるのも独学する上では非常に有利な点です。さらに、勉強会には同様の事情を持つ、プログラミング初心者が集まっています。こうした他のプログラミング学習者とのつながりが期待できるのも大きなアドバンテージでしょう。

独学での学習で挫折してしまう原因

独学のモチベーションが維持できない

挫折してしまう原因はいくつか考えられますが、一番大きな原因は、独学のモチベーションが維持できないことでしょう。なぜプログラミングを学ぶのか、プログラミングを学んで何をしたいのか、具体的なビジョンが無いと、独学に行き詰まったときに、それを突破する気力が湧きません。

ですので、まずは、自分がなぜプログラミングを学ぼうとしているのか、学んで何をしようとしているのかを、しっかり考えてください。これが無いと、長丁場になる独学を乗り切るのは難しいです。

周囲に質問できる人がいない

次に挫折の原因となるのが、周囲に質問できる人がいない、ということです。これは独学である以上、仕方がないことではありますが、自分の手に負えない問題を抱えたときに、助けてくれる人がまったくいないというのは辛いものです。こうした時には、先ほどご紹介した質問サイトに質問を投げてみましょう。それでも駄目なら、IT関連の勉強会に参加して、そこで質問してみましょう。独学でも問題解決ができるようになれば、大きな自信につながりますので、がんばりどころです。

ひとりでの学習継続が苦手

最後に、ひとりでの学習継続が苦手、ということが原因で挫折するケースもあります。この場合は、仲間を作るのが大切です。プログラミング言語によっては、インターネット上で情報交換のコミュニティがあるものもたくさんありますので、こうしたコミュニティをうまく活用して、同士を作りましょう。また、IT関連の勉強会に積極的に参加して、同様の境遇の人とのつながりを作るのも有効です。

 まとめ

今回は、プログラミングを独学で学ぶために、初心者の方に知っておいて頂きたいことをご紹介しました。昔に比べると、独学でプログラミングを学ぶことは決して難しいものではありません。インターネット上の情報を上手く活用し、また、自分にあった書籍を探して手に入れることで、学ぶための敷居はぐっと下がるでしょう。これからプログラミングをはじめてみようという方は、ぜひ最後までやり遂げられるよう、モチベーションを持ち続けてがんばってください。

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