ITILファンデーション資格とは?合格するには?体系・難易度・勉強方法

  • 2017-9-18

公的資格の1つである「ITILファンデーション」についてとりあげます。「ITIL(Information Technology Infrastructure Library)」自体の説明から「ITILファンデーション」の出題範囲、難易度、勉強方法なども解説します。また、Linuxに関する資格であるLPICについても最後に取り上げます。どのような資格なのでしょうか。

ITILの資格体系とは

ITIL,kuguru,クグル,くぐる

ITILとは何か

IT提供者に要求すべきサービス機能を整理しまとめたフレームワークのことです。作成はイギリス政府が行いました。ITILの資格とは「ITILに関する知識の証明」となるものです。ITILの資格もイギリス政府が認めている「公的資格」です。

資格には基本レベルから順に入門者向けのファンデーションから、中級者向けのインターメディエイト、上級者向けのエキスパート、最上位資格のマスターの4種類があります。今回はITILに関する基礎知識を保有していることを認定する資格である「ITILファンデーション」について解説していきます。

ITILファンデーション資格の難易度

ITIL,kuguru,クグル,くぐる

ITILファンデーションはITIL資格4段階の中で一番下です。資格取得難易度も比較的簡単な部類です。ITILファンデーションを取得していると、ITを運用する知識やノウハウがあることを証明できます。海外の資格ですので日本国内だけでなく世界に向けて証明ができる資格です。

ITILファンデーション資格の勉強方法

勉強方法,kuguru,クグル,くぐる

ITILファンデーション研修を受ける

お金と時間がある場合、研修を受けることをおすすめします。ITILの基礎から体系的に学習できる上、試験対策も行ってもらえます。研修は資格学校ややIT企業の教育プログラムなどがあります。研修時間や料金は研修開催団体によって異なりますので、ご自身の希望に合った研修を選びましょう。

参考書や問題集などを使った独学での勉強方法

研修を受けるためのまとまった時間が確保できない、研修を受ける費用の捻出が厳しいなど、研修を受けるのが難しい場合でも、独学で勉強して合格することも不可能ではありません。

ITILのシラバスを入手し、まずは体系的にITILを理解する事と使われている用語を正確に理解します。その後、市販の問題集を解くことで最短で一週間程度の勉強で合格も可能なようです。もちろん、個々人の学習理解度や確保できる時間に差がありますので、なるべく余裕を持って勉強した方が良いでしょう。

ITILファンデーション試験の合格基準、受験料

ITILファンデーション試験は4択を40問行います。制限時間は60分で65%以上正解で合格です。受験料は26,000円(税別)です。

Linux導入企業のエンジニアは「LPIC」の取得も視野に

資格,kuguru,クグル,くぐる

LPICはLinux技術者認定資格

LPIC(Linux Professional Institute Certificationの略)はLPIが行っているLinuxの技術者認定制度です。LEVEL1~3の3段階に分かれており、LEVEL3は3つの専門資格が存在し、合計で5つの資格があります。

LPICの試験概要

LPIC-1

2つの試験に合格すると取得できます。Linuxシステム構築・運用に関する知識が必要となります。3ヶ月程度の学習期間が目安となるようです。受験料は15,000円(税別)です。

LPIC-2

LPIC-1を取得した上で、2つの試験に合格すると取得できます。Linuxの応用システム構築に関する知識が必要となります。半年程度の学習期間が目安となるようです。受験料は15,000円(税別)です。

LPIC-3

LPIC-2を取得した上で試験に合格すると取得できます。OS混在環境システム構築、セキュアなシステム設計、仮想化・高可用化と3つのジャンルに分かれており、それぞれ別の資格となります。1年程度の学習期間が目安となり、受験料は30,000円(税別)です。

まとめ

今回はITILとLPICについてご紹介しました。どちらも日本国内だけでなく世界的にも通用する資格です。ワールドワイドに活躍する意思がある方、海外のお客様と仕事をする方、広い視野で物事を考えたい方などに特にオススメの資格といえます。

この2つの資格は特定の製品の知識というよりかは、汎用性の高い基本的な知識といえそうです。Linuxは固有の製品ですが、例えばLPIC-3は「OS混在環境でのシステム構築」と実践的かつ汎用性がある内容です。ITエンジニアでしたら持っていて損は無い(勉強して損は無い)資格ではないでしょうか。是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ページ上部へ戻る