ビジネスメールでの相談の文例|敬語「ご相談」の正しい使い方

  • 2017-9-15

みなさんは日々のビジネスメールの中で、「ご相談」というフレーズを使う機会はありますか?「ご相談」の正しい使い方には、尊敬語と謙譲語を正しく使いわける必要があります。

ただし、尊敬語と謙譲語は区別を付けるのが難しく、しらないうちに誤った使い方をしているケースを見かけます。上司や取引先などに誤った敬語を送っては失礼にあたりますので気をつけたいですよね。今回はビジネスメールでも特に誤って使用されることが多い「ご相談」の使い方について紹介していきたいと思います。

誤用が多い「ご相談」の表現

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ビジネスシーンでは「ご相談」という言葉を耳にしますが、この「ご相談」というのは間違った敬語なのでしょうか。
実は「ご相談」は正しい敬語です。しかし、「ご相談」のあとに続く言葉によって敬語の種類が変化するので、注意が必要となります。

謙譲語と尊敬語の違いは?

敬語で間違えやすいのが、一人で状態をつくる「なる」と、相手の動作を表す「する」です。例を挙げると、「なる」は「元気になる」「成長して大きくなる」などひとりの動作によってできた状態を表します。

「する」は「相談する」「連絡する」というように相手にも影響を与える動作を表します。「ご相談」という言葉はへりくだって表現している謙譲語にあたります。他にも似たような言葉に「ご説明」「ご返信」「ご報告」「ご足労」「ご利用」などがあります。

「ご相談」を使った表現と例文

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へりくだった表現の謙譲語には「させていただきます」「ございます」「申し上げます」のような丁寧語を続けると良いでしょう。では「ご相談」のような謙譲語には、どのような丁寧語を付け加えるべきでしょうか。いくつか例文をご紹介します。

【例1】「ご相談させてください」

短くシンプルで使いやすいフレーズです。敬語としても問題ないので、まずはこの「ご相談させてください」というフレーズをおすすめします。こちらの表現を基本として、表現の幅を広げるために少しずつ他のフレーズを覚えていくとよいでしょう。

【例2】「ご相談申し上げます」

「ご相談」という謙譲語に「申し上げる」という謙譲語をあわせた表現となり、とても丁寧な言い回しとなります。主に目上の方などに使うフレーズです。一見、二重敬語のようにも感じてしまいますが、2つの単語が別の動作を表しているので、問題ありません。

【例3】「ご相談させていただきます」

言い方は使う上で注意が必要です。なぜかというと「すでに相談させていただく」ということに了承をもらっている状態でつかうフレーズだからです。事前に了承がないのに、いきなり「ご相談させていただきます」と伝えては、一方的にお願いする言い方になってしまいます。事前に了承がない場合は、こちらのフレーズを使うのは控えましょう。

件名と本文前半で使われる「ご相談」

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実はメールの件名や書き出しの部分で使う「ご相談」と、本文でお願いする「ご相談」では、言い方が変わるケースがあります。例えば書き出しに使う場合では、「相談」が「ある」という言い方に変化する場合があります。

【件名や書き出しの例】

件名:◯◯についてのご相談
本文:お疲れ様です。田中です。
本日は、◯◯の件について相談がございます。

【本文の例】

◯◯の提案について悩んでおります。
よろしければ山田様のご意見をお聞きしたく、ご相談させてください。

知っておきたい「ご相談」の言い換え

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「ご相談」のあとに続く丁寧語がとっさに思い出せない、自信がない場合には、同じ意味で別の表現も覚えておくと便利でしょう。
また、何度も「ご相談させてください」と繰り返すよりも表現の幅が広がります。いくつか例文をご紹介しますので、ぜひ覚えておきましょう。

【言い換え例】

「ご助言いただけないでしょうか」
「ご教示願えませんでしょうか」
「お教えいただけますでしょうか」
「ご意見をお聞かせいただければ幸いです」
「お知恵を拝借できれば幸甚です」

まとめ

いかがでしたか?よく使われる「ご相談」というフレーズも、使い方次第で便利にも失礼にもなります。正しい使い方を覚えておくと同時に、同じ意味の他の言い回しも覚えておくと、表現の幅も広がり便利でしょう。ぜひポイントをチェックして、日々の業務にも活用してくださいね。

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