アプリケーション開発がカギ!IT業界で仕事をするための基礎知識

  • 2017-9-20

一昔前はアプリケーション開発の敷居はとても高いものでしたが、今ではすべてが改善され、敷居はずいぶん低くなっています。個人でフリーウェアを作って公開している人もたくさんおり、この流れは今後もますます加速していくでしょう。 そうした状況を踏まえながら、仕事としてのアプリケーション開発についてご紹介します。

アプリケーションとは

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アプリケーションはオペレーティングシステム(OS)と対になる呼び名で、適用業務ソフトウェアと訳されます。OSといえばWindowsや、Macユーザの方はOS Xを連想するでしょう。こうしたコンピュータの基本的・共通的な動きを司るのがOSです。それに対してアプリケーションは、コンピュータで解決したい課題を処理するソフトウェアのことを指し、個別ソフトウェアという言い方もします。
古くは汎用機上で動かす高価な代物でしたが、今ではスマホ上でも無料で使えるものが多く登場するほど身近なものとなりました。スマホ世代の方には、スマホアプリというとピンと来るかもしれません。

アプリケーションの種類

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アプリケーションの種類は、まず動作環境で分類すると、Webアプリケーションとネイティブアプリケーションに分類できます。Webアプリケーションとは、ブラウザ上で動くアプリケーションのことです。GmailやYahoo!MailのようなWebメール、Google docsなどを例として挙げられるでしょう。それに対してネイティブアプリケーションとは、各OS上で動くアプリケーションのことです。一般的にアプリと言えば、ネイティブアプリケーションのことを指します。
次に用途で分類すると、私用アプリケーションと業務用アプリケーションとに分類されます。私用アプリケーションは、個人で楽しむアプリケーションのことを指し、ゲームアプリなどが含まれます。それに対して業務用アプリケーションは、仕事で使うアプリケーションのことです。会社で使われている会計アプリや、その会社に特化して開発されたアプリケーションなどが該当します。

アプリケーションを開発する企業は千差万別

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アプリケーションを開発する会社は、総称してSIerと呼ばれています。ユーザ企業などから、アプリケーションの開発を請け負っている会社を指し、アプリケーション開発にとどまらず、ネットワーク構築やセキュリティ設定、データ入力の請負など、ITに関することの多くを担っています。

他にも、複数の利用者が共通的に利用できるアプリケーションを作成して販売することを主とする会社があり、パッケージベンダと呼ばれています。日本で有名なところでは、ワープロソフト「一太郎」をパッケージ販売している「ジャストシステム」などです。
ゲーム会社も、アプリケーション開発会社と呼べるでしょう。これは、ゲーム開発を専門に行なっている会社です。
IT業界全体で見ると規模の大小はありますが、そのほとんどがSIerにあたり、SIerの中には独自で業務パッケージを開発して販売・カスタマイズしているところもあります。

アプリケーションを開発する仕事の内容

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アプリケーション開発の仕事は、実にいろいろなことをやります。
ます、顧客からシステムに必要な機能や条件を聞き出して整理する作業があります。これを「要件定義」と呼びます。要件定義はアプリケーション開発の中でも非常に重要な作業で、ここが間違っていると、後の作業が大きくやり直しになり、大変なことになります。
次にやるのが、画面や帳票、データの持ち方を決める作業です。「基本設計」と言います。要件定義には経験と熟練の技が必要なので、この基本設計から参加する人が多いです。
そして、基本設計を元に、プログラムの仕様を決めていきます。これを「詳細設計」と呼びます。適切でない設計を行うと、後でテストする時に失敗してしまうため、ロジカルな思考が求められます。
続いてようやく、プログラムを開発します。プログラム開発までには様々な段階があります。アプリケーション開発では、プログラム開発は、その一部に過ぎません。
そして、作成したアプリケーションをテストします。テストにも色々な種類がありますが、最終的には要件定義の内容をクリアしているかどうかが合格のポイントになります。

もっていると役に立つ資格

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アプリケーション開発には、それを行なうために必須の資格はありません。そのため、どんな人でも挑戦することができます。しかし、設計をするにも、開発をするにも、ITに関する知識が必要となり、それらを学ぶために資格を取得することが推奨されています。
資格は大きく分けて2種類あり、国家資格である情報処理技術者試験と、ベンダー資格です。

情報処理技術者試験の中でも、ITストラジスト試験やシステムアーキテクト試験などの何種類かの試験があります。まずは基本情報技術者から取得し、その次に応用情報技術者、そして各スペシャリストやマネージャ試験、とステップアップしていくのが王道です。また、初心者向けに、すべての社会人を対象としたITパスポート試験というものもあります。
ベンダー試験で有名なものは、Oracleマスター(Oracleデータベース関連)、MCP(Microsoft系)あたりが有名です。ベンダー試験は適用範囲が、そのベンダー製品に限られますので、実際にアプリケーション開発を経験してから、自分にあった試験を探すのが良いでしょう。

まとめ

本稿では、アプリケーション開発の概要をご紹介しました。これからIT業界を目指そうとしている方には、知っておいていただきたい基本的な内容をまとめています。アプリケーション開発ができるようになると、仕事の幅も広がるでしょう。まずは、ITパスポート資格を取得してみるのもいいかもしれません。

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