CADのお仕事ってなに?いまどきのCAD事情

  • 2017-9-19

一昔前は、CADはコンピュータ処理の最先端でした。CADオペレータも花形の仕事で、非常に人気が高かったものです。あまりCADという言葉を聞かなくなった近年ですが、ニーズは高いままです。本稿では、CADのお仕事について解説いたします。

CADとは

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CADはComputer Aided Designの略で、コンピュータによる設計支援のことです。平たく言うと、建築や自動車の図面を手書きでなく、コンピュータを使って描くことです。
昔はコンピュータの性能が低く、CADはUnixで動かすものでした。Unixは、ワークステーションと呼ばれるコンピュータ用のオペレーティングシステムで、パソコンよりずっと高性能で高額なハードです。また、CADのソフトも非常に高額で、小さな企業ではハードもソフトも、とても揃えられるものではありませんでした。当時のコンピュータ技術の最先端がCADだったわけです。そして、それを扱うCADオペレータも特殊技能でした。
今ではパソコンが高性能化&低価格化して、CADソフトも15万円くらいの低価格で購入できるようになりました。CADソフトの中には無料のものもあるくらいです。このように、CADは今では手軽に利用できるようになっています。
このようにCADは、かつては高値の花だったものでしたが、今ではどの企業でも活用できる状況になっています。

CADオペレータの仕事内容

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CADオペレータは、指示された内容に従ってCADを使って図面を作成する仕事です。設計士が考えた手書きの設計図をパソコン上で起こしたり、設計図に変更があった場合などに、CADソフトを利用して修正をしたりしていきます。
CADソフトが操作できるだけでなく、その業界の専門用語や専門知識も必要なため、勉強が必要です。CADは建築業界や自動車業界において、今でも重要な位置を占めていて、CADオペレータの需要も非常に高い状況となっています。納期が厳守のため、納期に追われることも多い職種です。

CADオペレータという仕事の魅力

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CADオペレータはものづくりに関わる仕事です。自分の仕事が形になる喜びがあります。特に建築の場合は、自分が作成した図面で建物が作られるわけですから、その建物ができあがったら感慨もひとしおでしょう。
また、建設業界や自動車業界など多方面からの求人も多く、CADの経験があれば仕事が選べる状況です。携わった業界での専門知識を身につけていくことで、自分のスキルアップをはかることができるのも魅力のひとつでしょう。こうして身につけた専門知識は、ユニークスキルとして非常に価値があるものです。

CADオペレータの収入

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平均年収は300万~400万円くらいですが、年齢や経験、スキルによって差が生じてきます。また、CADオペレータに携わる人の年齢も高年齢化しており、平均年齢は40歳近い状況です。今後はCADオペレータ不足が深刻になる可能性があり、収入が高くなっていくと思われます。また、「CAD利用技術者」や「建築CAD検定」などの資格を取得していると、資格手当の対象になる場合もあります。
こうした状況はCADオペレータに限らず、IT産業の随所で進んでいると言えるでしょう。一定のニーズが有りながら不足しがちなIT技術者としては、CADオペレータの他に、汎用機のメンテナンスができる技術者やCOBOLのプログラマなどが挙げられます。

これからCADオペレータを目指す人へ

CADについては様々な資格があります。
代表的なところで、「CADトレース技能審査」、「2次元CAD利用技術者試験」、「建築CAD検定試験」、「3次元CADトレーサー認定試験」、「3次元CADアドミニストレーター認定試験」、「3次元CAD利用技術者試験」といったところです。これらの資格試験取得を目指して勉強すると、CADについての知識が身につくでしょう。
また、CADについて解説したサイトも数多くあり、こうしたサイトを閲覧するだけでも、CADオペレータの仕事について知ることができます。また、RootPro CADなどフリーのCADソフトもあるので、それを使ってCADオペレータの仕事のシミュレーションをすることもできます。
CADオペレータは、今でも建築業界、自動車業界でニーズが高い職種です。専門性の高さから、今後CADオペレータ不足が深刻化する恐れもあります。CADオペレータは手に職を持てる職業であるため、仕事探しに有利だと言えます。

まとめ

本稿では、CADのお仕事についてCADオペレータを中心にご紹介しました。CADはコンピュータで図面を作成するという意味で、建築業界や自動車業界を中心に、今でもニーズがあります。CADの技能を身につければ、手に職を持つ形となり、仕事探しに有利になるでしょう。これからCADに携わる方は、こうした状況を踏まえつつ、資格試験に積極的に取り組みながらスキルアップをはかりましょう。

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