就職に必要?CAD資格の種類や取得方法とは

Computer Aided Design& Draftの略称であるCAD資格は、コンピューターの技術に特化した技術の証明ともなります。 設計作業や製図など、素人の方では困難な作業を自在に操り、企業に大きく貢献することが可能です。 一見難しい技術と知識が必要に感じますが、しっかり学んでいけば初心者の方でも合格可能とされています。 今回は、CAD資格について詳しく説明していきますので、是非資格取得の際にお役立てください。

CAD資格の種類や特徴


はじめに、CADにはどのような種類の資格が存在するのかを見ていきましょう。豊富な種類があるので、どの資格がどの技術に対応しているのかを明確にしていきます。

CAD資格は種類が多い

豊富な種類が存在するため、ここでは代表的とも言える資格に焦点を当てていくつかご紹介していきます。

1.CADトレース技能審査

厚生労働省実施の公的な資格です。製図や設計の知識と技術を持っているかどうかを見極めるのが主な内容となっています。難易度も段階的に分かれていて、初心者の方であれば初級から挑戦するのがいいでしょう。その後ステップアップすることも可能であり、最上級の難易度に合格すれば、デザイン会社でもトップクラスの技術を持つ人材として重宝されるはずです。
ただし、初級に合格した後、実務経験が3ヶ月以上、初級資格を持っていない方は6ヶ月以上なければ受験資格に満たないため注意が必要です。

2. autodeskマスター試験

世界共通の認定資格となっており、デザインの課題などの基礎的な内容を求められる資格です。こちも初心者向けの初級コースが用意されているので、初めて挑戦する方にはおすすめの資格と言えます。

※各試験はAutoCADやInventorなど、実際にソフトウェアを操作して解答する実技形式があるため、各オートデスク製品の操作も重要です。
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3.建築CAD検定試験

一般社団法人全国建築CAD連盟が認定している資格になります。知識だけではなく実技も求められ、より実践的な技術の習得が可能となっています。製図だけではなく建築の知識も必要なため、幅広く知識を身に着けたいとお考えの方にはとくにおすすめの資格となっています。

4. CAD利用技術者試験

社団法人コンピューターソフトウェア協会が実施している試験で、一定水準を図る目的の資格です。CAD資格のなかでも認知度が高く、データが集めやすい資格と言えます。試験内容は、実技を含むものから筆記のみのものまで幅広くあり、目的別に取り組みやすくなっています。
また、技術者としてのスキルも身につくため、建築関係以外にも機械部品に関わる企業や、自動車などより専門的に活動することも可能です。

知名度が高い「CAD利用技術者試験」「CADトレース技能審査」「建築CAD検定試験」の概要

上記で紹介した資格は、CAD資格として広く認知されています。そのため取得をお考えの方にはとくにおすすめできる資格です。次は、各資格の概要について説明していきます。

1.CAD利用技術者試験

2次元CAD利用技術者基礎試験が一番低い階級であり、必要最低限の知識を問われる初心者向けの内容となっています。2級、1級とランクアップし、さらには3次元CAD利用技術者に展開することも可能です。
3次元では3DのCAD知識が必要となるため、新たな知識を取り入れなければなりません。こちらも2級~1級まで受験可能で、最終的には実技試験の実施が行われます。

2.CADトレース技能審査

CAD関連の資格では唯一公的な資格となっています。受験資格は基本的に実務経験か、従事する見込みのある方のみに与えられ、専門家のための資格と言えるでしょう。初級は従事する見込みだけで受験可能ですが、中級からは実務経験が必要となります。上級コースでは一年以上の実務経験が必要となるため、明確に関連業界に就職することを希望されている方向けの資格となります。

3.建築CAD検定試験

4級~准1級まで用意されており、急が上がるにつれて受験料が高くなる傾向があります。4級では高校生の団体受験にのみ対応しており、社会人の方は3級からの受験となるのが一般的です。3級からは適切なトレース技術が要求され、准1級では製図の知識も必要になります。

CAD資格は就職に必要?


専門的な技術を習得できるCAD資格ですが、就職の際に有利に働くのか気になる方も多いと思います。就職活動の際にアピールポイントとなるのかどうかについても、解説していきますので、参考にしてみてください。

資格は必須ではない

資格の取得は、必ず必要なものではありません。むしろ資格だけで言うのなら、他のパソコン資格の方が有利な場合もあります。なんとなくCAD資格を取得しておいても、企業によってはあまり意味がないこともあります。
CADは専門的な知識であるため、関連している企業に対してアピールするのが有効です。企業ごとにどのような技術が必要であるのかを調べ、それに対応したCAD資格を取得しなければなりません。資格には豊富な種類が存在しているので、やみくもに受験するのではなく、本当に必要な技術と知識が学べる内容を選ぶことが大切です。

実力をアピールする材料にはなる

CAD法人監修の資格が多いため、信憑性の高い資格と言えます。そのため就職活動でも大きなアピールポイントとなり、客観的な技術の証明となります。しかし、企業によっては必須資格となっている傾向もあります。そのため初級資格のみではあまり効果がなく、上級の資格を持っていなければならない場合もあるので注意が必要です。
アピールをする際は、CADを学んだ目的を明確にし、どんな将来を見つめているのかをうまく説明できるように情報を整理しておくのがいいでしょう。

CAD資格の取得方法


CAD資格の取得をお考えの方は、いったいどのようにして取得したらいいかわからない方もいるでしょう。ここでは、CADの取得方法を説明します。方法は決してひとつではないため、自分に一番合っていると思った方法を選択しましょう。

学校へ通う、通信講座の利用、独学、それぞれのメリットやデメリット

1.スクール

近年では実務で活用できる技術の習得を支援するスクールが豊富に存在します。人に技術を教えてもらうことで習得スピードも上がり、疑問点なども質問できるため適切な知識が身につくはずです。コースによって学べる内容は変化するため、事前に資料を取り寄せてなにを学ぶことができるのかをしっかり把握してから選択しましょう。

2.通信講座

スクールが実施していることもあり、用意されたカリキュラムに沿って学んでいきます。スクール選びと同様間違ったコースを選択しないように注意が必要です。また、できるだけ就職支援サービスが充実しているものを選び、習得した先の道も開けるようなものを選択することが大切です。

3.独学

基本的にスクールに通うことが絶対条件ではないため、独学でCADを学ぶことも可能です。知識を身につけるという点では、豊富な参考書が揃っているため難しくはありません。しかし、実技試験に対応するためには、しっかり技術を身に着けなければ合格するのは難しいでしょう。実技を学ぶだけでもスクールに通うなど、別の方法と併用することが必要です。

まとめ

いかがでしたか?今回は設計や製図に関する技術であるCAD資格について学んでいきました。種類が様々で、なかには実務経験を必要とするものも存在します。やみくもに受験すればいいわけでもなくしっかりとどのようなものが学びたいのかを明確にしてから挑みましょう。企業によっても必要とする技術に違いがあるため、自分がどのような業種で貢献したいのかもまとめることが大切です。

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