【Ruby】おすすめの開発環境は?OS別の環境構築方法

Rubyは、非常に高性能なスクリプト言語です。実行環境は無料でダウンロードができ、だれでも手軽に試すことができます。Rubyでのプログラミングは、簡単なものならテキストエディタがあればできます。例えば、 puts “”Hello ruby!”” この一行でもRubyプログラムです。これをhello.rbという名前で保存し、コマンドラインから @ ruby hello.rb と打てば実行できます。 しかし、より複雑なプログラムを作ろうと思うと、テキストエディタだけでは苦労します。そこで頼りになるのが開発環境です。 本稿では、Rubyの開発環境の構築方法について解説していきます。

開発環境とは?

開発環境とは、一般的にはプログラムを作成するための総合的なツール群の総称です。プログラムを快適に作るためには、以下のツールが必要です。

テキストエディタ

プログラムコードを書くためのツール。

デバッガ

プログラムを実行して、不具合が無いかどうかを確かめるためのツール。

Javaのようにコンパイルが必要な言語の場合は、さらにコンパイラが必要ですが、Rubyはスクリプト言語なので不要です。

テキストエディタは一般的な普通のエディタで、デバッガはRubyを実行したときのメッセージで代用はできるのですが、これでプログラムを作成するのは大変です。そこで登場するのが、IDE(Integrated Development Environment)です。

IDEは統合開発環境、という意味で、先ほどのツール群をすべて内包して使いやすくしたツールのことです。初心者でもIDEを使ったほうが、テキストエディタでプログラミングするよりも遥かに楽ができます。まずはRubyを触ってみたい、という段階はテキストエディタを使い、もっとRubyを使いこなしたい、という段階になればIDEの導入を検討するのがよいでしょう。企業のプロジェクトなど大規模な開発では、IDEは必須となっています。

Rubyの開発環境構築の準備

開発環境を構築するには、事前に準備が必要です。

まずは、インターネットに接続できるパソコンを用意しましょう。スマホやタブレットでは、さすがにプログラムを作るのは無理があります。また、Ruby本体や開発環境はすべてインターネットからダウンロードして入手しますので、インターネットに接続できることも必須です。パソコンのOSの種類は問いません。Windowsはもちろん、macOSでも、Linuxでも大丈夫です。

続いて、Ruby本体のインストールを行います。インストール手順はOSごとに異なりますが、基本的にはRubyのサイトからダウンロードしてきてインストーラを起動する手順となります。Ruby本体は、RubyコミュニティのURLからダウンロードしてください。

Rubyの開発環境構築方法

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Windows

基本的にはどのIDEも、gem(Rubyの拡張ライブラリ)として登録されていますので、まずはgemをインストールします。gemは、Development Kitをインストールすることで導入できます。Development Kitは、下記のURLからダウンロードしてください。

http://rubyinstaller.org/downloads/

ダウンロードし保存されたファイルをダブルクリックして解凍します。その後、コマンドプロンプト(管理者モード)で以下のコマンドを入力します。

>cd c:\RubyXX\devkit
>ruby dk.rb init
※*RubyXXのXXはダウンロードしたバージョン

Mac

IDEのひとつであるRubyMineを例に解説します。まずはRubyMineを下記URLからダウンロードします。

https://www.jetbrains.com/ruby/download/

ダウンロードが終わったら、ドラッグしてインストールします。後は質問ダイアログに答えていけば、IDEが起動します。なお、RubyMineのMac版は有償ですので、まずは30日間無償のお試し版を使ってみましょう。

Linux

IDEのひとつであるRubyMineを例に解説します。下記のURLから圧縮ファイルをダウンロードします。

http://www.jetbrains.com/ruby/

これを、好きなところに解凍します。

$ tar xvzf RubyMine-X.X.X.tar.gz -c ~/

解凍してできたフォルダを、binの下に移動させて、以下のコマンドを実行します。

cd ~/RubyMine-X.X.X/bin
/bin/sh rubymine.sh

おすすめのIDE環境

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Rubyの代表的なIDEには、Cloud9、RubyMine、Ecripseの3つがあります。それぞれ特徴があるのですが、一番お手軽なのはCloud9です。というのも、Cloud9はその名の通り、クラウド環境のIDEで、パソコンにインストールする必要が無いからです。下記のURLで新規ユーザ登録をすれば、すぐに使えるようになります。こうしたことから、初心者でIDEをすぐに使ってみたいという方は、まずはCloud9を試してみましょう。個人でプログラムを組む分には十分な機能があると思います。

一方、企業のプロジェクトでRuby開発を行う場合は、導入する本番環境と同一の環境で開発を行うほうが、導入トラブルを防ぐことができるため、より複雑な開発環境になります。なお、Cloud9で飽き足らなくなってきた場合は、他のIDEをインストールしてみましょう。使いやすさや柔軟性を求めるなら、Ecripseがおすすめです。

Ruby開発環境比較

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Cloud9

他の言語のIDEでもあまり例を見ない、クラウド上のIDEです。Cloud9はパソコンにインストールするのではなく、ブラウザでCloud9のサイトにアクセスし使います。先ほどまでにご紹介した、Ruby本体のインストールを含め、いっさい不要なので、非常に手軽にスタートすることができます。

また、このサービスは無料なのも魅力です。先々、ソースをバージョン管理したくなれば、GithubやBitBucketといったバージョン管理サイトと連携することもできます。初心者でとりあえずすぐにRubyに触ってみたい方にはおすすめです。

Ruby Mine

本格的なIDEです。愛用者も多く、Rubyの有名なフレームワーク「Ruby on rails」との相性もよいのが特徴です。インストールには一手間かかるので、ある程度Rubyに慣れてからインストールを検討するのがよいでしょう。

Ecripse

Javaをはじめ、他の多くのプログラミング言語に対応した、メジャーなIDEです。拡張性に優れ、いろんな機能を後から追加できる柔軟性がある一方、ある程度高性能なパソコンでないと、動作が重いためストレスを感じるかもしれません。また、操作も比較的複雑ですので、ざっくり言うとプロ仕様のIDEです。

まとめ

本稿では、Rubyの開発環境について、構築手順やおすすめのIDEについて解説しました。Rubyを手軽に触ってみるには、Ruby本体をインストールしてテキストエディタでプログラミングするのが一番です。先ほどご紹介したCloud9を利用するのもよいでしょう。Rubyを本格的に触り始めたら、他のIDEもお試しください。テキストエディタだけでの開発より、ずっと効率が良くなるでしょう。

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