転職面接の定番!答えにくい退職理由を上手に伝えるポイント

なぜ転職の面接で退職の理由を聞かれるのか、考えたことはあるでしょうか? 面接官も面接が仕事なので、貴方に嫌がらせや何か問い詰めようとして退職理由を聞こうとしているわけではないのです。

では、なぜ転職の面接で退職の理由を聞かれるのか。それは、次に転職する先の会社で同じような理由になってすぐに辞めないかどうか?そこを見ていると言えます。 具体的には、例えば「労働時間が長くて辞めたい」と考えている人がいるとします。

その人が実際にどのくらい労働時間が長くて辞めたいと感じているのかは人によってまちまちです。 例えば、残業時間が月40時間でも多いという人もいれば、残業時間が60時間程度であれば問題ない。と考える人もいるのです。 ということで、面接の中でその辺りのことを聞いておけば、入社後のミスマッチも少ないだろう。ということで面接官は退職の理由を聞くのです。

ネガティブな話題はポジティブに変換


「入社後のミスマッチをなくすため」とは言っても、あまりにもネガティブな退職理由だと、相手の心象も悪くなってしまいます。また、特に退職理由はネガティブな話題になりがちです。

では、どうすればいいのかというと、ネガティブな話題をポジティブな表現に変換することが大切です。例えば、レベルの低い仕事内容に不満がある場合、「仕事内容に不満がある」とそのまま言ってしまうとネガティブな話題になってしまいます。

ですが、「もっと上流の仕事がしていきたい」というように表現を変えてみると、とてもポジティブで前向きな表現に変わります。このようにネガティブな理由であっても、表現の仕方を変えていくというのが大切と言えます。

志望動機と一貫性のある退職理由にする

そして、さらに大事なことは退職理由をポジティブな理由にするだけでなく、志望動機とも一貫していると、非常に相手に対して説得力を持たせることができるようになります。例えば、先ほどの例の「もっと上流の仕事がしていきたい」という退職理由の場合、応募先の企業が「上流の仕事」が豊富にあるような会社や職種だとします。

その応募企業への志望動機を「御社であればさらに上流の業務ができると考え、志望させていただきました」というような具合で志望動機を話せていけば、退職理由と志望動機とが一貫性のある内容となるためどちらも説得力が出てくると言えます。

ケース別に見る退職理由言い換え例


ではここで、具体的に色々なケース別にネガティブな退職理由をポジティブな表現に変更する例を見て見ましょう。

ケース1:すぐに退職してしまった場合

例えば、転職したばかりですぐに退職してしまった場合のケースを考えてみます。この場合は、どうしても相手への心象が悪くなってしまうのは避けられません。そこで、その「すぐに退職してしまった」ことに対しての反省をしっかりと述べた上で未来に向けた話をしてみると、ポジティブな表現に変換されます。

前職の◯◯を早期で退職してしまったことに対して、不甲斐ない気持ちでいっぱいでとても反省しています。私自身、とても悩んで前職を早期で退職を決意したのですが、前職の仕事内容的に私の経験が全く生かせないため、このままだと私の持っているノウハウや知識が劣化してしまうと考え、退職を決意いたしました。そして、今後は二度とこのようなことがないよう、しっかりと御社で勤め上げたいと思っております。

というように変換します。
ポイントはしっかりと反省の弁を伝えること。そしてその上でしっかりと勤め上げたいという気持ちを表明することで前向きでポジティブな表現になるように心がけます。変にポジティブな表現だけをするのではなく、反省すべきところはしっかりと反省する。その上でポジティブな表現にする点がポイントです。

ケース2:残業や休日出勤が非常に多いケース

この場合は残業や休日出勤がどのくらいなのかによって相手の心象が異なるので要注意です。例えば、月20時間程度の残業で「残業が多くて…」と言ってしまうと応募した企業が慢性的に「月20時間程度の残業」があった場合には、お見送りの理由となってしまいかねません。その点をしっかりと注意しながら、話をしていくとポジティブな表現になります。

前職では月間で◯◯時間の残業が慢性的にあったため、非常に悩みましたが退職を決意いたしました。
スポット的に忙しい月があるのは致し方ないと考えておりますが、前職では常時、◯◯時間の残業が続いており、このままの就業環境では、スキルアップのための学習の時間などを割くことが現実的に難しく、毎日の仕事で手一杯になってしまっておりました。
このままでは、自分自身のスキル・ノウハウが伸びていかないと考え、悩みましたが、退職いたしました。

というように変換しました。
この例でのポイントはズバリ、残業の時間を明確に伝えた点と残業が減って何をしたいのか、その前向きな点を伝えたことにあります。特に将来のことを話していくとポジティブな表現になりやすいので、できる限り将来のことを話していくとさらに良いです。

転職理由で気を付けたいポイントは?

転職理由を伝える時には、注意するべきことがあります。注意点をしっかりと頭に入れて、失敗のないようにしましょう。

福利厚生や給与に関する理由は話さない方がベター

働く上で、福利厚生や給与というのはとても大切なことです。単なるモチベーションアップのためだけでなく、あなたの生活を左右する重要な条件でしょう。しかし、「給与や福利厚生に不満があって転職」という転職理由は「お金や条件で左右される人」という印象を植え付けてしまうかもしれません。給与のために働いているのであったとしても、物事には建前が必要です。給与のような条件面が原因での転職なのであれば、建前の転職理由を用意する必要があります。

嘘を言わない

建前の転職理由を伝えるために、明らかな嘘を言うことも控えましょう。思っても無いことを転職理由として伝えることはできません。仮に「給与に不満があって転職」というそのまま伝えることが難しい転職理由だったとしても、よく考えてみればきっと他にも理由はあるはずです。

「給与も不満だったことからモチベーションが下がり、同じ仕事ばかりで自分の成長も見込めず、昇進などにも期待ができないという状況を変えたかった」という退職理由だったのであれば言い換えることができます。「仕事に慣れて、ステップアップしたかったが、会社の体制によってそれが叶わなかった、働く以上は常に上を目指していたかった」などと伝えれば好意的に受け取ってもらえるでしょう。

内容が漠然としている

転職理由に限ったことではありませんが、漠然とした内容では面接官にはあなたの想いが伝わりません。「スキルアップしたい」「自分の力を発揮したい」という気持ちを言葉にするだけでは足りないのです。「スキルアップしたいから~したい」「自分の力を発揮するために~する」など、話は常に具体的にすることを心がけましょう。

そのためには、事前に希望する企業のことをきちんと調べておくことが大切です。ホームページやパンフレットなどで、その企業に入社したら自分は何ができるのかということを具体的にイメージすれば、自然と伝わる話し方ができます。

言い訳がましくならないようにする

転職理由を伝える時に、言い訳がましくなるとあなたの人となりを見られてしまうことがあります。「私は○○したかったんですが、会社は許してくれず」「私は○○に力を尽くしたのですが、周りの人が手伝ってくれず」など、会社や人のせいにした転職理由はやめましょう。「人や会社のせいにする人」と想われてしまったら、その企業での採用は無いと思ってほぼ間違いありません。

特に最近はパワハラ問題などが世間で騒がれているので、企業側も「扱いにくそうな人」「人のせいにして問題を大きくしそうな人」は敬遠しています。実際に会社や、誰かのせいで転職をすることになっていたとしても、面接では「そこに付いていくことができなかった自分」を認めて、面接官と向き合わなければなりません。

まとめ

転職面接の定番!答えにくい退職理由を上手に伝えるポイントはいかがでしたでしょうか。面接の質問の中でも答えにくい退職理由をしっかりとポジティブに伝えていくことが面接を攻略する上でも大切なことだと言えます。また、志望動機と退職理由がしっかりと繋がって、一貫性のある退職理由にできると合格の可能性はさらに高まっていきます。他の応募者の人も退職理由は答えにくい人が多いので、逆にここで差をつけられるようにしっかりと準備をしましょう。

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