プロジェクトマネージャー(PM)の役割と試験内容、資質とは?

  • 2017-11-7

ここではプロジェクトマネージャーを目指す人向けに、プロジェクトマネージャーとはどんな仕事で、必要なスキルとは何か、どのような試験をし、プロジェクトマネージャーになるためのキャリアプランやキャリアアップについて説明していきます。

プロジェクトマネージャーの仕事概要と主な役割


みなさんはプロジェクトマネージャーをご存じですか?まずは、プロジェクトマネージャーの仕事について紹介します。

プロジェクトマネージャーとは

プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の責任者のことをいいます。主な役割は、プロジェクトを推進し、管理することはもちろん顧客からの要望をまとめ適切に配分することや、交渉などの対人関係を円滑に進めていくことです。

PMOとの違い

プロジェクトマネージャーと混同されやすいPMOですが、業務内容は大きく異なります。PMOとは、Project Management Officeの略称で主にプロジェクト全体を監視しながらサポートする役割をしています。それに対し、プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体のリーダー的役割をしています。

プロジェクトマネージャーに求められる能力とは?


ではなぜプロジェクトマネージャーが必要なのか。
大規模なプロジェクトになると、予算オーバーになったりスケジュールの遅れなどが発生したりしますが、プロジェクトマネージャーがいることにより品質の向上やスケジュールの短縮など利点があります。経験豊富な人が多いため、メンバーも安心します。そして今までの経験がプロジェクトマネージャーに必要な知識やスキルに直結します。

それではプロジェクトマネージャーに求められるスキルとはどのようなものなのかをみていきましょう。

プロジェクトマネージャーに必要なスキル

プロジェクトマネージャーには、顧客やプロジェクトメンバーからの要求に対する提案力やプロジェクトを進める上で、プロジェクトメンバーやプロジェクトの管理をする管理力など多様なスキルを求められます。その中でも特に重要視されるのが、プロジェクトを円滑に進めていくスキルです。

プロジェクトとは1から物を造り出すために実施される作業なので、プロジェクトの進行を阻害する要因をいかに解決していけるかが大切です。他にも物事を的確に伝えるためのコミュニケーション能力やシステムの構造を多角的な観点から把握し、システムのアーキテクチャが違う方向へいかないようにコントロールするアーキテクトスキル、プロジェクトで作成する文書の書くべき内容、形式などを把握し作成するドキュメント能力があります。

プロジェクトマネージャーのキャリアプラン


それでは次にプロジェクトマネージャーになるためのキャリアプランはどのようなものか、プロジェクトマネージャーから目指せるキャリアアップは何かみていきましょう。

プロジェクトマネージャーになるためのキャリアプラン

プロジェクトマネージャーを目指す場合、プログラマーやシステムエンジニアからのキャリアアップとヘルプデスクからPMOやプロジェクトマネージャーを目指すキャリアアップがあります。今までに積み上げてきたスキルや知識、自分の得意分野を考慮しながら、どちらが良さそうか考えてみてください。

プロジェクトマネージャーの年収は?

情報サイト「DODA」によると、平均年収は約660万となっております。(参照:DODA)
プロジェクトマネージャーはプログラマーやシステムエンジニアよりも責任が大きく、多様なスキルや知識を求められるため個人差はあるものの平均的に高くなっています。

プロジェクトマネージャーからのキャリアアップ

プロジェクトマネージャーから目指せるキャリアアップはITコンサルタントです。

ITコンサルタントとは、経営戦略やプロジェクトのマネジメント支援などを主な仕事とし、プロジェクトマネージャーよりも責任が重くやりがいのあるポジション。スキルや知識が多いほど優遇されるポジションでもあります。稀に直接ITコンサルタントを目指す方もいますが、プログラマーやプロジェクトマネージャーを経て、多様なスキルや知識を身につけてからITコンサルタントへのキャリアアップをするのが確実です。

プロジェクトマネージャー試験はどんなもの?


では実際にプロジェクトマネージャーを目指す場合、どのような試験を行うのかみていきましょう。

試験の内容と合格率

情報処理技術者試験といい、ITに関係する全ての人に活用できる国家試験。ITの基礎理論はもちろんコンピュータシステムやマネジメント、経営戦略など幅広い知識を求められます。この試験は、技術の向上や備えるべき能力の水準確保などを目的としています。

プロジェクトマネージャーに期待される水準は、システム全般の基本的理解やプロジェクトを確実に達成する能力、プロジェクトの統一運営など業務を円滑に進めていくための知識や実践的能力があるかです。「情報処理推進機構」によるとH28年度の合格率は14.5%と低めの合格率となっています。

出題形式や試験時間

試験時間は午前と午後に分かれ、出題形式も異なります。午前はⅠ.Ⅱ共に多岐選択式で、午後もⅠ.Ⅱ共に記述式。午前Ⅰ.Ⅱと午後Ⅰは100点満点中60点が合格水準となっています。午後Ⅱは要求された項目の充実性や独創性、表現力などを視点に、論述を評価して水準に達すれば合格となります。この4項目全てが基準点以上の場合、合格になります。

まとめ

いかがでしたか?プロジェクトマネージャーについて説明させて頂きましたが、責任が強くやりがいのあるポジションであると共に、今まで積み上げてきたスキルや知識を活かせる仕事となっています。新しいことにチャレンジしてみたい、自分のスキルや知識を活かしたい人は、目指してみてください。

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