マイナンバーを確定申告で記載する方法とe-Taxの注意点

マイナンバー制度の導入が行われたことで、確定申告書ではマイナンバーを記載する欄が増えました。さらに、WEB上から確定申告が行なえるe-Taxでもマイナンバーカードの利用が行われています。確定申告とマイナンバーの関係についてまとめてみました。

確定申告書でマイナンバーを記載する箇所

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マイナンバーの導入で、税務署に提出する用の確定申告書では、マイナンバーの記載をするように様式が変更されました。注意するべき箇所は申告書第一表と申告書第二表の2枚です。それぞれどの箇所にマイナンバーを記載するのか、申告する所得が限定されないB様式で見ていきましょう。

申告書第一表

申告第一表の中でマイナンバーの記載が必要なのは1ヶ所だけです。申告書トップの右側に申告者本人のマイナンバーを記載する欄があります。

申告書第二表

申告書第二表は、第一表の詳細を記載したもの。所得控除の欄4ヶ所にマイナンバーを記載する箇所があります。

まず、配偶者(特別)控除の欄。配偶者を扶養に入れている場合に記載が必要な部分です。次に下の扶養控除。配偶者を除く親族で16歳以上の者がいる場合にマイナンバーを記載します。さらに、下の事業専従者に関する事項。専従者として家族に給与を支払っている場合の欄です。そして、その下の住民全・事業税に関する事項は16歳未満の扶養親族がいる際に記載します。

なりすまし防止のために本人確認が必要


マイナンバーは固有の番号であるため、慎重な取り扱いが行われています。そのため、確定申告書の提出ではマイナンバー記載だけでなく、本人確認も行われることに注意したいです。

基本的には、申告者本人分のみのマイナンバーの提示が必要となります。添付書類台紙にマイナンバーカードの表と裏をそれぞれ印刷して貼り付けましょう。窓口に持っていく場合は、窓口での原本の提示も可能です。もし、マイナンバーカードの手続きをしていない場合は、通知カードと運転免許証、通知カードと健康保険証などのように、マイナンバーが確認できる書類プラス本人確認書類が必要です。

e-Taxを利用する場合のマイナンバー手続き


確定申告が必要ではあるものの、忙しくて所轄の税務署や確定申告書の会場まで足を運べない場合もあるでしょう。そうした場合は、自宅でも確定申告書が送れるe-Taxが便利です。

e-Taxの利用登録を行い、マイナンバーカードとICカードリーダライタを用意すれば、税務署に足を運ばなくてもインターネット上の電子申告ができます。ICカードリーダライタはなんでも良いという訳ではなく、必ず公的個人認証サービスでの利用が可能なものにしましょう。

なお、e-Taxを利用できるようにするには、電子証明を取得した上で、所轄の税務署に電子申告等開始届出書の提出が必要です。届出を行うことで、e-Taxを利用するための利用識別者番号が発行されます。その後、ソフトのインストール、初期登録で利用が可能です。

マイナンバーがわからない場合は?


2015年10月以降にマイナンバーカードの通知書と通史カードは各家庭に配布されています。しかし、実際に仕事が忙しく受け取れていない人や、家の中で紛失してしまった人もいることでしょう。もし、マイナンバーがわからなくなってしまった場合、どうすれば良いでしょうか。対策は2つあります。

まずマイナンバー通知カードを再発行してもらうというケースです。再発行を受けたい場合は、市町村役場で直接出向き、再発行の手続きを取りましょう。身分証明書書が必要になる点も忘れずに。

次に、住民票の写しを発行する方法。住民票にはマイナンバーが記載されています。すぐにマイナンバーが必要になった場合、通知カードを携帯する必要がない場合は、住民票の写しだけでも十分でしょう。

マイナンバーを記載したくない場合、拒否できるのか?

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中にはマイナンバーの記載が心配だから、できればマイナンバーを記載したくない人もいるでしょう。記載は義務なので拒否はできませんが、記載がない場合でも税務署は基本的に確定申告書を受理するようにしています。仮に記載していなかった場合でも、特別な罰則が発生することはありません。

しかしながら、もともと記載は義務とされているもの。後日、所轄の税務署から連絡が来る場合もあります。連絡が来た場合は、誠実に受け答えをするようにしましょう。ただし連絡が着た場合でも、電話でマイナンバーを聞き出すことはありません。もしマイナンバーを尋ねるような電話があれば税務署でない可能性もあるので注意しましょう。

まとめ

マイナンバーが導入されたことによって、確定申告書でもマイナンバーを取り入れた申告が導入されています。確定申告をおこなう場合は、古い書式でないか確認しましょう。また、電子申告であるe-Taxでもマイナンバーカードは重要なカードです。すでに住基カードで電子申告をしている人も、これからの人もマイナンバーカードを用意した上で電子申告の準備を進めましょう。

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