FinTechとは?基本知識とおすすめのサービスまとめ

FinTechとは?基本知識とおすすめのサービスまとめ

ビジネス関係の報道などでよく見聞きする「FinTech」という言葉。改めて言葉の意味や成り立ちに加え、FinTechに関連する金融サービスの具体例など、まとめてご紹介します。普段使っているお気に入りのサービスが、実はFinTechを活用したサービスだったという、新たな発見があるかもしれませんよ。

FinTechとは? 言葉の意味と成り立ちを解説


FinTech(フィンテック)とは、情報通信関連のさまざまな技術(ICT)を駆使することによって生み出される金融サービスの技術や仕組みを意味します。「金融」を意味する単語「Finance(ファイナンス)」と、「技術」を意味する単語「Technology(テクノロジー)」の2語を掛けあわせて造られました。したがって、英語では、同義語として「Financial Technology」と表現されることもあります。

FinTechという概念が生まれることにより、今までは銀行や証券会社など金融機関のみが提供していたビジネス分野にも、新たにIT系企業などが参入可能となりました。したがって、欧米を中心とした各国のビジネス界で、金融サービスの新しい形が考案され、産業構造に変革をもたらすようなトレンドが形成されつつあります。FinTechの導入により、ひとつの金融機関を対象とするのではなく、複数の金融機関にまたがる横断的な顧客サービスが提供できる点もメリットのひとつです。

FinTech2.0までの発展経緯


FinTechは、インターネットサービスとスマートフォンの普及を背景として、発展を遂げた歴史を持っています。もっとも初期の段階のFinTechは、「FinTech0.0」と呼ばれ、銀行などの伝統的な金融機関のみを対象とした技術やサービスとして開発されました。

次のステップとして、独自に新たな金融サービスを提供するスタートアップ企業やインターネット事業者向けに「Fintech1.0」が出現。スマートフォンを積極的に活用する顧客にとって、より安くて便利な金融サービスの提供が可能なフェーズに入りました。

その後、比較的大規模なIT系企業が金融事業分野へ参入。「Fintech2.0」が誕生したことにより、伝統的な金融機関がそれまで実施していた金融サービスも含め、IT系企業による提供が可能となりました。なかには、伝統的な金融機関の代わりとして、十分な役割を担うことができるIT系企業や事業者も登場しています。

日本でのFinTech事業の種類


日本でも、世界のビジネストレンドに着目しながら、FinTechを活用した事業が拡大されつつあります。2015年には、FinTech市場の活性化を目的として、「一般社団法人Fintech協会」を設立。さらに、2016年には、日本銀行内で「FinTechセンター」が設立され、金融ビジネスの発展につながるセミナー活動なども積極的に実施されているところです。

FinTech事業は、主に以下の4種類に分類することができます。

資金の決済・送金系

スマートフォンを利用して資金決済や送金をすることができる金融サービスです。「モバイル決済」や「決済代行」などが代表例として挙げられます。

資金の融資系

「ソーシャル レンディング」といわれる金融サービス。資金を貸したい人や企業と、資金を借りたい人や企業を、FinTechを活用してマッチングさせることで成立する事業です。

資産管理系

個人を対象として、証券などの各種投資アドバイスや家計簿の作成支援などを行なうサービスです。企業向けには、会計帳簿の作成支援サービスなどがあります。

基盤系

銀行のデータにアクセスできるサービスや暗号通貨などが該当します。

FinTechでおすすめのサービス


FinTechを活用した金融サービスの中で、日本でおすすめのサービスを、以下にまとめてご紹介しましょう。

Apple Pay

iPhoneにクレジットカードやプリペイドカード情報を登録することによって、スマートフォンを財布のような感覚で利用できるサービスです。SuicaやiD、QUICPAYといった電子マネーに対応しているため、キャッシュレスでショッピングなどが楽しめます。

LINE PAY

LINEの友達宛ての送金や加盟店でのショッピングがキャッシュレスで行なえるサービスです。事前にチャージが必要で、買い物をするたびに2%のポイントが獲得できる点も魅力。

ビットコイン

ビットコインは、特定のウェブサイトやオンラインゲーム内などで、実在する通貨のような感覚で利用できる仮想通貨です。通貨の単位は、1BTC(ビットコイン)。日本円や米ドルのように、国際市場で利用できる次世代の通貨として期待されています。

クラウドファンディング

インターネットのサイト上で、多数の人々より資金調達をする仕組みです。夢や目的を実現するため、資金を調達したい人の考えに賛同した人々が、1口1,000円程度より出資をします。

まとめ

「FinTech」という言葉だけを聞くと、一瞬難しそうな印象を受けた方も、その内容やサービス事例を知れば、意外と身近な存在だったことがお分かりいただけたのではないでしょうか。FinTechの発展により、日本国内でも、今後さらに便利で使いやすいサービスの登場が期待されますね。”

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