アプリ開発に最適なプログラム言語は?選択の方針について解説

  • 2017-11-3

皆さんはどんなプログラム言語をご存知ですか?JavaやC言語は有名ですので、ご存知の方も多いかと思います。プログラム言語は、非常にたくさんの種類があります。それでは、アプリ開発にはどのプログラム言語を使えばよいのでしょうか?また、どう選択すればよいのでしょうか? 今回は、プログラム言語の種類と、アプリ開発でのプログラム言語の選択方法について解説していきます。

プログラム言語の種類


プログラム言語の分類方法には、様々なものがあります。

実行方法での分類

実行方法で分類すると、スクリプト系とコンパイラ系の2つに分類できます。
スクリプト系は、テキストで書かれたソースプログラムが、実行エンジンによって1行ずつ解釈されながら実行される方式です。コンパイラ系は、ソースプログラムを事前にコンパイルしてバイナリ形式の実行ファイルを作成し、実行時にはこのバイナリ形式のファイルを使う方法です。

プラットフォームでの分類

プラットフォームで分類すると、Windows系、Mac系、スマホ系、マルチプラットフォーム系に分けることができます。
Windows専用のプログラムは、他のプラットフォームでは動作しません。同様に、Mac専用のプログラムはMacでのみ、スマホ系はスマホでのみ動作します。スマホ系はさらに、Android系とiOS(iPhone)系に分類されます。

一方、どのプラットフォームでも動作するマルチプラットフォーム系のプログラム言語も存在します。マルチプラットフォーム系の代表格はJavaです。JavaはVM(Virtual Machine)上で動作するため、VMさえあれば、どのプラットフォームでも動きます。

また、最近流行のスクリプト系言語~RubyやPythonなど~も、実行エンジンさえあればどのプラットフォームでも動くので、マルチプラットフォーム系だと言えます。

用途での分類

用途で分類すると、Web系とクライアント系に分けることができます。Web系プログラム言語は、Webアプリを開発するのに適している言語です。PHP、Java、Ruby、Python、C#あたりが、これに該当します。クライアント系は、各端末上で動作するアプリを開発するのに適している言語です。C言語、C++、Swiftあたりが、これに該当します。

得意分野での分類

プログラム言語の得意とする分野で分類すると、科学系、事務系、マルチ系にわけられます。科学系は、学術計算を得意とする言語で、FORTRANやPythonあたりがこれに該当します。事務系は、事務処理を得意とする言語で、COBOLが代表的です。マルチ系は何でもできる言語で、Java、C#などが該当します。

ルーツでの分類

言語のルーツで分類すると、C言語系、BASIC系、レガシー系に分けられます。
C言語系の代表はC++、Java、C#です。BASIC系はVisualBasic.NETが代表的でしょう。レガシー系はFORTRANやCOBOLです。

アプリ開発の種類


アプリ開発の種類には、Web系、クライアント系(PC、スマホ)、組み込み系があります。

Web系

ブラウザ上で動くアプリです。実行にWebサーバが必要なですので、それに適した言語を使います。

クライアント系(PC)

パソコン上で動くアプリです。Windows用、Mac用でそれぞれ適した言語があります。

クライアント系(スマホ)

スマホ上で動くアプリです。Android用、iOS用でそれぞれ適した言語があります。

組み込み系

ハードウェアに組み込むアプリです。組み込み系に適した言語があります。

プログラム言語の選択方針


まずはアプリ開発の種類に応じた言語を選択します。
次に、その中から最適な言語を選択します。

Web系

テキスト処理が得意、Webサーバ上で動く、HTMLと親和性が高い、といった条件を満たす必要があります。
該当するプログラム言語としては、Java、C#、PHP、Ruby、Python、VisualBasic.NETが挙げられます。

クライアント系(PC)

実行速度が速い、実行に特別なソフトが不要、APIの操作ができる、といった条件を満たす必要があります。業務用の場合は、使用するDBとの親和性も重要になります。
こうしたプログラム言語としては、WindowsならC#、VisualBasic.NET、C++、Delphi、MacならSwiftが挙げられます。

クライアント系(スマホ)

AndoroidならJava一択、iOS(iPhone)ならSwift一択という状況です。
最近はC#でも開発できるようになりましたが、実績が少ないのが難点です。

組み込み系

C言語、C++、Javaが代表的です。実行速度が求められる場合はアセンブラを使うこともあります。現在でもC言語が一番人気がある分野です。

まとめ

今回は、プログラム言語の種類と、アプリ開発でのプログラム言語の選択方法について解説してきました。
アプリ開発に使う言語は、どんなアプリを作るのかによって変わってきますので、適宜、開発言語を選択する必要があります。
そんな中で、Javaはマルチラウンドプレーヤーであり、知っているといろんな分野で使えます。最近ではC#もマルチプラットフォーム化されてきたので、こちらも注目株です。

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