ネイティブアプリってなに?Webアプリとの違いについて解説

  • 2017-11-5

スマートフォンの普及とともに、最近アプリという言葉をよく耳にするようになりました。アプリはアプリケーションの略で、ユーザが便利に使えるプログラムのことです。そのアプリにも色々な種類があり、スマートフォンのカメラアプリや画像加工アプリなどは、ネイティブアプリを指しています。 今回は、このネイティブアプリについて解説していきます。

ネイティブアプリとは


ネイティブと言えば、ネイティブ・スピーカーという言葉が有名です。ネイティブ・スピーカーとは、ある言葉を母国語として話す人、という意味で使います。ネイティブアプリのネイティブも、これと同様の意味合いを持っています。
ネイティブアプリとは、あるプラットフォームにおいて、そのプラットフォーム上で直接動作するアプリのことを言います。逆に言うと、プラットフォーム上で直接動作しないアプリもあるわけです。例えばWebアプリは、ブラウザ内で動作しているので、ネイティブアプリと言いません。

 

ネイティブアプリの種類


ネイティブアプリには、OSによって様々な種類があります。

Windowsアプリ

Windows上で動作するアプリです。有名なところでは、Microsoft Office(ExcelやWordなど)があります。Windowsは、最も普及しているOSなので、ネイティブアプリの数も豊富です。一番身近なアプリだと言えるでしょう。

Macアプリ

Mac上で動作するアプリです。PhotoShopなどが有名です。Macは昔からデザイナに愛用されてきた経緯があるので、デザイナ向けのアプリが充実しています。

Androidアプリ

Androidスマートフォン上で動作するアプリです。Androidの開発元がGoogleなので、Googleフォトなど、Google製のアプリが定番です。また、iPhoneにもありますが、LINEやInstagram、TwitterといったSNSツールもネイティブアプリです。

iPhone(iOS)アプリ

iOS上で動作するアプリです。iPhone、と書きましたが、iPad上でも動作します。Androidと同じく、LINEやInstagram、TwitterといったSNSツールが定番です。

ネイティブアプリとWebアプリの違い


ネイティブアプリと対になる言葉が、Webアプリです。Googleマップなどが、Webアプリの典型的な例です。それでは、ネイティブアプリとWebアプリの特徴を解説していきます。
まず、ネイティブアプリには、以下のような特徴があります。

OS上で直接動作する

OSで直接動作するのがネイティブアプリの基本です。このため、OSの細かい機能をすべて使用することができ、例えば動画編集などの高度な処理を行うアプリを作成することができます。スマートフォンの場合は、カメラなどの搭載デバイスをダイレクトに操作できるため、きめ細やかな機能を作り込むことができます。

Webアプリより動作が速い

ネイティブアプリは一般的に、実行速度が速いです。Webアプリと比べると、格段の速度で動作します。

ネットワーク環境が必須ではない

ネイティブアプリの動作には、ネットワーク環境は必要ありません。もちろん、LINEやTwitterなどネットワーク接続が前提のアプリは別です。しかし、例えばカメラアプリなどはネットワーク環境は不要です。

インストールが必要

ネイティブアプリの欠点は、インストール作業が必要だということです。この点は、Webアプリに劣っています。

次に、Webアプリには、以下のような特徴があります。

ブラウザ上で動作する

Webアプリはブラウザ上で動作します。ここで言うブラウザとはWebブラウザの事で、InternetExplorerやGoogleChromeなどのことです。Webアプリはブラウザが無いと動かすことができません。ブラウザは必須です。

表示部分はHTML+CSS+JavaScriptでできている

Webアプリの表示部分は、HTML(Hyper Text Markup Language)、CSS(Cascading Style Sheet)、JavaScriptで構成されています。HTMLが静的なコンテンツを、CSSが全体のレイアウトや配色を、JavaScriptが動的なコンテンツを担当しています。

OSが違っても動くので、マルチプラットフォーム

Webアプリの最大の特徴は、OSが違っても動作することです。ブラウザさえあれば動くので、同じWebアプリがWindows、Mac、Android、iOSなどどのOS上でも動作します。ネイティブアプリはそのOS専用で、他のOSでは動作しないので、これはかなり有利な特徴です。

ネットワーク環境が必須

最大の欠点は、ネットワーク環境が必須であることです。Webアプリは、サーバが無いと動きませんので、サーバとネットワークでつながっている必要があります。

あまり細かいことはできない

ブラウザがサポートしている命令しか使えないので、ネイティブアプリに比べると、細かい操作ができません。Webアプリで動画編集するのは困難でしょう。

インストール不要

Webアプリは毎回サーバから表示データを取得して動くので、インストールが不要です。

まとめると、
・ネイティブアプリの方がWebアプリより速く、細かいことができる
・ネイティブアプリはネットワーク環境がなくても動くが、Webアプリは無理
・ネイティブアプリはOSが変わると動かないが、WebアプリはOSを選ばない
・ネイティブアプリはインストールが必要で手間だが、Webアプリはインストール不要
となります。

まとめ

今回は、ネイティブアプリについて、Webアプリとの違いも交えて解説してきました。ネイティブアプリもWebアプリも一長一短です。
個人で使うアプリは現状通りネイティブアプリが主体でしょうが、ブラウザさえあれば動くという特徴が企業にとって大きなメリットなので、企業が使うアプリは今後、Webアプリが増えていくと思われます。”

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