アプリケーションエンジニアになるには?必要な資格やスキルとは

  • 2017-11-9

あなたはアプリケーションエンジニアについて、具体的な仕事内容をご存知ですか? 大まかなイメージはあると思いますが、仕事内容や必要なスキルなど詳細については言葉にしづらいのではないでしょうか。 そこで今回は、アプリケーションエンジニアになりたい方、改めて知りたい方のために、アプリケーションエンジニアの紹介をしていきます。

アプリケーションエンジニアとは?


アプリケーションエンジニアは、PCやスマートフォンなどで使用するアプリケーションを開発するエンジニアのことです。企業や自治体などシステム化を進めたい顧客にヒアリングし、システム設計、プログラミング、テストを行うといったシステム開発の上流工程から下流工程まであらゆるフローを担います。

そのため、アプリケーションエンジニアにはハードウェア、ミドルウェア、ネットワーク、データベースなどシステム構築に関わる幅広い知識が必要です。また、システム開発を管理していく立場になるとプロジェクトマネジメント能力も必要になります。大規模なプロジェクトになると、より多くの人員と1つのプロジェクトを進めていくため、予算やスケジュールなど緻密に組んでいくことが重要です。

アプリケーションエンジニアに求められるスキルは、以下のようなものがあります。

  • プログラミング、ネットワーク、データベースなどシステム開発の専門知識
  • コミュニケーションスキル
  • マネジメントスキル

アプリケーション開発を行う以上、プログラミングなど専門知識は必須です。特にセキュリティ面など新しい情報がどんどん更新されていくため、常にアンテナを張って情報収集することが大切です。しかし、新卒入社でアプリケーションエンジニアになる場合は、入社後の研修でシステム開発の専門知識を学習する機会が設けられていることが多いので、心配は不要でしょう。

また、アプリケーション開発とはいえ、まずは顧客や関係者とのヒアリングを行い、業務を理解するところから始まります。そのため、コミュニケーションを密に取り、顧客の要望や顧客が意識していない課題などを掘り下げていくことが求められるのです。顧客だけでなく、ハードウェアなど製品ベンダーやプロジェクトメンバーとのやり取りも多いため、コミュニケーションスキルは不可欠といえるでしょう。

いまやどの企業も業務のシステム化が進められており、アプリケーションエンジニアの市場価値は高くなっています。

アプリケーションエンジニアが活躍できるフィールドは?


アプリケーションエンジニアは幅広い分野で活躍できます。あらゆる企業や自治体で業務のシステム化が進んでいるため、活躍するフィールドは業界を問わず大きくなっているのです。

アプリケーションの種類としては、業務向けアプリケーションシステム、Webアプリケーションシステム、スマホ向けアプリケーションシステムなどがあります。具体的には、勤務管理や契約管理など社内向けの管理システムや、Webブラウザ上で使用できるメーリングソフト、外出時に自宅内の家電を操作するといった組み込みシステム、改札の自動改札機など電子マネー決済システムなど、挙げるとキリがありません。日常生活で使用する様々なシステムに関わることができるのが、アプリケーションエンジニアの強みであり魅力だといえます。

また、アプリケーションを作ったら終わりではなく、アプリケーション納品後のサポートやサーバなどの製品リニューアルも担います。高品質のアプリケーションを短期間で納品するなど、顧客との良好な関係を構築できれば次の仕事にも繋がるため、長期的にニーズがある職業です。

アプリケーションエンジニアを目指すなら取っておきたい資格


アプリケーションエンジニアの役割は、プログラマー、システムエンジニア、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネジャーなどに大別できます。それぞれ求められるスキルが異なりますが、システム開発に関わる国家資格として、以下のような資格があります。

ITを利用活用する人向け

  • ITパスポート試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験(2016年度から)

情報処理技術者向け

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • ITストラテジスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • プロジェクトマネージャ試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • ITサービスマネージャ試験
  • システム監査技術者試験

情報処理安全確保支援士向け

・情報処理安全確保支援士試験(2017年度から)

開催時期は、ITパスポートは随時、その他は年に1〜2回であり、もちろん難易度はそれぞれ異なります。
2017年度からの情報処理安全確保支援士試験は、情報セキュリティに特化した人材育成のため、これまでの情報セキュリティスペシャリスト試験に置き換わる形で新設された資格です。合格するとセキュリティスペシャリストとして登録ができ、登録者として公開されます。また、隔年で集合研修受講があり更新が必要となります。

アプリケーションエンジニアを目指すなら、まずは基本情報技術者試験にチャレンジすると良いでしょう。
以下のような水準が求められ、アプリケーション開発の基礎知識を身につけるには最適の資格です。

1.情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。

  •  対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
  •  上位者の指導の下に、情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
  •  上位者の指導の下に、提案活動に参加できる。

2.システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。

  •  情報技術全般に関する基本的な事項を理解し、担当業務に活用できる。
  •  上位者の指導の下に、システムの設計・開発・運用ができる。
  •  上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。
  •  上位者の方針を理解し、自らソフトウェアを開発できる。

(情報処理推進機構HPより引用)

アプリケーションエンジニアの年収は?


アプリケーションエンジニアの年収は、どのくらいなのでしょうか。ここでは、2017年10月に日経TECHキャリアが発表した、ITエンジニア約1万人に対して行ったアンケートを基に確認していきましょう。

アンケートの結果では、ITエンジニア全体の平均年収は502万円となっています。この数値は2015年のアンケートからの少しばかり増加傾向にあるようです。

しかしながら、職種別にみてみると、マーケティングやコンサルティングなど上流工程を担当している部門が年収の上位を締めており、アプリケーションエンジニアの範囲であるアプリケーションスペシャリストは約451万円、ソフトウェアデベロップメントは約452万円と平均を下回る結果となっています。

ただ、プロジェクトマネジメントとなると、平均年収は約607万円と大きく上昇し、スキルが高くなると更に高額となります。スキルと実績を積み上げることが年収アップに繋がるため、着実にアプリケーションエンジニアの技術と知識を身につけていくことが大切でしょう。

まとめ

ここまでアプリケーションエンジニアの仕事内容や活躍できるフィールド、資格や平均年収について紹介してきました。アプリケーションエンジニアには幅広い知識が求められ、積み上げるまで一定の時間を要し、日々新たな情報を仕入れていくことが求められます。そのため、着実に自身のスキルアップを行うことができ、マネジメント業務に進んでいくことで年収アップも見込めます。

この機会にアプリケーションエンジニアについて、よりいっそうの理解を深めてみてはいかがですか?

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