社内SEの仕事内容とは?取るべき資格や求人需要について

  • 2017-11-6

最近社内SEという職業が注目を集めています。普通のSEではなく、企業が正社員として会社で雇うものですが、主な仕事はどういったものなのでしょうか。今回は社内SEの仕事内容や求人需要、社内SEに必要などご紹介していきます。

社内SEの仕事とは?


社内SEの仕事内容は主に3つあります。まずはパソコンのトラブルに対応する仕事です。社内にあるパソコントラブルが起きたとき、そのトラブルを解消する仕事で、社内のパソコンに独自ソフトが入っている場合は、そのマニュアルを聞かれることもあります。パソコントラブルが起きた状況や困っている内容などを聞き出すコミュニケーション能力が必要になります。

次に外注管理やユーザーなどの調節をするマネジメントの仕事です。社内システム開発のため外部パートナーとマネジメントをします。システムの開発進捗や品質、工数などの管理・調節を行い、どんなシステムが必要になるのかを定めるために社内からニーズを引き出します。

最後に経営層に近い場所からシステムを生み出す仕事です。経営層である社長ともユーザーである社員ともコミュニケーションをとって、隅々まで会社の経営を理解し、企業を支えるシステムの開発をします。企業常駐型のSEとの大きな点は、ユーザーである社員のシステムをじっくりと開発できることです。企業常駐型SEはプロジェクトごとに常駐先を転々とすることが多いですが、社内SEは同じ場所に何十年といるため、愛着を持ってシステム開発などができます。

また社内SEは自社のシステム開発になるため、SEの傾向としてシステム開発の発注を受ける側から発注する側に変わっていくことが多いです。そのため社内SEは採用人数を減らしてとり、実際の開発などは他所への外注が多いです。

社内SEの年収やキャリアプラン


社内SEの平均年収は550万円ほどといわれています。年代別にみると40年代が平均年収650万円ほど、30代が平均年収500万円ほどで20代が400万円ほどといわれています。似た職種のプログラマーなどと比べるとやや高めの平均年収となっています。社内SEから転職を考えるときに転職しやすい職業としては、同じ業界であるSE関係の職種は転職しやすいといわれています。また半歩転職と呼ばれる似た別職種への転職も採用されやすく、馴染める可能性も高いといわれています。

社内SEの求人需要は?

社内SEの需要は年々高まっており、仕事の効率化を図るため企業が積極的に取り入れていることがその背景にあります。企業が社内SEを採用するメリットはいくつかあります。

まず社内のシステムを熟知する社内SEがいることで、仕様変更やトラブルへの柔軟かつ迅速な対応ができることです。システムを熟知している社内SEがいない企業では、システムの小さな仕様変更でも外注をしなければ、変更することができませんし、内容によっては高額な費用が掛かってしまうこともあります。

次にユーザーである社員と社内SEが対等な立場である同じ会社の社員になるので、より意見交換を気軽に行えるので、業務の内容などからシステムの欠点などを見つけやすくなることです。外注SEだと意見交換をすることもなかなか容易ではないことも多く、最初の契約以上の仕事をしてもらえることは少ないです。他には新しく構築したシステムの保全対応を迅速に行えることも大きなメリットといえるでしょう。外注したシステムが何かあった場合は、その趣旨を伝え、SEがくるのを待つ時間がありますが、社内SEがいる場合はその時間がなく、迅速に対応することができます。

では社内SEから見たメリットは何があるのでしょうか。まず残業時間が短縮できることが大きなメリットになっています。SE職は残業が多く、急な残業も多々あります。しかし社内SEは業務時間が決まっており、よほどのことがない限り急な残業も入ることはありません。

次に給与の向上やITプロジェクトの工程にすべて携わることができることです。もともとSEは給与が低い仕事でしたが、社内SEは他の社員同様正社員なので、給与面では高くなることが多いです。またSEとしてやっていると業務内容は経験を積まないと、初期の仕事が多く、ITプロジェクトの最上流工程に携われるチャンスは低いのですが、社内SEだとすべて自分で行うことになるので、携われます。このような両者のメリットがあるため社内SEの需要は増えています。

社内SEになるために必要な資格とは?


社内SEに求められるものは、今までの経験がほとんどだといわれています。そのため必要な資格はないといえます。しかしIT系の資格は、自分のスキルをアピールする材料になるので、持っていて損をすることはありません。社内SEへ転職を希望する場合にアピールできる資格は、国家資格やベンダー系の資格です。

IT系での国家資格は情報処理技術者試験のみで、一般企業からの認知も高いため一目置かれることが多いです。さまざまな情報技術者試験がありますが、全部で12種類あり、レベルが高いほど採用担当者の目に留まりやすいです。ベンダー系の資格はプログラミング技術が証明されるものですが、社内SEは主にマネジメントスキルを重視されるため、受ける企業で使用されている言語でなければ優遇されることは少ないといわれています。

まとめ

いかがでしたか?社内SEは普通のSEと比べ、給与や労働条件の向上が見込まれており、マネジメント業務が主になる職業でした。社内で他の社員とも会話することが多く、コミュニケーション能力も試されることから、話をするのが好きなSEが転職希望をすることもあるので、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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