システムコンサルタントって?仕事内容ややりがいをチェック

  • 2017-11-12

IT業界の求人情報をチェックしていると、システムコンサルタントという職種を目にすることがありませんか?システムに関係する職種だということは何となく理解できるけれど、詳しくは分からないという方もいるのではないでしょうか。この記事では、基本的な職種内容や求められる条件、仕事のやりがいなどを紹介します。

システムコンサルタントの仕事内容とは?

業務上の問題解決をサポートする仕事

システムコンサルタントとは顧客の業務内容の分析をし、経営戦略を立てたり、顧客の抱える問題を情報化戦略で解決したりする仕事です。システム開発の最上流工程となる職務で、顧客の要望を洗い出し、その要望を叶えるためのシステム設計を行います。

一般的なコンサルタントとの違い

一般的なコンサルタントの仕事も業務上での問題点を洗い出し、解決策を考えるという点では同じですが、違いはその解決方法です。一般的なコンサルタントは財政面や人材面を含んだ解決方法を提案しますが、システムコンサルタントの提案する解決方法はIT関連に限られます。

詳しい仕事の流れ

まず、顧客からシステム開発の受注を受ける前後の段階から営業担当者と同行し、問題点の聞き取りやプレゼンテーションを行います。次に、顧客の予算とシステム機能のバランスをとりつつ調整、大枠の設計をした後、顧客へ提案します。提案が受け入れられれば、契約を交わし実際のシステム設計に着手します。現在の問題点の解決だけでなく、顧客にこれから起こりうる問題点を予測することも大切です。そのため、機能の変更・拡張にも素早く対応できるよう設計することもシステムコンサルタントの手腕にかかっています。システムコンサルタントの設計を元に、プロジェクトチームが実際にシステム構築を行います。プロジェクトチームは、プログラマーやシステムエンジニア(SE)、プロジェクトマネージャーで編成されています。

システムコンサルタントのやりがい


顧客への提案やアドバイスが受け入れられ、問題解決・改善に役立つシステムが完成したときのやりがいは格別です。常に新しい知識を取り入れ、検証していくことが求められるので契約までのステップで厳しい面もありますが、同時にやりがいにもなるでしょう。問題点の解決方法、業務フロー、取り巻いている環境といった情報を1つに関連付け、論理的に整理・構築していくので知的欲求も満たされます。

未経験&文系でも目指せるって本当?


システムコンサルタントは理系でないと目指せないと思ってはいませんか?実際にはそんなことはなく、文系でも未経験でも成功している事例が多くあります。なぜならシステムコンサルタントに求めらえる重要な能力の1つに、コミュニケーション能力があるからです。システム開発にあたる際、プログラミング能力と、システム設計に関する知識だけでは十分ではありません。多くのチームに分かれた社内でのスムーズな進行、そして提携企業のエンジニアとの連携や調整など、コードが書けるだけでは成立しない仕事です。

確かに理系出身でコードを書き続けてきたタイプの人とは、最初はスキルの差を感じるでしょう。しかしプログラミングと一日中向き合う日々が続けば、1~2年もするとスキルの差を埋めていくことが可能です。もちろんプログラミングの能力も必要ですが、最終的に重要となってくるスキルはコミュニケーション能力であり、プロジェクトをマネジメントしていく能力です。また、文系がゆえに特定の得意分野を持たず、選り好みせずに仕事を引き受けられることも文系出身者や未経験者の魅力です。

コミュニケーション能力として、他人が作成した資料に対する読解力や、口頭説明を理解する必要があります。相手を理解するだけでなく、こちらからの提示も相手に上手に伝えなければいけません。そのような時には、必要な情報を簡潔でわかりやすく伝えられる文章作成能力も必要です。このような場合には、文系出身の方が有利になることもあるでしょう。また、IT知識があって当然と思わず仕事を進められるような、文系や未経験者が必要とされることもあるようです。

システムコンサルタントになるには

システムコンサルタントになるには、システムエンジニアからプロジェクトマネージャーとして経験を積み、顧客折衝の経験を得てからというケースが多くみられます。一般的には、約10年のシステムエンジニア(SE)の経験が必要になると言われています。

システムコンサルタントになるために特別必要な資格はありませんが、勉強しておくと役に立つ資格もいくつかあります。システムアナリスト、システム監査技術者、初級、上級アドミニストレータなどです。さらに、アプリケーションエンジニア、テクニカルエンジニアなども取得しておくと価値のある資格です。どれも難しい資格ではありますが、取得できればシステムコンサルタントへも一歩近づきます。何度でも挑戦できるので、知識を学ぶのと同時にチャレンジしてみてもいいのではないでしょうか。

まとめ

システムコンサルタントは自分の知識を活かして、顧客の問題点や改善点を考察・改善していく仕事です。顧客の抱える問題点や課題は日々変化していきます。簡単な仕事ではありませんが、その分達成感ややりがいには充実した仕事とも言えるでしょう。

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