女性起業家になる!メリット・デメリットと成功するための秘訣

  • 2017-11-21

中小企業庁が発表する「中小企業白書2017年版」によると、2012年時点で日本の起業家数に占める女性の割合は28.8%で、年々増加傾向にあります。雇われて働いたり、専業主婦として生活する女性だけでなく、自ら事業を興す選択をする女性が増えてきているのです。女性が起業する強みやデメリット、また、成功の秘訣について考えてみましょう。

女性起業家の強みを知って活用しよう


統計から分かるように、女性が「起業」という道を選び、自ら活躍の場を拡げていくことが特別な社会ではなくなりました。女性ならではの感性・柔軟な発想力を活かし、特に同じ女性向けの商品・サービスを作ることに強みを発揮することができるでしょう。

こういう商品・サービスがあったらいいのにというアイディアがあるならば、思い切って事業化するという選択肢を考えてみてもいいかもしれません。

大きく事業を展開するだけではなく、「自分の得意なことを活かして起業したい」「家事・育児の合間に仕事をしたい」といった方にはリスクを最小限に抑えた小規模な起業スタイルもあります。ハンドメイドサイトで手作りの品物を販売したり、家事代行サービスを提供するといった方法です。

いずれにせよ、自分のビジネスを持つことで得られる経済的余裕や社会とのつながりは、生活に大きな充実感を与えるものです。

女性が起業するメリットとは

前述のように、女性は家事・育児も併せて行う場合が多いため、今のライフスタイルに起業を組み込むことで、もともと持っているスキルや知識を活かした起業を目指すことができます。

家事や育児などで時間制限がある場合、最初から大きなビジネス展開を望むわけではなく、どちらかというと「少しずつ確実に稼いでいきたい」といったビジョンになることもあるのではないでしょうか。こういったリスクの低い起業であれば、さまざまなメリットがあります。

例えば、自分に合ったペースでビジネス展開ができるため、家事・育児の両立がしやすいことが挙げられます。さらに、起業するに際して、年齢がネックになりにくいこともメリットです。起業したことでさまざまな世代の方と交流することが見込めますので、社会的な接点も期待できます。

今まで行ってきた仕事とは関係がなくても、自分の中で得意とする分野や知識があれば、それをどう起業に結び付けていくかはあなた次第。そのため、ビジネスプランは肩ひじ張らずに、多少の力を抜いて考えることできるのもメリットの一つです。

女性が起業するデメリットとは?

経営や財務会計についての知識が不可欠

男性に比べ、会社経営や数字に関することに苦手意識のある女性は多いものです。

従業員に対し厳しく指導できず馴れ合いになってしまったり、甘い計算で資金繰りがうまくいかず会社を清算しなくてはならないといった事態に陥らないよう、起業前から経営ノウハウやスキルを勉強する必要があります。

公私混同しがち

起業の動機が「趣味を活かして起業したい」「空いた時間に働きたい」といったものだと、仕事を二の次にしてしまう危険性があります。逆に「事業を大きく成功させたい」と意気込み、仕事を家庭に持ち込むこともあり得ることなのです。

仕事とプライベートのバランスは人それぞれですが、どちらか一方に肩入れしすぎて、もう片方が疎かになることは考えものです。ベストなバランスを見極めながら、事業を進めていきましょう。

失敗も自己責任

性別に関わらず、起業するにあたってはどんな事が起ころうともすべてが自己責任です。全く売上げが上がらないときも、なかなか商品・サービスが認知されないときも、すべてのリスクを自分で背負う覚悟がないといけません。

ビジネスはいつでも順風満帆なわけではありません。さまざまなリスクをしっかり認識しておきましょう。

女性起業家が成功するために大切なこと

起業する動機を持つ

あなたが起業したいと思う動機は何でしょうか?「好きなこと・得意なことを仕事にしたい」「家事・育児の合間にお金を稼ぎたい」「大きく事業を展開して成功したい」など、その動機はさまざまでしょう。

女性起業家といっても、立場は男性起業家と変わりません。困難な局面に遭遇したとき、その障害を乗り越えられるか否かは、どれだけ強い気持ちをもって起業したかによります。「何となく起業したかった」といった軽い気持ちで起業に取り組まないよう注意したいところです。

家族の理解を得る

男女平等の社会とはいえ、今でも家事・育児は女性がメインという家庭も多いでしょう。もしあなたが起業をした場合、今まで家事・育児に割いていた時間を少なからず仕事に費やす必要があります。その場合、家族の理解があるかないかは重要です。

肩身の狭い思いをしながら仕事をするのではなく、家族に身近な応援団になってもらうべく、起業することへの理解を得ておいてください。

事業計画書をしっかりと練る

あなたの事業に必要な資金は一体どれくらいでしょうか?必要資金額を可視化することで、自己資金(=自分の貯金、株や不動産の売却代金など)と融資の割合や、現実的な資金調達方法が見えてきます。

甘えを捨てる

女性といえど、起業するならば土俵は男性と同じです。子どもがいることや家庭の事情を言い訳に、事業がおざなりになるようなことは避けなくてはいけません。

たとえば、保育園に預けられない小さなお子さんがいる場合、託児所を併設したシェアオフィスを契約したり、民間のベビーシッターサービスを利用するなど、事業を継続させるための手段をきちんと用意しておきましょう。

活用したい女性向けの助成金・補助金


起業するにあたり、資金調達ルートが多いと心強いものです。女性が起業するにあたり、助成金や補助金にはどういったものがあるのか紹介します。

女性、若者/シニア起業家支援資金

日本政策金融公庫が実施する、新企業育成のための支援制度です。女性で事業開始後おおむね7年以内の方を対象に、7,200万円を上限として融資を受けられます。

新創業融資制度

これも同じく、日本政策金融公庫が実施する創業支援制度です。上述の「女性、若者/シニア起業家支援資金」制度を利用する場合に受けられる特例措置となっています。融資の上限額は3,000万円となっています。

日本起業アイディア実現プロジェクト

一般社団法人日本起業アイディア実現プロジェクトが主催する、女性起業家のビジネスプランコンテストです。選考の結果、グランプリに選ばれた女性起業家には200万円の支援金が無償で支給されます。

これらの他にも、さまざまな団体・企業が、女性起業家を支援する取り組みを行っています。自分のプランに合った制度を見つけ、積極的に活用してみましょう。

まとめ

女性・男性関係なく、起業する大変さやリスクに変わりはありません。しかし、起業に挑戦することで得られる充実感や達成感はひとしおです。女性起業を推進するサポートサイトやサービスも充実しています。まずは情報収集から始め、自分のアイディアや実力を活かした起業スタイルを考えてみてはいかがでしょうか。

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