自分の能力を効果的にアピール!履歴書の資格欄の正しい書き方

  • 2017-11-24

履歴書の資格欄をあなたはどのように書いていますか?一見、持っている資格を書けば良いだけのように思えても、実は記入のコツがあるのです。採用担当者は、書かれている資格だけでなく「あなたという人間」を見ています。書き方の工夫で自身の誠実さや常識性にも目を向けてもらい、資格以上の価値を見出してもらいましょう。

履歴書に資格欄が設けられている意味

そもそも、なぜ履歴書には資格欄が用意されているのでしょうか。理由は大きくわけて3つあります。

1つ目は、純粋にどんな資格を持っているのかを知りたいためです。採用を決めるにあたって、自社の業務に役立つ資格を持っていることは大きな理由となるでしょう。

2つ目は、あなたの志向を知りたいと思っているためです。書いてある資格の傾向を見ると、どんな方面に興味があるのか、どのような能力を伸ばしたいと考えているのかという点がわかります。方向性や将来像の志向が企業とマッチすれば、採用担当者としても前向きに検討することができます。

3つ目は、あなたの向上心や成長意欲を確認したいためです。採用担当者は「資格を取りたい」と考え、準備をして資格取得に臨んだという「向上意欲」にも着目します。現状に満足することなく常に成長を志している人であれば、採用をしてからも前向きに仕事に励んでくれると判断されるでしょう。

このように、履歴書の資格欄は、持っている資格だけではなく、その向こうの人間性についても知るために設けられているのです。

正確さが命!資格欄の基本の書き方

では、資格欄はどのように記入すれば良いのかを見てみましょう。取得資格を書く時には、以下の点に注意が必要です。

取得年月日

受験をした日ではなく、資格を取得した年月日を記入します。複数ある場合は取得した順に並べます。各資格の合格証などに記載してある「資格取得日」などを見て正確に書きましょう(運転免許について記入したい場合は「取得日」と「公布日」のうち、「取得日」の方を書きます)。西暦と和暦どちらで書くのかということについては特に決まりはありませんが、履歴書全体の統一感が大切ですので、学歴などと合わせてください。

正式名称

資格については、略称ではなく正式名称を用います。普通運転免許であれば「普通自動車第一種運転免許」、秘書検定であれば「秘書技能検定〇級」など、略さずに記入することが必要です。正式名称がわからない場合は、合格証やHPなどで確認しましょう。

「取得」と「合格」

迷う人が多いのですが、資格によって「取得」と「合格」があります。合格証を見ると「〇〇取得」「〇〇合格」などと記載がありますので、確認をしてみてください。

業務に関係のない資格は書くべき?

企業の業務に関係が薄いと思われる資格についてはどうすればよいのでしょうか?たとえば、「宅地建物取引士」の資格を持っているものの、履歴書の提出先が金融系の企業である場合などです。

もちろん、実際に持っている資格であれば書いていけないということはありません。しかし、採用担当者が「この資格を持っているのに、どうしてこの企業を志望したのか」と疑問を持つことも考えられます。企業は、消去法で希望されることを嫌う傾向にあります。持っている資格を生かすことができないから自社を受けているのではないか、と疑念を持たれることは避けたいものです。

可能であれば、志望する企業の業務に関係する資格を選んで資格欄に書きましょう。

取得予定の資格は書いても良い?

履歴書を書いている時点でまだその資格を取得できていない場合はどうでしょうか。実際にその資格取得に向けて勉強を開始しているのであれば、「〇〇資格の取得に向けて勉強中」と記入して構いません。もちろん合否はまだわかりませんが、実際に勉強していることは事実であり、何より採用担当者に「向上心を持って頑張っている」と良い印象を持ってもらうことができます。

もしくは「〇年〇月に資格取得予定」と書いても良いでしょう。試験自体が終わっている場合や、合格する見込みがある場合には、こちらの書き方の方が具体的です。

資格がたくさんある場合はどうする?

資格をたくさん持っている場合についても確認しておきましょう。資格欄に書ききれないほど多数の資格を持っている場合は、その企業に合ったものを選んで書きましょう。

希望する企業と関係の深いものから順に書くという書き方も効果的です。一番上に最もアピールしたい資格を書いておくと採用担当者の目にも留まりやすく、興味を持ってもらえます。この場合、資格取得年月日が前後しても問題ありません。

取得者の多い資格であるTOEICなどは、希望する企業に直接関係しないようであれば省いて良いかもしれません。ただし、平均よりも良い成績を持っているのであれば語学力のアピールをすることができますので、その場合はスコアも合わせて記載しておきましょう。

また、業務に関わる資格を多数持っていることを採用担当者へ伝えたい場合には、別紙を用意しましょう。「取得資格一覧」として添付することが可能です。

まとめ

就職や転職に必要な履歴書の中で、資格欄はあなたのこれまでの努力を認めてもらう大切な記入欄です。正しい順序と書き方を心がけ、採用担当者が目を通しやすいものにする努力を怠ってはいけません。資格欄の書き方のコツを押さえておけば、相手に自分のことを深く知ってもらうことができます。持っている資格を漫然と並べるだけでなく、採用担当者の視線を意識して丁寧に書きましょう。

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