今からでも取得可能!転職に役立つ資格を選ぶときのポイント

  • 2017-11-28

企業がキャリア採用に対して求めるのは「即戦力」です。そして、自分の能力を企業に対して分かりやすくアピールできるのが「資格」だと言えます。面接で経歴を説明するよりも先に、書類審査の段階で自分を一目で担当者に分かってもらえる目安であるでしょう。そこで、どのような資格が転職に際して有利なのか解説します。

やみくもに資格取得を目指すのはNG


初めに気を付けておきたいのは、資格は「ベター」ではあるが「マスト」ではない、ということです。

資格を持っていればアピールポイントにはなりますが、最終的に決定打となるのは、実際のスキルと実績です。自分はいま何ができるのか・何が足りないのかということを紙に書き出してみると、第三者的に自分を評価できるきっかけになります。

また、途中から資格を取得することが目的となってしまうことがあるのも落とし穴です。資格は手段と武器ですが、ゴールではありません。履歴書を埋めることよりも、その資格がいまの自分にとって必要なものなのか、転職を考えている先へのアピールになるのか、ということをよく考えることがおすすめです。

資格を取得する理由を明確にしよう


資格を取得しているとどのようなメリットがあるのか紹介します。

  • 書類選考上、アピールのために必要
  • 企業の体制として、有資格者は積極的に採用。昇給・管理者登用

このような企業・業界の場合は、通信教育やスクールなどに通い資格を取得しても損はありません。

しかし、転職を考えている先とは何の関連も無い資格を取得することは、趣味や自己満足となってしまう可能性が高いです。また、資格より実務経験を重視する会社もあるため、資格の取得に躍起になるよりもまず実務経験を積む方が有意義である、という考え方もあります。

資格は、取得をするタイミングも大切です。取得予定の資格は入社をする時に必要なのか、それとも入社後でも取得できる環境にあるのか、よく見極めてから行動をしてください。

業界別に見るおすすめ資格


業界によっては「この資格を持っていれば転職に有利」というものももちろん存在します。

業界によって有利になる資格というのは、取得難易度に差はありますが、通信教育や参考書・スクールがあるなど、取得をするにあたっての環境が整えられていることが多いです。そこで、それぞれの業界にとって、取得していれば有利な資格を例に挙げます。

どの業界でも取っておいて損は無い資格

まずは幅広い業界で有利になり得る資格を挙げていきます。

  • ファイナンシャルプランナー(FP)
  • 宅地建物取引士
  • 日商簿記
  • 中小企業診断士
  • 社会保険労務士
  • 税理士
  • 公認会計士
  • TOEIC
  • 米国公認会計士
  • MBA
  • 通関士
  • 自動車運転免許など

以上の資格は、業界によってはマストなものもあります。特に不動産業界では宅地建物取引士が必須で、金融ではFPを持っていれば入社後に業務の幅が広がり給料アップが見込めます。

※宅地建物取引主任者は2015年から「宅地建物取引士」となり、難易度が上がっていますのでご注意ください。

不動産業界の資格

不動産業界での転職で有利な資格について挙げていきます。

  • 管理業務主任者
  • マンション管理士
  • 不動産実務検定
  • 不動産鑑定士
  • 一級建築士
  • 土地家屋調査士

このような資格があります。

金融業界の資格

金融業界での転職に有利な資格としては、

  • ファリエイテッドファイナンシャルプランナー
  • 証券アナリスト
  • 貸金業務取引主任者

といったものがあります。

IT関連業界の資格

最後に、IT関連の業界についてです。

  • 情報セキュリティマネジメント
  • プロダクトマネージャ
  • Linuxプロフェッショナル認定資格
  • XMLマスター
  • SAP認定コンサルタント
  • MCP
  • 応用技術者
  • オラクルマスター

このように、業界によって必要な資格・持っていれば有利な資格は異なります。

資格を転職に活かすポイントとは?


ただ何となく転職をしたい、というビジョンでいると「何の資格を取ったらいいのか分からない」「とりあえず取りやすそうなものから取ろう」となりがちです。そのためまずは、キャリアプランを立てることをおすすめします。

  • 正社員ではなくでもいい
  • 〇〇業界で管理職として働きたい
  • フリーランスの〇〇になりたい
  • 収入の目安、希望貯金額、将来的に欲しいもの

このように、自分の働き方に対する方向性や目標、希望などを整理して明確にすることで、それに向けて必要な資格や転職の仕方がぐっと具体性を持つようになるのです。

キャリアプランがはっきりしていないと、前出のとおりに、さまざまなジャンルの資格を手当たり次第に取ってしまうことにもなりかねません。いろいろな資格にチャレンジする中で自分にあったものを見つけられれば、という考え方もありますが、転職活動においてはデメリットもあります。

  • あちこち立ち寄る形になるため、時間の無駄になってしまう
  • 職としては手広くなるが、スペシャリストとはなりにくい
  • 企業はスペシャリスト、即戦力を求めていることが多い
  • 採用をしても、ビジョンにブレがあるのではないかと判断をされる可能性がある

将来へのビジョンをはっきりとさせて現在の立ち位置を理解し、そして「将来はこのようになりたい」という思いの元にキャリアアップのための資格を手にすることが、転職活動をする上で非常に効率的かつ有効な手段です。

まとめ

資格は、知識・武器であると同時に自分の人生の履歴書でもあります。ビジョンを持ち、キャリアプランを立てた上で取得した資格は、面接官に対して「このような実績を積んできました」とアピールする材料になります。必要な資格を無駄なく取得するためにも、自分のキャリアプランについてよく考え転職活動に活かしましょう。

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