いまさら聞けない!履歴書の学歴欄の書き方の基本と注意点

  • 2017-11-29

就職や転職をする時に必ず書く履歴書は、あなたという人のことを知るための大事な書類です。正しい書き方をすることは、社会人としてのマナーだけでなく、あなたの人となりや誠意を企業に伝えるためのものでもあります。そこで、履歴書の中でも「学歴欄」の書き方について解説します。

学歴欄の基本の書き方をおさらい


まずは、学歴欄の書き方の基本をおさらいしていきます。

一行目の書き方

学歴欄の一行目は、行の中央に「学歴」と書きます。

年号の書き方

各学歴の年号は「西暦」「和暦」のどちらでも構いませんが、履歴書全体で統一してください。履歴書右上の記入日付なども含めて、「すべて西暦を使う」「すべて和暦を使う」と決めて書くことが大切です。

学校名、学部・学科名の書き方

学校名や学部名、学科名は省略せずに正式名称で書きます。「県立○○高校」は「××県立 ○○高等学校」、私立であれば「私立 ○○高等学校」などと書きます。

入学と卒業の書き方

各学歴には「入学」「卒業」も書くことが必要です。「××県立 ○○高等学校 入学」「××県立 ○○高等学校 卒業」と、適度なスペースをとって書いてみてください。

また、高校や大学の入学・卒業では正式名称を2回書くことになりますが、「同上」などと略すことはせず、いずれも正式名称を記載するようにします。

学歴はいつから書くのがベスト?


学歴欄は、義務教育の最後である「中学卒業」から書き始めることが一般的です。学歴欄の一行目「学歴」の次の行に「××市立 ○○中学校 卒業」と書きます。卒業と書いた次の行から、高校の学歴を書き始めます。

ただし、転職の場合は学歴欄の下に書く「職歴」に記載しなければならないことが多いなど、スペースの問題が発生する可能性が高いです。書ききれないような場合は、高校入学からの記載でも問題ありません。

ケース別に見る学歴欄の書き方


あなたの学歴に特別なケースが存在する場合には、どのような書き方をすれば良いのかも確認してみてください。

休学をしたケース

在学中に休学をしたのであれば、休学についてを記載します。該当する学歴の欄に「○○のため○年間休学」などと書きます。病気やケガでの休学であれば理由も添えておくのがポイントです。

長期的な休学の場合は、面接で詳細について質問されることもありますので、答えを用意しておく必要があります。

中退をしたケース

中退については、「××県立 ○○高等学校 中退」と書きます。人によっては「中退」と書くことに抵抗があるかもしれないですが、履歴書は事実を記載する正式な書類ですので学歴の詐称はNGです。

中退については、面接で理由を聞かれることが多いので、面接官に中退の理由を伝える準備をしておくことをおすすめします。

「学びたいことが見つからなかった」では受け身で終わってしまった印象を持たれてしまうので、「希望する進路へ早くたどり着きたいと考え、中退をした」など前向きな理由を伝えることができれば問題ありません。

または、経済的な理由で中退をせざるを得なかったという場合は「家庭の都合で在学を継続することが困難になったため中退をした」など、簡潔に答えることがポイントです。

留年をしたケース

留年については理由によって書き方が変わります。病気やケガであれば「○○(病名やケガ)により、入院や治療のため単位の取得ができず留年」と書きます。

面接では「入社をしても業務に支障がないか」という懸念から、病状やケガの具合について尋ねられることがありますが、「完治しており業務に支障はございません」など、安心してもらえる応答をすればマイナスイメージはつきません。

もし「バイトや遊びに夢中になって単位が取れなかった」という場合、履歴書には留年の記載をしなくても結構です。入学年と卒業年で先方は留年したことに気がついてくれます。

面接では留年の理由を尋ねられる確率が高いので、回答は準備をしておいてください。「アルバイトに夢中になってしまい、単位を取得することができず留年をしてしまいました。しかし学生の本分である学業を優先すべきである、と心を改め、翌年は学業に専念いたしました。」など、失敗を失敗で終わらせなかったということを伝えることがポイントです。

アピールポイントは忘れず記載を


学歴の中で、アピールするべきポイントがある場合はしっかりと記載をします。

留学をしたことがある場合

在学中に留学をした経験がある人は、留学していたことを学歴欄に記載します。留学経験は企業へのアピール材料となりますので、省略するのはもったいないことです。留学期間・留学先・学校名・学部名などを書き、先方があなたの留学について把握できるようにしてください。

ただし、ホームステイや短期間の海外研修などは留学に入りません。学歴には書かず、自己アピール欄などを利用するようにします。留学による語学力の向上をアピールしたいのであれば、TOEICのスコアや英検の成績を資格欄に書いておくことで、さらなるアピールができます。

大学の専攻をアピールしたい場合

希望している職種に活かせるような専攻があれば、学歴に記載します。あなたが携わった研究や論文などが、希望する企業の業務に関連する可能性があるのであれば、アピールポイントとして有効です。

ただし、希望する企業の職種と明らかに関係のない研究や論文は学歴欄に書くべきではありません。関連度合いによりますが、あまりにかけ離れているようであれば、履歴書の中には書かず面接時の「学生時代に熱中したこと」などの質問回答用にしてください。

まとめ

いかがでしたか?履歴書の学歴欄は採用担当者が名前・顔写真の次に見る大切な項目です。省略をせずに、丁寧に書くことであなたの人となりを知ってもらうことができます。もしも学歴に自信が持てなくても、堂々と丁寧に書かれた履歴書は好感を持ってもらえますので、些細なミスも疎かにせず、しっかりと意識をして書き進めましょう。

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