学生起業家になる方法

  • 2017-12-7

学生起業家になるためには、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんのように特別な才能がなければいけないのでしょうか。学生起業家になることが誰にとっても難しいというわけではありません。今回は、学生のうちに起業して成功する秘訣をご紹介します。

学生起業家になるために必要なこと

学生起業家になるためには、まず、「人・モノ・金」を揃えることが必要です。学生時代の起業で成功した人には、優秀な人材探しに力を入れたという共通点があります。まだ社会に出ていない学生には優秀な人材が埋もれている可能性と、損得勘定のない人間関係を築きやすい環境があります。これは学生ならではの強みと言えます。

また、必要な道具や設備、作業環境を準備することも大切です。不足なく物資が揃って初めて、ユーザーに喜んでもらえるようなモノやサービスの創造に着手できるためです。

そして、事業を軌道に乗せるためには資金繰りをしっかりすることが重要です。例えば、元学生起業家の細川大己さんは、スムーズに起業できた理由の一つに「投資を受けられたこと」を挙げています。外部からの投資に頼らず、収入より少ない支出でやり繰りして経費を削減しながら少しずつ運営資金を生み出す方法もあります。

インターネットが広く利用されるようになって接続環境の整備が進んだという背景もあり、インターネット関連のビジネスは初期投資が少なく成功しやすい傾向にあります。そのため、プログラミングを勉強する、アフィリエイトで稼ぐ方法を学ぶといった自主学習は成功への足掛かりにもなりやすいでしょう。

大学生で起業家になった人の成功例

続いて、大学生のときに起業した経営者を紹介します。株式会社リブセンスの村上太一さんは高校生のうちから準備を始め、早稲田大学1年生修了時に起業しました。のちに、史上最年少の25歳で上場を経験することになります。ライブドア株式会社の堀江貴文さんは、同会社の前身である有限会社オン・ザ・エッヂを東京大学在学時に設立しています。

この2人は、どちらもIT関連の企業を立ち上げることで成功を収めています。IT業界には、初期費用を抑えられることに加えて、競合相手の少ない領域を発見したり、新たなビジネスモデルを考案したりしやすいというメリットがあります。そのため学生起業家も参入しやすく、かつ成功しやすい分野であると言えるのです。

また、立ち上げ当初の資金対策として、村上さんはWebコンサルティングを行って資金を賄っており、堀江さんは最初のうちWeb制作会社として利益を上げていました。本当に実現したい中長期のビジョンを温めつつ、初期はきちんと黒字を出しながら会社を経営していた点が共通しています。「今できることで資金を得ながら、将来を見据えて新しいサービスの開発に投資をしてゆく」という姿勢が起業成功のポイントの一つと言えそうです。

高校生で起業家になった人の成功例

学生起業家の中には、高校時代に事業を立ち上げた人も存在します。例えば、株式会社AMFの椎木里佳さんは中学3年生で起業し、女子高校生社長として注目を集めました。マーケティングサポート事業の他、スマートフォン向けアプリの開発やイベントの企画プロデュースなどを手がけています。

また、2013年に和歌山県で合同会社和-なごみを立ち上げた小幡和輝さんは、高校生だけで運営するカフェの設立や、著名人を招いた講演会の企画などを行ってきました。高校生で起業して成功した人たちの共通点として、高校生ならではの視点でビジネスを展開した点が挙げられます。

例えば、株式会社AMFは、同世代である女子中学生・高校生同士の繋がりを生かしたマーケティングサポートを展開しています。合同会社和-なごみの場合は、商店街を学生の手で盛り上げる企画を行ったり、和歌山県の10代の選挙投票率を全国一位にするために若者や著名人とコラボレーションした企画を制作したりしています。高校生目線のアイデアを形にし、若者同士のネットワークをビジネスに生かしたことが成功につながった例と言えるでしょう。

起業する時に気をつけるべきこととは

最後に、起業にあたって注意すべき点を見ていきましょう。起業を安全に成功させるためには、リスクを少なくすることや、目先の利益にとらわれすぎないことが大切です。

起業する人の中には、急激に多額の借金を背負い、失敗してしまう人もいます。また、理想が高すぎて経済的に破綻する場合もあります。まずは費用が少なくて済むものからトライしたり、安定性を優先して黒字へ導いたりといった工夫が必要です。

加えて、長期的な視点を持ってプロダクトを作っていくことも重要です。学生起業家の中には自分の力で稼ぐことができず、結局短期的な利益を追ってつまずいてしまう人もいます。会社を継続的に経営するためにお金になるビジネスを行うことはもちろん大切ですが、将来へ向けたビジョンも持ち続けなければ新しいサービスを生み出すことはできません。経済的安定を得るための仕事と会社の長期的理念とのバランスをうまくとることができれば、起業時の理念を持ち続けながらビジネスを形にすることができるでしょう。

まとめ

起業は特別な人だけができるものではありません。起業する分野を選び、学生であることを強みにして起業家として成功するのも夢ではないことがお分かりいただけたと思います。若いからこそ思いつくアイデアや学生特有のエネルギーを生かしてビジネスを立ち上げてみるのも、自分らしい生き方と言えるのではないでしょうか。

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