JavaScriptとは?特徴やスマホでの開発方法を紹介!

Webアプリ開発の話題を検索すると、JavaScriptという言葉を目にします。JavaScriptはプログラミング言語の一種ですが、ある特殊な事情でWebアプリ開発には欠かせないものとなっています。今回はJavaScriptの特徴やメリット・デメリットなどを中心にご紹介します。

JavaScriptとは?

Javaとは別の言語

JavaScriptとは、その名の通りスクリプト言語です。スクリプト言語は実行時に実行エンジンによって解釈される形態の言語で、事前にコンパイル処理を行う必要がありません。

「Java」Scriptという名前ですので、Java言語の一種かと思う人もいるでしょうが、まったくの別物です。文法的にも、実行環境や使われ方も全然違います。口頭で呼ぶ時には、Javaを「ジャバ」、JavaScriptを「JS(ジェイエス)」と呼ぶことで区別します。

クライアントサイドで動作する

JavaScriptは、ある特殊な事情でWeb開発には欠かせないものとなっています。それは、クライアントサイドで動作する言語だということです。Webアプリの仕組みは大まかに言うと、ブラウザからの要求に応じてWebサーバ側でHTMLを生成してブラウザに返す、の繰り返しです。

若干語弊はありますが、HTMLは静的なコンテンツなため、動きがある処理を行うのが苦手です。それを補い、Webアプリに動きを加えてリッチにするのがJavaScriptです。

サーバサイドでHTMLを生成するプログラミング言語は複数ありますが、ブラウザ上で動作する言語はJavaScriptだけです。このためJavaScriptでプログラムを作ることができると、Webアプリ開発で大きなアドバンテージになります。

オブジェクト指向の言語

JavaScriptはオブジェクト指向の言語です。後ほど詳しく説明しますが、オブジェクト指向とは、クラス(class)と呼ばれる大きなカテゴリを作り、それに対して属性やインスタンス(値)などをつけて制御する考え方です。オブジェクト指向の言語には、PHP、Java、Rubyなどがあります。

世界でトップシェアを誇る言語

JavaScriptは、世界のプログラマーにとってかなり人気度の高い言語です。フロントエンドとサーバーサイドの両方に従事しているエンジニアのうち、85%が業務でJavaScriptを使用しているとされています。
(データ参照:Developer Survey Results2016)

JavaScriptの特徴

JavaScriptのメリット

JavaScriptには、大きく分けて4つのメリットがあります。

1 動的な処理が行える

JavaScriptの最大のメリットは、Webコンテンツに動的な処理を追加できることです。例えばブラウザ上の写真がゆっくりと切り替わったり、実行確認のダイアログボックスを表示したりするのは、JavaScriptの役目です。

2 学習サイトが充実している

また、JavaScriptはニーズが高いため、学習サイトや解説書も充実しています。メジャーな言語ですので学習するための情報が得やすいというメリットがあります。

3 オブジェクト指向のため扱いやすい

JavaScriptは、先ほど述べたようにオブジェクト指向の言語です。オブジェクト指向の概念を完璧に理解するのは難しいですが、良い点としては様々な情報や演算子を一つのカプセルとして、同じコードを何度も書かないようにしている点です。これによってプログラムの全体がわかりやすくなります。

4 ブラウザとテキストエディタで書ける

開発環境も単純で、プログラムの記述にはテキストエディタがあれば十分です。実行確認はInternetExplorerやEdge、GoogleChromeなどのブラウザがあればできます。

JavaScriptのデメリット

JavaScriptはその自由度の高さと扱いやすさから様々なメリットがありますが、便利であるがゆえのデメリットもあります。

1 環境によって動作が異なる

最大のデメリットは、ブラウザによって動作が異なる場合があることです。JavaScriptは各ブラウザ上で動作するので、ブラウザが違うと、同じコードでも挙動が異なることがあります。

ですので、きちんとテストしようと思うと、メジャーなブラウザすべてでテストしなければなりません。また、JavaScriptは言語仕様がどんどん改定されています。進化している、とも言えますが、覚えなければならないことが増え続けています。

2 関数の種類が多く把握しにくい

自由度が高い上に無名関数や即時関数が使われることが多く、慣れれば便利なのですが初学者には何をやっているのかさっぱりわからない、といった読みにくいコードになりやすいというデメリットもあります。

JavaScriptでスマホ開発ができる

JavaScriptでのiPhone開発

前述の通り、JavaScriptはブラウザ上で動作するためOSを選びません。Windowsはもちろん、MacでもiPhoneでも動作します。iPhoneの場合は、デフォルトでSafariが入っていますので、Safari上で動作させることができます。iPhoneで動作させるものの開発でも、無理にiPhone上で行う必要はありません。Windows+テキストエディタで開発し、Safari以外のブラウザで動作確認したあと、iPhoneのSafariで詳細確認すればOKです。

もちろん、iPhoneでJavaScriptの開発もできます。そのためにはright nowというアプリが便利です。right nowはApp Storeからインストールすることができます。ソースコードとブラウザの2画面同時表示ができるので、リアルタイムにJavaScriptの動きを確認することができます。JavaScriptのコード補完をしてくれる機能もついています。

JavaScriptでのAndroid開発

JavaScriptはAndroid上でも動作します。やろうと思えば、開発もAndroid端末上でできます。メジャーなところでは、DroidScriptという開発環境があります。DroidScriptは、Google Playからインストールできます。ブラウザ上で動作する普通のJavaScriptはもちろん、DroidScriptがインストールされている端末なら、その端末上で動作するアプリを作ることもできます。

まとめ

今回はJavaScriptの特徴やメリット・デメリットなどを中心にご紹介しました。最大の特徴は、Web画面に動きをつけ、リッチにすることができることです。プログラミング言語は数あれど、ブラウザ上で動作するのはJavaScriptだけです。このため、JavaScriptを覚えておくとWebアプリ開発でできることが増えます。興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。

関連記事

ページ上部へ戻る