起業に失敗したらどうなる?原因を知ってリスクを回避しよう

「起業」ということにどのようなイメージを持っていますか?夢を叶えた人、お金持ち、かっこいいなどと、美化している人も多いのではないでしょうか?実は、起業家の成功者はほんの一握りなのが現実です。起業して、成功する人と失敗する人の違いは何でしょうか?ここでは、起業に失敗したらどうなるか、原因とリスク回避について考えます。

起業にリスクはつきものです!


起業する人が増えてくる一方で、倒産したと聞く会社もよく耳にします。起業が成功する確率はどれくらいかご存じでしょうか?企業が生き残る確率は、起業して1年で40%になり、5年で15%、10年で6%程と言われているのが現状です。わずか1年で過半数の企業が倒産し、10年後にはほとんどゼロに等しくなっています。

逆に、開業して3年で黒字になる企業はわずかで、起業の成功率は低いということが一般的な解釈と言えます。起業するのは簡単ですが、それを継続させていくことがとても難しいことです。起業への道はなかなかハイリスクとも言えるでしょう。しかし、成功している企業がゼロではないということは、成功する人と失敗する人に違いがあることも同時に分かります。統計的に見れば起業はハイリスクなので、リスク回避について考えておくことも必要でしょう。

起業に失敗する人の共通点とは?


起業を成功する人と失敗する人の違いは何でしょうか?失敗する人の特徴をここでご紹介します。

起業する目的が曖昧

なんとなく、起業家ってかっこいい、起業したら儲かるのではないか?といった軽い気持ちで起業する人も実は少なくありません。曖昧な考えは、曖昧な会社経営に繋がってしまいます。

成功する起業家は、物事を明確に考えることができ、本当に根性と行動力がある起業家のみです。何のために起業をするのか、どんな仕事で起業をするのか、起業家としてどのような人生を歩んでいきたいのかを起業する前に明確にしてみてはいかがでしょうか。

経験や知識が乏しい

例えばこれまで医療系で働いていた人と、元々不動産会社で働いていた人が、不動産業の会社を立ち上げようとする場合、どうしても後者の方が成功する確率が高いと言えます。それは、知識や経験が乏しいと、他社に比べて、商品設計やユーザーへの対応も満足に行なえないというリスクが出てきてしまうからです。適切な経営判断をするためには質の高い情報が必要になりますので、未経験者の起業はハードルが高いでしょう。

流行りものに乗ってしまう

流行りものは定番にならなければ、いずれ去る日が来てしまいますし、時代と共に需要も変わってきます。本当に成功する起業家は、流行る前から手を打つ人です。ライバルが気付く前に気付き、ライバルが増えるころには、また新しいことに気付くのが賢い起業家と言えます。流行り廃れのないものに目をつけることがポイントです。

よくある起業失敗例から原因を学ぼう

運転資金の問題

ついつい気合が入ってしまう店舗の開店。飲食店など開業する際にこだわった店作りをし過ぎ、かなり豪華なものにした結果、銀行からの融資は内装費や家賃など、初期投資にほとんど回すことになります。開店後に当初の見込みほど客数は伸びず、資金の大半を初期投資に使ってしまっていたので、経営に使える運転資金は残っておらず、経営難になり閉店へと追い込まれたケースがあります。

見込み客が付いてきてくれない

会社を辞め、独立・企業するときには、ある程度自分について来てくれるであろうお得意さんがいるはずです。「独立しても応援するよ。」「独立したら教えてね。」なんて言われることもあるでしょう。しかしそれは社交辞令のこともあり、実際に独立してみたら顧客にはなってくれなかった、というのもある話です。あくまで大きな会社の看板に守られて仕事をしていたことを、痛感する瞬間かもしれません。前職の顧客に頼り過ぎず、地道な新規開拓も必要であることがわかります。

事前に確認しておきたいリスク回避策

お金を貯めておく

大小問わず、どんな事業であっても必要なのは「お金」です。多くの人が儲けることを1番に考えるでしょう。儲けることを考えて、場所にこだわり、立地のいいところにお店を構えようとします。そうすると、雇う人を増やさないといけなくなり、人件費がさらにかかってきます。

家賃や人件費などを増やしていけばいくほど、お金は貯まらない一方です。先を見据えた計画をすることも必要になります。会社にお金を残しておくことで、売り上げが下がっても、当面はビジネスの継続もできますし、給料を払っていくことも可能です。継続的に稼ぎ続けるように、堅実にお金の貯蓄や管理をしておくことをおすすめします。

会社拡大をしない

起業を成功させるためには、売り上げを上げることと考える人も多いでしょう。そのために、店舗を増やして会社の拡大をしようとします。大切なのは、起業の成功は売り上げの増加ではなく、利益の増加です。店舗を増やすことで、家賃や人件費などの固定費が必要になります。

売り上げが多くても少なくても、当たり前のように毎月かかる費用です。このような費用が増えるほど、会社経営の苦しさも増えるでしょう。身の丈にあった形で長期的にビジネスを継続することが大切です。

広告に力を入れる

起業の成功のために、経費の無駄遣いをしないことをおすすめしましたが、積極的にかけてほしい経費があります。それは「広告費」。広告費はお金がかかるというイメージより、広告費をかけることを嫌がる起業家も多いです。

しかし、売り上げが上がらないのは、広告費を使っていないことが原因のひとつでもあります。自社製品やサービスを多くの人に認知してもらうには、やはり広告をしないことには難しいでしょう。本当にやるべきこと、お金をかけるべきところをきちんと理解することが必要です。

まとめ

起業をしたいけど、失敗を恐れて、なかなか前に進めないという人も多いかもしれません。起業する目的は、「起業すること」ではなく、「起業を長期的に継続させる」ことです。まずは、失敗しないために起業について深く知ってみてはいかがでしょうか?

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