フリーランスになる時、法人化の時のデメリットとは?改善法も紹介

フリーランスになるとき、どのようなメリットがあるのでしょうか。収入や労働環境面、将来的に受け取る年金額などにデメリットが発生しがちです。また、フリーランスが法人化を迎えた時にもデメリットに出くわすことがあります。フリーランスとしてキャリアを積んでいく上のデメリットについて事前に知っておきましょう。

フリーランスとは


「フリーランス」という言葉が一般的になってきている今日において、フリーランスの本来の意味を知っている方は少ないかもしれません。フリーランスとはどういった働き方のことなのでしょうか。

特定の企業や団体で専従していない人

フリーランスの意味を辞書で調べてみると、フリーランサーと同じ意味で使用されている事が多く、意味は下記のようになっています。

自由契約者。一定の会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約するジャーナリストや俳優・歌手など。フリー。フリーランス。
(出展goo辞書 フリーランサー【freelancer】の意味

フリーランスの代表的な職業として、ジャーナリストや芸能人のような職業が思い浮かぶかと思いますが、身近なところでは、デザイナーやエンジニア、ライター等様々な業種があります。その中でも、SEなどIT関係の能力を生かして活躍している方もいます。

会社員からフリーランスになるデメリット


会社員と比較した場合のフリーランスのデメリットについてまとめました。フリーランスは、個人で仕事をするため自由度が高い分、デメリットもあります。デメリットの中でも、特に知っておきたいものについて詳しく見ていきます。

収入が不安定になる

会社員の場合、月給が決められていて、昇給が年に1回から2回、賞与月が決められている場合がほとんどです。フリーランスの場合は、受注が多いとき、少ないとき、やむを得ず作業できない日が多い月などのムラが起こりがちです。月の収入がかなりある月、ほとんど無い月など月によって増減があるため会社員に比べると不安定であるともいえます。

確定申告の手間がかかる

収入から必要経費を差し引いた事業所得が38万円を超えた場合、確定申告が必要になります。申告が不要である場合でも、帳簿をつけたり伝票を保管しておく必要があります。申告が必要な場合に、会社員の場合、会社の帳簿をつけたりする必要もないため、事務作業が増えるという意味で手間がかかります。

雑務も自分でこなす必要がある

日常の帳簿付けや見積書作成、スケジュール管理等すべてを自分でこなす必要があります。会社員ですと、専門の部署ごとに処理しているため、自分でする必要がありませんが、フリーランスの場合は、本来の仕事プラスαとして雑務を自分でこなす必要が出てきます。

将来受け取れる年金が少ない場合がある

フリーランスの場合、個人事業主となるため国民年金に加入します。会社員の場合の厚生年金に比べると、受け取れる年金は少なくなります。そのため、国民年金基金や付加年金制度に加入することで、国民年金に上乗せして受け取ることができます。

有給休暇がない

仕事をした分だけ収入がある反面、仕事を休むとその分の収入を得ることはできません。会社員の場合、日数は限られますが有給休暇があるので、休んだとしても給料は変わらないという安心感がありますが、フリーランスには有給休暇がありません。

孤独を感じることがある

受注をするのも、打ち合わせをするのも、ほぼすべてWeb上で済ませることが多いため、会社員時代には感じることが出来なかったような、どうしようもない孤独感を感じてしまうという方もいます。孤独との付き合い方を自分なりに模索しながらフリーランスを続けていくことも課題のひとつといえます。

フリーランスから法人になるデメリット

法人化に費用がかかる

法人化する際に費用がかかります。会社員からフリーランスになる際は、特別に費用が発生することはありません。しかし、法人化には法的な手続きが必要であり、手続きに費用がかかります。これらの費用は公的に決められているため、節約することができません。

法人化の手続き・必要書類・費用・おすすめタイミング
自分の事業を法人化するには、手続きが必要です。必要な書類を揃え、費用を支払わなければなりません。こちらでは、法人化手続きの流れや、自分で手続きする時の費用、司法書士などに依頼して

手続きする時の費用を紹介しています。

法人住民税の均等割がかかる

法人には法人住民税がかかります。法人住民税には、法人割と均等割があります。法人割は、所得が多いほど金額が上がります。それに対し、均等割は所得にかかわらず課せられます。法人になると、赤字であっても法人住民税の均等割を支払う必要があるのです。

法人住民税とは?税率や計算方法
法人が支払う法人税には、法人所得税・法人事業税・法人住民税があります。こちらでは、法人住民税について解説しています。均等割と法人割を併せて支払う必要があります

ので、それぞれの額がどのように決められるのかも紹介しています。

デメリットを改善する方法


フリーランスのデメリットについてみてきましたが、それを補い改善する方法は数多くあります。フリーランスに不安を感じたら、まず自分で情報収集をしてみましょう。

クラウドソーシング・エージェントに登録

クラウドソーシングやエージェントなどの、フリーランス向けのサポートサービスに登録しましょう。収入を安定させるため、たくさんの案件の選択肢を持つことができます。難易度、期間、報酬などさまざまな指標で案件を選ぶことができます。

税務会計や法律関係など仕事上の相談窓口を紹介して貰えたり、健康診断やレジャー、グルメなどの福利厚生サービスを受けることができたりします。スキルアップをするためのセミナーなどへの参加もでき、仕事だけでなく生活面の安心感を得ることができます。

フリーランス向け案件紹介サイト・エージェント
フリーランスの方におすすめのクラウドソーシングサイトとエージェントを紹介しています。さらに、案件探しのコツや、新しい案件を受ける時の不安の解消法なども記載しています。登録を

検討している方はぜひ参考にしてください。

コワーキングスペースを利用

作業場所の費用の問題や相談する人がいないなどの孤独感を感じている方は、コワーキングスペースの利用がおすすめです。コワーキングスペースは1つのスペースを複数の利用者で共有して使うところなので、利用者同士の交流もできますし、なにより作業場所の費用が抑えられるので利用している方も多いです。

国民年金基金やiDeCoなどに加入

毎月の収入から積み立てることで、老後の資金面の安心感を得るという意味で、国民年金基金やiDeCo(個人型確定拠出型年金)に加入するというのもおすすめです。iDeCoの場合、掛け金の上限額も大きいので節税対策にもなります。

フリーランスの老後の年金、制度の仕組みと事前対策方法
会社員とフリーランスでは、将来受け取る年金の種類や金額が異なります。こちらの記事では、日本の年金制度の仕組みと、フリーランスの受け取る年金額を増やす方法について紹介しています。

まとめ

フリーランスのデメリットについてみてきました。会社員と比べて収入が不安定、雑用が増えるなど不安要素が多いと思うかもしれませんが、自由度も高く、収入も自分の働き方次第という大きなメリットもあります。デメリットを改善する方法も沢山ありますので参考にしてください。

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