意外と知らない!?求人情報で目にする業務委託の定義と注意点

インターネットテクノロジーの発展によって現在では様々なお金の稼ぎ方が存在しますが、最近注目されている中にフリーランスという働き方があります。フリーランスとは、特定の会社組織に属さず、自分の身一つでお金を稼ぐという働き方なのですが、彼らが仕事を得る際には、主に業務委託という形態が選択されます。

知らない人も多い!業務委託とは?

業務委託の言葉の解説とその形態

業務委託とは、サラリーマン等の雇用契約とは異なり、定められた仕事内容や成果物を期限内に完遂する事で規定の報酬を貰うといった契約内容になります。雇用先に出勤し、決められた仕事をこなしていれば賃金が発生するわけではなく、あくまでも仕事内容に対しての報酬という形になります。

ですので、契約に明記されている仕事を完遂できなければ、いつまで経っても報酬は支払われませんし、そのまま契約解除になってしまうというリスクも存在します。

業務委託で気を付けたい契約形態


一般的に業務委託と呼ばれるものの中には、委任契約と請負契約が存在します。

委任契約

委任契約とは、定められた業務内容を遂行する事で報酬が支払われるといった契約になります。具体例を挙げると、「とある時間帯にネットワークを監視し、アラートが出たら某所へ連絡する」といった感じです。このケースですと、仕事内容自体は雇用契約とさほど違いはありませんが、定められた時間帯が終了次第契約完了になりますので、必ずしも契約の連続性は保証されないという部分が異なります。

請負契約

こちらは定められた成果物を納品する事で報酬が支払われるといった形になります。具体例としては、「とある期限までにAという動作を行うアプリを製作し納品する」といったものになります。こちらは成果物が契約完了の条件となりますので、規定の成果物を納品できない以上はいつまで経っても報酬が支払われず、そのまま契約が切られてしまう恐れもあります。

業務委託にはどんな求人があるの?

業務委託の求人に多い職種

現在はクラウドソーシングが盛んになってきていますので、昔に比べると業務委託の求人も増えてきたと言えるでしょう。その中でも特に目立つのは、クライアントの要望で文章を作成するWEBライティングの仕事が挙げられます。文章作成スキルさえあれば誰でも仕事を受ける事が可能ですし、スマホの登場によりインターネット上の読み物の需要が高くなったため、比較的需給がマッチしている職種と言えるでしょう。

他にも、プログラマー向けの開発案件や、WEBサイトの製作、テープ起こし等の案件も豊富に存在します。

業務委託で働くメリットとデメリット

メリット

業務委託で働く際のメリットとしては、業務スタイルが比較的自由である事が挙げられます。業務委託では決められた仕事内容を完遂する事がメインで求められますので、契約内容によっては、どういった場所で仕事を行うか、いつ仕事を行うか等を自分で決める事が可能です。また、特定の組織に属する事はありませんので、人間関係を構築する必要もありません。

デメリット

デメリットとしては、収入の見通しを立てづらいといった点が考えられます。会社員等の雇用される仕事であれば月間の給与はほぼ定まっていますし、余程の事がない限りはそれが大きく減るという事はないでしょう。ですが、業務委託の場合は、クライアント探しから契約、そして仕事の完遂までを自己責任で行う必要がありますので、稼げる額に変動が生じやすく、ライフプランが立てづらい傾向があります。また、各種社会保険や福利厚生も、雇用契約の方が手厚い場合が多いです。

業務委託の求人に応募する時の注意点

業務委託の求人に応募する時の注意点

業務委託求人におけるメリット・デメリットをそれぞれにご紹介させて頂きましたが、それでは実際に仕事を受ける際の注意点を考えてみたいと思います。上述した通り、業務委託で仕事を受ける場合においては自己責任という面が強く求められるため、何かあった時でも多くは自分で責任を取らなければなりません。

そのため、クライアント選びは特に慎重になる必要があります。契約内容や社会通念を遵守してくれるか、無茶な要求はされないか、等をしっかり見極めてから契約を交わした方が良いでしょう。仕事のスピードやクオリティはクライアントによって左右されてしまう事もあるため、お互いに気持ち良く仕事ができる環境を選びたいものです。

また、求められる仕事内容に対して自分のスキルや能力、そしてスケジュール等を総合的に判断する事も重要です。上述した通り、業務委託に関しては仕事を完遂しないと報酬が支払われないため、せっかく受けた仕事でも実力不足で納品できず、報酬が1円も支払われないといったリスクも考えられます。そうなってしまうと、業務に費やした時間は完全に無駄となってしまう事もありますので、自分の身の丈に合った仕事を選ぶのが大事だと言えます。

まとめ

各種クラウドソーシングサービスが盛んになってきたとはいえ、まだフリーランスに対する保護は十分とは言えません。ですが、今後のフリーランス人口の増加によって、徐々に改善される事が見込めますし、組織に属さず自分の身一つで稼ぐという経験が当人の自信に繋がる事も期待できるでしょう。

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