【初心者向け】C言語入門

この記事では「C言語のプログラミング環境構築」と「C言語入門レベルで登場する用語の説明」をします。C言語は難しいと感じる方もいるでしょう。確かに決して簡単なプログラミング言語ではありませんが、考え方は様々なプログラミング言語に応用できます。入門レベルの知識を知っておいて損は無いでしょう。

C言語のプログラム作成準備

環境の構築

今回はWindowsOSでの環境構築の一例をご紹介します。マイクロソフトが「Visual Studio 2017 Community」という統合開発環境を条件付き無償で提供しています。このソフトをダウンロードしてインストールすれば、C言語の開発環境構築完了です。もちろんVisual Studio以外にもC言語環境構築は可能です。

プログラムの記述と保存

Visual Studio 2017 Communityにテキストエディタ機能が入っています。ファイルの作成からプログラム記述、保存も全て行えます。他にもメモ帳やフリーソフトのテキストエディタでプログラム記述を行うことも可能です。

プログラムのコンパイル

プログラムを作成し、実行可能なファイルを作りあげてコンパイルを開始します。プログラムにバグ(文法の間違いのこと)が無ければコンパイル完了です。バグがある場合はエラーが表示されます。表示をよく見て間違いを自分で修正し、再びコンパイルしてください。

プログラムの実行

コンパイルが正常に行われたプログラムを実行すると、コンピュータがプログラムに書かれたとおりの処理を行います。プログラムは命令通りにしか動作しないため、プログラム作成前に「何を行うのか」を明確に決めることが重要です。

C言語の基本構文

変数

  • 変数とは

数値や文字列など何かしらの値が入る器です。この器を使用することで計算処理などが効率よくできます。中学校の数学で習った「変数」(xやyで表すもの)と考えるとイメージしやすいでしょう。

  • 変数の型

char型、int型、long型、float型、double型などが存在します。それぞれ扱える最小値・最大値が異なります。使用するパソコンによって数値の範囲が変わるものもあります。扱える数値の範囲が広い方が便利ですが、その分メモリをたくさん使用します。

  • 命名規則

C言語では変数の名前をつけることができます。Aやbなど意味の無い変数名にしても問題無く動作しますが、変数名の付け方にルールを設けるのが一般的です。ルールは世界共通というわけではありませんが、誰が見てもわかりやすい名称にします。

変数名がわかりやすいと可読性(プログラムの読みやすさ)が上がり便利です。「何に使う変数か」「変数の型は何か」「変数の有効範囲はどこまでか」などを名前に盛り込むことが多いです。

計算

数値の四則演算が可能です。「+」で足す、「-」で引く、「*」で掛ける、「/」で割る計算を行います。もちろん変数の計算も可能です。「x=x+1」のように変数の計算をして、変数に値を入れなおすこともできます。この計算の場合は、xの値が1増えます。

条件分岐

「ある変数の値が100以上ならAという処理を、100未満ならBという処理を行う」のように、決められた条件を満たすかどうかで行う処理を変えることを「条件分岐」と呼びます。if文、switch文などが存在します。

ループ処理

ある条件を満たしている間、同じ処理を行うことを「ループ処理」と呼びます。また永久に同じ処理を行い続けることを「無限ループ」と呼びます。ループ処理を行うものにはfor文、while文などが存在します。

文字列

文字(1文字)が複数セットになっているものを「文字列」と呼びます。C言語の場合は「char型」という文字を扱う変数があります。これを複数並べることにより文字列を表現できるのです。

配列

いくつかのデータを1つの変数名でまとめることができるのが「配列」です。C言語の場合は、同じ型のデータが集まったもので、変数名に添え字をつけます。C言語の添え字は「0」から始まります。

関数

ある処理を行うまとまりのことを「関数」と呼びます。例えば「3つの数字からその平均値を求める」「同じ数を10回掛ける」「文字を画面に表示する」などです。自分で自由に関数を作ることができるので、よく使う処理を関数にしておくとプログラムが見やすくなります。

乱数

指定された範囲内の数値からランダムでどれか1つの数値となるものを「乱数」といいます。「サイコロを振った時に出る目の数」のようなものに利用できます。C言語で乱数を得るには、rand関数やsrand関数を使います。

まとめ

今回は簡単にですが、C言語の基本となる用語や考え方をご紹介しました。1つ1つの内容をもっと深く掘り下げて理解する必要がありますが、まずはC言語に慣れることが大切です。書籍などでサンプルプログラムが書かれているものもたくさんあります。まずはプログラムを真似してみて、実際に動かしてから1つ1つの動作を理解していくのがオススメです。「習うより慣れろ」はプログラムの世界でも通じます。

関連記事

ページ上部へ戻る