ビジネスでの年賀状のマナー|例文つきで解説

  • 2017-8-25

みなさんはビジネスで日頃お世話になっている取引先や上司、先輩などに年賀状を出した経験はありますか?手書きの年賀状に加え、最近ではEメールや電子はがきで年賀状を出すケースも増えてきています。今までのお世話と新年のご挨拶ですので、送り先にきちんと気持ちを伝えたいですよね。今回は年賀状の正しい書き方やコツをご紹介したいと思います。

役職や連名は?年賀状の宛名の書き方

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ビジネスで年賀状を差し出す場合、送り先は取引先や上司、部下など様々なケースがあります。まずはそれぞれのケースで宛名の書き方を確認してみましょう。

取引先

取引先に年賀状を送る場合、届ける先が会社や部署など組織のときは宛名に「御中」を付け加えます。株式会社や団体名などは(株)などに省略しないように気をつけましょう。
取引先の個人名宛に年賀状を送る場合は、会社名につづいて役職名を書き、その下に個人名を書きます。その際、役職名に「様」を加えないよう注意してください。また、個人宛の場合は、個人名に「様」だけを書き、「御中」は書かないよう気をつけましょう。

上司、部下への年賀状の宛名の書き方

年賀状の送り先が会社内の場合

上司や部下に年賀状を送る場合、会社宛に送るときはどこの部署の誰宛かわかるように会社名、部署、役職、名前と「様」を書きます。この際も役職に「様」をつけないよう注意しましょう。

年賀状の送り先が個人宛の場合

自宅宛に送るときは住所と個人名のみにして「様」を書きましょう。

連名での宛名の書き方

年賀状の送り先が取引先企業内の場合

ビジネスで送り先が企業内の場合、基本的には送り先の宛名に連名は使用しません。連名で年賀状を送ると、誰が受け取るべきかはっきりと分からないためです。そのため、同じ部署内の複数人に送る場合は、一人ずつ年賀状を送るようにしましょう。
また、年賀状の送り先が部署などの組織全体や「社員一同様」などの場合は連名でもかまいません。

年賀状の送り先が個人宛の場合

送り先が個人宛でも家族ぐるみのお付き合いをしているなど場合は、世帯主と奥様や子供の名前をあわせて書く連名が多くなります。

ビジネスの年賀状では挨拶文に注意!

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「賀正」を上司に使うのは間違い

意外と多くの方が知らずに間違えているのが「賀正」「迎春」「新春」を上司や目上の人に対して使っているケースです。「賀正」「迎春」「新春」などの賀詞は、同僚や部下に宛てる年賀状に使うのには問題ありませんが、取引先や上司、年長者に使うのは不適切な表現です。
目上、目下の関係なく使用できる賀詞は「謹んで」「恭しく」または「謹賀新年」「恭賀新年」などがありますので、こちらで文言を統一すれば安心です。

気の利いたビジネス年賀状の挨拶文例

年賀状は下記の構成で書きます。取引先や上司に年賀状を送る場合はフォーマルな例文を、同僚や部下に年賀状を送る場合は親しみやすい例文を参考にしてください。

取引先や上司に送る場合

  • 「謹賀新年」
  • 「謹んで新年のお慶びを申し上げます。」

同僚や部下に送る場合

  • 「謹賀新年」
  • 「迎春」
  • 「新年あけましておめでとうございます。」

ビジネスの年賀状に添えるべき一言

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年賀状は、日頃お世話になっていることに感謝を伝える良い機会となります。御礼や相手を思いやる文面をしっかりと添えましょう。

添え書きで感謝を伝えたい場合

  • 「旧年中は格別の御交配を賜り、厚く御礼申し上げます。」
  • 「昨年はいろいろお世話になり、ありがとうございました。」

添え書きで相手の幸福を祈る場合

  • 「貴社益々のご繁栄と社員皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。」
  • 「新しい年も良い一年でありますよう祈念いたしております。」

新年も支援をお願いする言葉

  • 「本年も変わらぬお引き立ての程、何卒宜しくお願い申し上げます。」
  • 「本年もよろしくお願い申し上げます。」

日付

ここは送った日ではなく「平成○○年 元旦」と書きます。

ビジネス年賀状のお困り事例

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日頃あまり連絡をとっていない取引先や、身内に不幸があった時は年賀状を出すかなど、シーンによって年賀状を出すべきか、または文章を付け足すか悩みますね。そんなときにの事例をご紹介します。

ご無沙汰な取引先に出す場合の挨拶文

  • 「平素の疎遠をお詫び申し上げます。皆様のご多幸を祈念いたしております。」
  • 「ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしでしょうか?」

身内に不幸があった時に年賀状は出す?

一年以内に身内に不幸があったときは年賀状は出しません。その変わりに「喪中はがき」を送り、喪に服して年賀状を出せないことを伝えます。
一般的に2親等以内の親族な亡くなった場合に喪中はがきを出すことが多いですが、同居していない祖父母の場合は、取引先や仕事関係先には喪中はがきではなく年賀状を送ることもあります。
喪中はがきを送るときは12月初旬には送り先に届くようにしましょう。このときに亡くなった人の続柄と名前を書きましょう。

メールで済ませたい場合のマナー

最近では年賀状をメールで送るケースも増えています。その際にのマナーとしてまず気をつけたいのが「件名」です。
受け取る相手は年末年始休暇が明けてメールボックスに多くのメールが溜まっている可能性があります。大量のメールに紛れて見過ごされることも考えられますので、件名はわかりやすく書きましょう。

  • 例:【○○株式会社】新年のご挨拶

送る際に、宛名は個別に入力することが望ましいでしょう。また、最近ではセキュリティ対策として添付ファイルを受信しない企業も増えていますので、画像など添付せずテキストのみで入力するほうが確実でしょう。

まとめ

いかがでしたか?仕事でお世話になっている方への年賀状の書き方をしっかりとマスターできましたか?新しい年を機会に、今までの感謝の気持ちと、これからさらにより良い関係となることを願い、気持ちのよい年賀状を届けましょう。

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