事故報告書の書き方3つのポイントと例文

仕事をしていて会社に提出する書類には、さまざまなものがあります。会社に提出する書類の内、重要度の高い書類の一つが事故報告書です。ビジネスマンにとって必須スキルといえる事故報告書の書き方やポイントについて紹介します。

事故報告書とは


社会人として仕事をするようになると、報告書という業務や商談などの結果を報告する書類を書くことが多いです。事故報告書というのは、仕事の中でも良くない結果について上司や会社に報告するときに作成します。

事故報告書に記載する内容とは、業務中に事故に遭遇してしまったり、時には自分自身が事故を起こしてしまったりしたことが挙げられます。速やかに会社や上司に報告することで、会社としても早急なケアが実行できるので事故報告書は重要な書類といえるでしょう。

事故報告書の書き方3つのポイント


事故報告書を会社に提出することで、会社は事故に対する正しい対応に移ることができます。そのため事故報告書に記載する内容には慎重になる必要があることは言うまでもありません。会社に提出する書類作成スキルの中でも、トラブル発生時に正しい情報を伝えることは大切です。

それでは事故報告書には、どういうことを意識して記載していけば良いのでしょうか。正しい事故報告を作成するための、事故報告書の書き方3つのポイントについて紹介します。

5W1Hを入れて記載する

適切な事故報告書の書き方のポイントとなる一つ目は、5W1Hを入れて記載することです。5W1H、すなわち「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」と、事故報告の要点を明確にすることが大事になります。

事故の状況によっては、責任を所在を考える必要性も出てくるかもしれません。主語や目的語をはっきりさせた事故の詳細を書き連ねることが求められます。事故報告書だけではなく、さまざまな報告書の書き方でも5W1Hは意識して書いた方が良いでしょう。

簡潔にわかりやすく伝える

事故報告書をわかりやすく伝えるための書き方ポイント二つ目は、簡潔にすることが大事です。ビジネスで提出する書類に共通する書き方ですが、結論や要点は出だしで記載しておくほうが良いでしょう。

会社や上司が状況や優先順位を推測しやすいように、最初に結果を伝えることが先決です。詳細な情報については後半に書き連ねることが、ビジネス書類の書き方として評価されます。

できるだけ早く提出する

事故報告書を要点を押さえて作成した場合、ポイントとなる三つ目は提出をできるだけ早くすることが求められます。仕事上におけるトラブル発生時には速やかな行動が、後に評価の基準となることが少なくありません。

発生した事故やトラブルに対しては、できるだけ短い時間で対応に乗り出した方が周囲に対する負担や迷惑も軽減できます。対応が遅くなればなるほど、会社や職場に対するイメージや評判という点で望まないものになる可能性もあります。

事故報告書の例文


事故報告書を作成するときには、ある程度のテンプレートを準備しておいた方が良いでしょう。テンプレートを用意しておけば、だいたいは日時や相手に対する情報や提出先の名前、そして事故に遭遇また起こした当事者名を記載するだけでスピーディーな書類作成と提出が期待できます。

どのような報告書類であっても、最初には作成した日時や提出する相手名を記載すると良いでしょう。以降の項目に関しては、シチュエーションに応じた事故報告書の例文が必要になります。状況に応じた事故報告書の例文を紹介します。

交通事故の際の事故報告書

交通事故に関しては、事故が発生した状況を報告する事故顛末書を作成することが一般的です。事故顛末書を提出した後に、こちらに非があれば謝罪文などのアクションに移る方が理想的です。

平成○○年○月○日
○○部○○課 ○○○○殿

○○部○○課 △△△△←当事者の名前

交通事故顛末書
私は平成○○年○月○日の業務中に、営業車を運転中に事故を起こしてしまいました。私が担当する■■様のオフィス前で、駐車している■■様の自家用車と接触してしまいました。

車は営業車、■■様の自家用車ともに軽度の凹みが確認できました。■■様との打ち合わせに急いでいたために、不注意なまま運転していたことが原因です。

会社の営業車を運転する以上、会社の名前を背負っているという自覚が不足していたと考えます。以後このようなことが再発しないように、運転していきたいと考えております。

なお■■様の自家用車には破損が軽度であり、同乗者も不在で怪我人もなく、当方が修繕費を支払う形で示談となっております。

作業事故の際の事故報告書

平成○○年○月○日
○○部○○課 ○○○○殿

○○部○○課 △△△△←当事者の名前

事故報告書
事故が発生しましたので、下記の通り報告いたします。


1事故について
1ー1事故が発生した日時 平成○○年○月○日
1ー2事故が発生した場所 自社プラント内
1ー3事故の内容     高所から落下による骨折
1ー4被害者(加害者)  ○○部○○課 △△△△
1ー5事故による被害状況 全治一ヶ月

2事故の原因
安全確認が徹底されておらず、不注意によるもの
3事故に対する処理状況
病院での諸費用及び治療代を全額負担する予定
4今後の対策
社内における危機管理を徹底する
5特記事項
特になし
以下の通り報告します。今後は再発防止に万全を期して努めます。
以上 

介護現場での事故報告書

介護や医療現場における事故報告書は、シフトが入れ替わるときの事故再発防止の申し送り事項として用いられることが多いです。時系列に沿った形で、箇条書きをするように記していくと良いでしょう。

入居者名 ○○○○様 ←介護や看護をしている方の名前を書く
場 所     個室トイレ内
概 要     夜間のトイレ時に歩行用の杖が滑り転倒
怪我や骨折等  右ふとももに打ち身によるあざ

発生時間 推定○月○日○時頃
発見時間 ○月△日△時△分
初期対応 △時△分 状態を確認し、湿布をはる
     △時□分 声かけ、特に変化なし

まとめ

今回は事故報告書の書き方やポイントを、例文にふれて紹介しました。事故報告書は、仕事上におけるトラブルを未然に防いだり、損害を軽微に押さえることができる重要な書類です。事故報告書を正しく作成するためには、状況別にあわせた書き方も考えてテンプレートなどを用意すると良いでしょう。正しい事故報告書の書き方を、いまのうちにマスターすることをおすすめします。

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