ブラッシュアップの意味とは?ビジネスでの例文と使い方

「この案をブラッシュアップしてください」「資料をブラッシュアップして」など、ビジネスシーンでよく使われる「ブラッシュアップ」。この正確な意味を知っているでしょうか。「ブラッシュアップ」は便利な言葉ですが、しっかりと意味を理解して使いたいものです。ここでは「ブラッシュアップ」の意味について解説していきます。

ブラッシュアップとは

ビジネスでは「上を目指す」こと

ビジネスシーンでは「上を目指すこと」「さらによくすること」「磨きをかけて良いものにすること」などの意味で「ブラッシュアップ」が使われます。能力やスキルを向上させる際に使用されることが多いです。

また、ミーティングで決まった案にさらに磨きをかけるといった意味で使われることもあります。いずれにしろ、現状よりも上を目指すことを差す場合に使用されると覚えておくとよいでしょう。

英語では使われ方が違うので注意

「ブラッシュアップ」はもともと英語の「Brush Up」からきた言葉です。しかし英語の意味とビジネスシーンで使われる意味は異なりますので、注意が必要です。

英語ではそのままの意味の「ブラシをかける」や「(人の)身なりを整える」「勉強をやり直す」などの意味を持ち、「衰えていたことを取り戻す」といった意味で用いられます。ビジネスシーンであっても、英会話の場面で使用する際は気を付けましょう。

ブラッシュアップの具体例・例文


それでは、「ブラッシュアップ」が実際に使われるシーンを想定して例文を見ていきましょう。

「ブラッシュアップして報告して」

何かの案件を考えたり、会議でアイデアを考える場面で「この件をブラッシュアップして後で報告して」と上司やクライアントに言われることがあります。この場合は、「今出ている案が物足りない」と思っている場合が多いものです。「ブラッシュアップして」と言われた時は、再度案を練り直し、よりいいものを提出する必要があるでしょう。具体的にどこにブラッシュアップが必要なのかわからない場合は、この時点で確認しておきましょう。

(例)
「今日会議で出た意見をブラッシュアップしてまとめよう。」
「来週の発表までに、案をブラッシュアップしてください。」

「この資料はブラッシュアップが必要」

企画書などの資料を提出した際に「この資料はブラッシュアップが必要だ」と言われた場面を考えてみましょう。この場合、資料の内容が不十分であったり、まとまりがないなど、よりレベルを上げる必要があると考えられます。資料のブラッシュアップを依頼された場合、クライアントに提出できるレベルまでなのか、社内資料として展開できるレベルまでなのか、ゴールを確認しておきましょう。

(例)
「この企画書をブラッシュアップしていこう。」
「資料を○○までにブラッシュアップして再提出してください。」

「英語力をブラッシュアップします」

「英語力のブラッシュアップに努める」などという場合には、英語力は一定量あるとしても、さらなる能力向上を目指す、というニュアンスがあります。まったく能力がない、というよりも、より一層能力を向上させるという場面で使う方が自然でしょう。

(例)
「英語力のブラッシュアップのため、留学する。」
「テストに向けてさらに語学力をブラッシュアップさせよう。」

ブラッシュアップを使う際の注意点


「ブラッシュアップ」は便利な言葉である一方、使う際にはいくつかの注意点があります。

一定の水準に達していること

磨きをかける、よりよくするという意味の「ブラッシュアップ」。この言葉を使うからには、まず一定の水準に達していることが必要になってきます。しかし、「ブラッシュアップ」というにもかかわらず、まったくゼロの状態からものごとをスタートさせていないでしょうか。

「ブラッシュアップ」は現在の状態や案件、資料などをつくった後に、もう一段階向上させたいとき、その状態を要求する時に多く使われる用語です。「最初から作る」という意味で使ってしまわないように注意しましょう。

現在未完成である言い訳にも使われる

ビジネスシーンでは、納期に迫られたり、概要だけをまず作っておきたい時に、十分とはいえない資料を提出せざるをえない時があります。その際には資料提出時に「今後ブラッシュアップしていく予定です」などと一言添えましょう。言い訳のようになりますが、未完成であることの印象が和らぎます。

まとめ

「ブラッシュアップ」は今よりも高いレベルを目指す意味があります。ビジネスシーンでは会議、上司、クライアントとのやりとりの場面で耳にすることも多いと思います。また、「ブラッシュアップします」ということで、仕事内容やスキルを向上させるという意志を伝えることができます。ぜひ正しい意味を理解し、積極的に使っていきましょう。

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