「サマリー」の正しい意味と使い方|例文と共にやさしく解説!

会議、打ち合わせの際によく使われる「サマリー」という言葉。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。しかし正確な意味をきちんと理解せずに、なんとなく使ってしまっていませんか?「サマリー」の正しい意味を知り、ビジネスに役立てましょう。

サマリーとは?

サマリーとは英語で「概要」を意味する

「サマリー」は英語の「summary」からきています。日本語では「概要」「要約」「要点」を意味する単語です。ビジネスシーンでは、長くなる内容や文章を要約する意味でも「サマリー」をよく使います。「会議のサマリーをメールで送る」「資料のサマリーのみ提出する」などという言い回しです。「議長サマリー」という使い方では、会議後に内容を要約し、まとめたものとなります。

また、大規模なデータを集計したり、要約するというシーンでも使用されることがあります。「マーケットサマリー」という使い方では、株式市場の情報をわかりやすくコンパクトにまとめたもの、という意味です。

サマリーのビジネスでの使い方


ビジネスシーンで多く使われる「サマリー」ですが、実際の使い方を見ていきましょう。

「サマリーを付けて」

報告書や論文を作成した際、おおまかに内容を把握するために「サマリーを付けて」と言う場合があります。相手が「すぐに概要を理解したいので内容をまとめてほしい」というニーズによるものです。

内容が長くなってしまった時には、資料の冒頭にサマリーをつけておくと仕事がスムーズに進みます。相手にも好印象を与えることができるでしょう。

「データをサマっておいて」

「データをサマっておいて(サマリーしておいて)」と言われた際には注意が必要です。データに関しては「サマリー」のとらえ方が次の2通りあります。

  1. 単純にデータを「合計する」
  2. データの「概要をまとめる」

この場合は前後の文脈から判断するか、不安であればきちんと言われた相手に確認した方がよいでしょう。「サマリー」はプログラミング言語では「合計、総数」といった数字をまとめる意味も含まれます。また、Webの分野では、検索エンジンでの検索結果のリンク下に表示される、リンク先ページの文章の断片を「サマリー」ということもあます。場面によって意味合いが変わってくるの使い分けには注意しましょう。

様々な現場で使われるサマリー


ここまで主にビジネスシーンで使われる「サマリー」について解説してきましたが、ここからは様々な現場で使われる「サマリー」について見ていきます。

医療・介護の現場でのサマリー

医療・介護の現場でも「サマリー」が使用されます。ここでは患者さんの病歴や治療履歴をまとめたものを意味します。患者さんの転院に際し、次の病院への引き継ぎを円滑にするものとして主に使用されるものです。

「カルテ」が患者さんの病状や診断、処置を記録する文書であるとすると、「サマリー」はその文書の概要をまとめたものになります。

金融・市場ニュースでのサマリー

ビジネスにも関わりの深い、金融・株式市場でも「サマリー」が使われます。市場ニュースを「サマリー」と呼び、為替の推移と経済ニュースを要約したものです。例えば「東京市場サマリー」は東京市場での株価の動きを要約しているものになります。

サマリー?アジェンダ?まぎわらしい2つのカタカナ語


「サマリー」が概要だということを解説してきました。しかし会議の冒頭で「本日のアジェンダは…」という言葉を耳にするケースがあります。「サマリー」と「アジェンダ」、使われるシーンが近いため混乱してしまいがちです。そこで、「サマリー」と「アジェンダ」の違いについても理解しておきましょう。

「本日のアジェンダですが…」は議題

会議の前に、「本日のアジェンダですが…」と言われた場合には、「本日の議題」を意味します。「アジェンダ」は「検討するべき議題」「日程」「行動計画」などの意味で使われることが多い単語です。

よく使われるシーンとしては、議題がたくさんあるため時間がかかりそうな会議での「アジェンダ」の共有です。また、会議にさける時間が少なく、テンポよく会議を進めたい場合にも「アジェンダ」を前もって共有しておくことでスムーズに進めることができます。

「後ほどサマリーを送ります」は要約

会議の終盤に「後ほどサマリーを送ります」と言われるケースがあります。この場合は議事録や、議題を要約したもののことを指します。会議で話し合われたことを再度確認したり、欠席者に内容を共有する場合などに便利です。次回の会議をスムーズに進めるためのツールとしても役立ちます。

まとめ

ビジネスシーンではカタカナ語がよく使われ、その数も増えています。しかしむやみに使いすぎると、本来の意味がかえって伝わりにくいことがあるため、注意が必要です。内容を正確に伝えることを第一に考え、円滑にビジネスが進むように意識していきたいものです。

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