被保険者とは誰のこと?身近なのに意外と知らない言葉を解説!

保険に加入したら、知らないうちに自分が被保険者となっている場合があります。具体的にいったいどのような人を指すのか、知らない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、被保険者について保険の種類ごとに説明していきます。

「被保険者」の読み方と意味


被保険者は、「ひほけんしゃ」と読みます。様々な保険の対象となっている人のことです。保険には、契約者、被保険者、保険受取人がいます。契約者は保険の支払などの義務を行います。被保険者は保険の対象ですから、その人がケガや病気をした時に保険金が支払われます。保険金を受け取るのは、保険受取人となっている人です。一部適用外になる人もいますが、国籍や年齢、性別関係なく被保険者になる資格を持っています。

保険ごとの「被保険者」とは誰なのか


保険内容に応じて若干被保険者に該当する人物も変わります。

国民健康保険と国民健康保険組合

国民健康保険においては、各市町村に住んでおり職場の健康保険に加入していない方が被保険者となります。また、国民保険に加入するためには「国民健康保険組合」に加入していないことが条件です。

似た名称ではありますが国民健康保険組合は、国民健康保険を運営するため同種の事業に順次している組合員で構成される団体になります。医師同士、美容師同士など職種別に設立されているのが特徴です。加入するためには都道府県知事の認可が必要となり公的医療保険を指します。

全国健康保険協会と健康保険組合

企業に就職している方は社会保険に加入し被保険者となっていますが、社会保険にも組合があります。中小企業に多くみられ全国健康保険協会が運営している「協会けんぽ」という保険と、大規模な企業が設立した「健康保険組合」が存在するのです。

企業の規模で差があり、保険料にも違いがみられます。健康保険組合のほうが大規模で充実したサービスを受けられるため医療費の自己負担額が低くなるのが特徴です。

船員保険

法人の船舶に乗り込む人員は、船員保険に加入し被保険者となります。日本国民、日本法人、日本官公署が所有する船舶に乗り込むことが加入の条件です。

共済組合の健康保険における被保険者

同じ事業に従事する者同士で構成される保険組合で、主に公務員が組織します。社会保険の代わりに加入し、財政状態によって給付金が変わる保険です。

任意継続被保険者における被保険者

保険の資格を喪失した人が加入する保険で、会社を辞めたときに引き続き個人で入って被保険者となります。喪失してから20日以内に申請することが条件です。

後期高齢者医療制度における被保険者

75歳以上の高齢者、または65歳以上で75歳未満の障害がある方が該当します。生活保護を受けている方は被保険者となりませんので注意しましょう。

介護保険における被保険者

介護サービスに対する費用を支給する社会保険制度であり、市町村に済む65歳以上の方、または40歳以上65歳未満で医療保険に加入している方なら、被保険者となることができます。

国民年金における被保険者

自営業の方、または20歳以上60歳未満の学生、社会人の方などが被保険者です。厚生年金と同時加入はできないため、被保険者となる場合はどちらか一つに加入することになるでしょう。

厚生年金における被保険者

企業に従事している方が年金制度を受けるために加入する保険で、会社と従業員で分けて支払われる制度です。基本的に会社に勤めている方は、自然と被保険者となっています。

生命保険における被保険者

生命保険に加入している方が被保険者となるのですが、あまりにも多額の保険金を支払う懸念がある人だと、保険会社にとってリスクが高いと判断され加入できない場合があります。

損害保険と自動車保険

自動車で事故などに遭ったときに保険金を給付してもらえる制度で、この場合は運転者が被保険者です。同乗者のケガに対しては適用されないため注意しなければなりません。

学資保険における被保険者

子供の教育費の援助を目的とした保険で、被保険者は子供です。親は生命保険と同じく契約者となり、受取人となります。

被保険者証と各種届け出


被保険者になっている方は、保険証の発行元により色や形が違います。また、資格を取得する、喪失する際にも届け出が必要なので、詳しく見ていきましょう。

被保険者証の記号・番号

保険証には、「記号」「番号」「保険社番号」が書かれており、数字で意味を現しています。「記号」は事業所の数字で、同じ職場の方は全く同じ数字が書かれているのです。「番号」部分は被保険者本人と扶養家族に同じ番号が振られます。「保健所番号」は、発行元が同じ場合に番号が一致し、協会けんぽなら都道府県ごとに異なる数字が記されているのが特徴です。

資格取得届と資格喪失届

保険の資格を取得するためには、直接役場の窓口へ向かうのが適切です。その際必要となるのが、資格取得届けと資格喪失届けになります。必要な情報を書いて提出、または郵送するようにしましょう。

各種届け出用紙のダウンロード先

資格取得届などは、団体が運営しているサイトからダウンロードして正しい様式のものを入手することができます。日本年金機構では、健康保険、厚生年金に関する用紙がダウンロード可能です。また、電子政府の総合窓口「e-Gov」では、船員保険の資格取得届を手に入れられますので、必要に応じてダウンロードしてください。

まとめ

被保険者は、保険の対象となる人物をさします。その人に何かが起きた場合、契約ごとの保険金が支払われるということです。保険の加入は、適した形式があるためサイトからダウンロードするか、窓口で申請するのが一般的です。

おすすめコンテンツ


ページ上部へ戻る