「国保」と「社保」は何が違う?加入条件や月額負担など徹底比較!

みなさんは「国保」と「社保」どちらの健康保険に加入していますか?名前は知っていても、詳しい内容までは知らないという人も多いのではないでしょうか。そこで、ここからは「国保」と「社保」の特徴や切り替え方などについてご紹介していきたいと思います。

「国保」と「社保」とは?


まず始めに、国保と社保の特徴や違いについてご紹介します。項目ごとに見比べて、改めて確認していきましょう。

国保とは

国保とは、国民健康保険の略称です。主に、会社員・公務員、その扶養に入っている人以外が加入します。特徴は以下の通りです。

  • 正式名称 国民健康保険
  • 種類   国民健康保険、国保組合、退職国保、後期高齢者医療保険
  • 加入条件 個人事業主や個人経営の会社に勤めている人とその家族、無職の人
  • 経営者  市区町村役場

社保とは

社保とは、社会保険の略称です。医療保険や年金保険、介護保険も、社会保険の中に入ります。広義には、公務員や会社勤めの人、その扶養に入っている人の保険です。

  • 正式名称 社会保険
  • 種類   健康保険、船員保険、組合保険、共済保険
  • 加入条件 法人の会社に勤め、給料をもらっている人とその家族
  • 経営者  社会保険組合または協会けんぽ

このように見てみると、国保と社保は加入条件や経営者も全く違うので、自分が加入している健康保険の基礎知識として覚えておきましょう。

「国保」と「社保」はどっちが得か?


続いて、国保と社保はどっちが得なのか、3つの点を比較しながらご紹介します。自分に当てはめて、確認していきましょう。

自己負担割合と保険料の比較

国保は世帯主の家族の人数に応じて保険料が変わり、社保は人数が増えても変わりません。医療費の自己負担割合はどちらも3割負担ですが、国保の保険料が全額自己負担なのに対して、社保は事業主が半分負担してくれるので社保の方がお得です。

扶養・各種手当金の比較

保険制度を比較する時、支払わなくてはならない保険料はもちろん、どのような条件でどのような保障を受けられるのかも重要です。国保と社保、それぞれどのような恩恵が受けられるのでしょうか。それぞれについて見ていきましょう。

国保

  • 保険料の軽減制度がある
  • 出産時に出産一時金が支給される

社保 

  • 会社を病気や出産で休んだときに補填の手当や保険料の免除がある
  • 出産時に出産手当金と出産一時金が支給される
  • 扶養制度は本人とその家族全員が対象

高額療養費の比較

高額医療費については国保は年収(総所得金額)、社保は月収(標準報酬月額)を用いて計算されます。上限金額は5段階にわかれており、国保と社保に違いはありません。

国保の計算に用いられる総所得金額は、収入から必要経費を差し引いて、さらに33万円を差し引いた金額のことを言います。そのため、年収は同じでも自己負担限度額が社保よりも低くなる場合もあります。以上の3点を比較してみると、それぞれにメリットやデメリットはあるものの、社保の方が事業主や保険の経営者からの補助が多いことからお得だということが確認できます。

国保と社保の切り替え


最後に、国保と社保の切り替え方について2つのパターンでご紹介します。誰にでもありうることなので、知っておくと便利です。

国保の脱退手続きと二重払いの返金

法人の会社に就職する際には、国保の脱退手続きというものが必要になります。脱退手続きに必要なものは、国民健康保険証と、就職した会社で加入した社保の保険証または資格取得証明書、本人確認書類、印鑑の4つです。社保の保険証ができるまでの間に脱退手続きを行う人や、病院にかかる人は、資格取得証明書というものを交付してもらうことができます。

会社に就職して社保に加入後、国保の脱退手続きを忘れていると、二重払いをすることになります。二重払いをしてしまった場合、国保の手続きを行った市区町村役場に行って二重払いしてしまっている期間を確認してもらえば、2年前までの分は返金してもらうことができます。二重払いをすると、役場に行って手続きをする手間もかかり、一時的に出費もかさみますので、口座から自動引落しにしている人は特に気をつけるようにしましょう。

社保から国保への切り替えと任意継続

会社を退職する人は、社保を国保に切り替えるか、任意継続をするかのどちらかを選択する必要があります。国保に加入するには、資格喪失証明書を市区町村役場に提出することで加入することができます。任意継続をする人は、退職後20日以内に事業主または保険の経営者に申請する必要があります。ちなみに、任意継続は退職までの2ヶ月間会社に勤めていたことが前提になります。

任意継続をした場合、他の会社に就職したときか保険料を滞納したとき以外、2年間脱退できません。事前にしっかりと国保と任意継続に加入した場合の保険料を確認して選ぶようにしましょう。

まとめ

ここでは、国保と社保の違いや特徴、手当や国保と社保の切り替え方についてご紹介してきました。会社から給料をもらっていて社保に加入している人は、保険料を払うことで事業主や保険の経営者が管理してくれますが、いざ国保に切り替えことになったときのために事前に知識として覚えておきましょう。

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