SE(システムエンジニア)になるには?仕事内容や資格などを解説

社会のIT化が頻繁に叫ばれ、ITスキルの重要性も様々な場所で謳われています。そんなIT系職種の一つとしてSE(システムエンジニア)というものがあるのですが、SEとは一体どのような職業なのでしょうか。そしてプログラマーとはどう違うのでしょうか。

SEとはどのような仕事か?

SEの仕事の種類を解説

システムの開発においてSEが担当する工程は、主に要件分析、要件定義、基本設計、詳細設計、テストになります。まず、SEは顧客が抱えている問題点をヒアリングし分析します(要件分析)。そしてその問題をどうシステムで解決するのかを定義し(要件定義)、基本的な機能やUI、操作方法等を設計します(基本設計)。

そして、各機能をどのように実装するかを決め(詳細設計)、プログラマーによる実装が終わったらバグがないか様々な角度からチェックします(テスト)。

プログラマーとの違いとは

SEが上流工程を担送するのに対して、プログラマーは主に下流工程を担当する職種です。下流工程というのは、SEが作成した設計書に基づき、実際にプログラミングを行ってシステムを開発する作業です。しかし場合によっては、SEがプログラムを行う事もあるため、ケースバイケースであると言えるでしょう。

SEの年収はどれくらいか

Tech総研の調査によると、30代前半(30〜35歳)のエンジニアの平均年収は520万円という結果になっています。ソフトウェア系の平均は525万円であり、ハードウェア系の平均は519万円と、ややソフトウェア系の方が上回っています。

「引用元:https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=002284

SEの仕事の流れ

要求分析から納入までの流れ

SEは担当する案件が決まったら、まず顧客との打ち合わせに入り、要件分析及び要件定義を行います。この段階での打ち合わせはなるべく綿密に行い、クライアントの潜在的ニーズまで掘り起こす事が大切です。

そして要件が決まったら次は設計フェーズに入ります。持ち帰った要件をどのようにシステムで実現するのかを考え、設計書に落とし込みます。実装フェーズを担当するプログラマーがなるべく悩まないよう、明確な設計を心がけましょう。

プログラマーによる実装が完了したらテストフェーズに移ります。クライアントに納品してからバグを修正するのは骨が折れるため、この段階で可能な限りバグを潰す必要があるでしょう。

そして、テストが終わり品質も問題なければクライアントに納品します。納品時にはシステムの説明や使い方等をレクチャーする必要がある事もあるため、しっかりと予習しておきましょう。

きつい仕事は効率化させよう

SEは担当するフェーズが多いため、細かい仕事やルーチンワークが至るところで発生します。Toリストや自動化処理を駆使して業務を効率化し、なるべく自身の負担を減らすよう心がけましょう。

SEに就職・転職で失敗しないためには?

文系出身者でも可能か

SEへの就職はどちらかというと理系が優先される傾向がありますが、文系でも門前払いになるわけではありません。技術に関してはある程度のレベルまで達しておくのが好ましいですが、SEは必ずしもプログラミング知識が必要というわけではないため、それ以外の要素をアピールしても良いでしょう。

しかし入社後はしっかりと技術や知識を身に付け、要件定義や設計のスペシャリストになる事が求められます。

大学を出ている必要があるか

大学を出ていた方が有利ではありますが、必ずしもその必要はないといったところです。IT業界は人材不足という事もあり、年収に差が出る企業もあるものの学歴不問を謳って募集している企業は存在します。

SEになるのに必要な資格

SEになるために特別な資格は必要ありませんが、持っている事で一定レベルのスキルを所持している事をアピールできます。SEに関連する資格は主に国家資格とベンダー資格がありますが、最も有名なのは、国家資格である基本情報技術者や応用情報技術者でしょう。

その他、システムアーキテクトや、ベンダー資格であるオラクルマスター等が存在します。

SEのつらいところは?

仕事の内容についていけないとつまらない

SEはやりがいがある反面、求められる技術や知識の水準が高い職業です。そのため技術の流れについていく事ができなければ、仕事がつまらなくなってしまう可能性があります。

もしそうなってしまった場合、自分は本当にITが好きなのか、そして技術が好きで勉強をし続けねばならない人生に耐えられるのかを自問してみてはいかがでしょうか。技術やシステム開発が好きというのはSEやPG職においては大前提となるため、もしそこに情熱を感じられないのであれば、方向転換を考えた方が良いかもしれません。

また、技術やITは好きでも実際の仕事内容は書類作成や打ち合わせばかりなのでつまらないといったケースもあるでしょう。そのような場合は、例えばSIerではなく、自社サービスを展開している会社に転職する等といった事で解決を図る事ができるかもしれません。

わからないことは自分で調べることが多い

SEで働く上で大切な姿勢として、分からない事は自分自身で調べ解決するといったものが挙げられます。基本的には分からない事を一々誰かに聞いて教えてもらっていると自分も相手も時間のロスになるため、まずは自分で調べて解決を図るといった事が大事です。

まとめ

SEという職業は向き不向きがはっきりしているため、向いている人にとってはやり甲斐のある仕事になりますが、そうでない場合は少々厳しいものになるでしょう。技術やITに対する情熱、そして顧客の抱える問題を解決する事にやり甲斐を見いだせる方は、SEという職種を検討してみてはいかがでしょうか。

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