ロールモデルってなに?期待される効果と探し方を解説

皆さんは「ロールモデル」という言葉はご存知でしょうか?「模範となる人」という意味で使われる言葉で、ビジネスシーンでも耳にすることが多くなってきています。この記事では、ロールモデルの効果や探し方について解説していきます。

ロールモデルの意味


まずは「ロールモデル」という言葉の意味から解説していきます。

ロールモデルは英語で「模範となる人」

ロールモデルとは、自分にとって行動や考え方の模範となるような人物をさします。簡単に言えば、「お手本となるような人」のことです。多くの人は無意識のうちに、近しい人物などからロールモデルを選び、憧れたり真似たりなどしながら成長していきます。英語では「role(役割)+ model(手本)」という二つの単語を組み合わせたものです。

メンターとの違い

企業では最近「メンター制度」と呼ばれる人材育成の手法が取られることが多くなってきています。メンターとは仕事上の指導者を指す言葉で、業務上のサポートだけでなく、キャリア形成に対してのアドバイスや精神的な面でのサポートなどを行う場合もあります。

このメンターとロールモデルは混同されがちですが、メンターは「指導者・教育者」という側面が強く、ロールモデルは「憧れの人」という意味合いです。しかし直近では、政府主導の働き方改革によりメンターとロールモデルの境界線が曖昧になってきています。

ロールモデルの重要性と効果


それではロールモデルを設定するとどのような効果が得られるのでしょうか。ロールモデルの重要性と効果について解説していきます。

働き方の方向性を設定する

ロールモデルは自分の働き方の指針とすることができます。例えば、コミュニケーション能力が高く常に周りを気遣いながら接してくれる上司をロールモデルとした場合、自分が同僚などとコミュニケーションを取る際も意識をすることができます。「あの人のようになりたい」という気持ちが生まれることで、自分が働く上でのモチベーションになることもあります。

心理的ハードルを下げる

ロールモデルが生まれることで組織内での意識改革につながることがあります。例えば、男性が育児休暇を取る際など、今まで前例がない状態では「男性の育休取得は非常識」といった空気が漂い、尻込みしてしまうかもしれませんが、ロールモデルがある場合は後押ししてくれる存在となります。このように心理的なハードルを下げる効果も見込めます。

女性の活躍推進とワーク・ライフ・バランス

近年では政府主導となってロールモデルの設定を勧めています。ポジティブ・アクションという政策では、女性の活躍を推進するためにメンター制度の導入を奨励し、ワーク・ライフ・バランスの充実に向けての取り組みを進めているのです。結婚や出産でキャリアパスを形成するのが難しい女性にとって、指針となるようなロールモデルを創出することが企業には求められています。

ロールモデルを探す方法


次は具体的にロールモデルの設定方法についてご紹介していきます。指針となる人物の定め方を、いくつかのパターンに分けて解説しましょう。

まずは身近な人から

前述の通り、人は無意識のうちに身近な人をロールモデルとして設定します。まずは友人や家族、同僚や上司など自分の周囲で尊敬できる人物を選びましょう。仕事面ではこの人、コミュニケーション面ではこの人、というように複数設定しても構いません。見習いたいと思うような部分がある人を設定してください。

過去の偉人や有名人など

身近な人物でロールモデルが見つからない場合は、憧れる過去の偉人や芸能人などの有名人でも構いません。自分が「いいな」と思う部分が何か一つでも持っている人であれば、ロールモデルに設定することが可能です。

いない場合は反面教師的なロールモデルも

どうしてもロールモデルとなる人物が見つからない場合は、反面教師として設定することも効果があります。「あの人ちょっと嫌だな」と思う部分があれば、自分がそうならないように意識することでスキルアップや意識改革につながります。

完璧なロールモデルはいない

全てが完璧な人を探すのはとても難しいことですので、何か一部分でも憧れる部分・お手本にしたい部分があれば、ロールモデルとして設定することができます。「人当たりはいいけど、仕事のスキルはちょっと…」という人がいれば、対人スキルのロールモデルとして設定し、仕事面では別の優秀な人物を個別に設定するようにします。

まとめ

ロールモデルを設定することは、自分自身の成長につながります。また、特に女性の場合はワーク・ライフ・バランスを考える際、ロールモデルを設定することが重要です。この記事を参考にあなたの身近な人からロールモデル探しを始めてみてはいかがでしょうか?

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