デザインのラフとは?「ラフを描け!」と言われて困ったら

フリーランスの仕事では、広告デザインやサイト作成といった仕事も多くあります。初めてデザインをすることになった時にラフを描くように指示されることも珍しくありません。ラフという用語を聞いたことがない方に、ラフの意味や正しい使い方のポイントについて紹介します。

「ラフ」とは


ラフという言葉は、「おおまか」という意味を示す英単語roughから来ています。仕事で用いられる場合にも、おおまかな状態でのものを示す場合が多いです。これからまとめていく土台のような考えやプランをラフ案などと表現します。

デザイン用語としてのラフ

ビジネスだけではなく、ラフという言葉はデザイン用語としても知られています。手書きスケッチやPCによるグラフィック画像でも細かいところを描きこむ前のイメージなどをラフ画と表現したり、イメージにまとめる前の段階の概略図をラフ案としたりするのが一般的です。

ラフ案・ラフ画ともいう

ラフという言葉は、様々な状況に当てはめて使うことが出来ます。ビジネスシーンでも、広告企画やサイト案を先方に提出する際、イメージラフを使うことがあります。イメージラフは、正式に提出する具体的なものではなく、たたきの図やアイデアだけの段階のものを指します。広告やサイト作成には、ラフ案、ラフ画の他にイメージラフという言葉を使うのが一般的です。

Web業界では必須の知識

ラフという用語は、紙媒体の仕事で使われてきた言葉です。しかし、Web業界でもラフという意味や使い方は必須の知識だと言えるでしょう。Web業界は移り変わりの多い業界ですから、デザインのやりとりにもそれに対応するスピードが求められます。そのため、デザインの初期段階や方向性を簡単に共有できる「ラフ」を使いこなすことは必須の知識と言えるでしょう。

「ラフ」の描き方


正しくラフ画を描くことが出来ることは、web業界で評価される基準の一つと言っても過言ではありません。描き方を押さえておきたいラフ画についてポイントを紹介します。

便利な作成ツール

web業界でのラフ画を作成するポイントとして、ワイヤーフレームツールという作成ツールを使用することがあります。Webデザイナーの手掛けるデザインは、パソコンやスマホ、最近ではタブレット画面に表示するタイプが多いです。

そのため、端末ごとの画面に合わせた仕事が求められることが多いです。そのため画面の大きさを認識できるワイヤーフレームツールは種類も充実していて、デザイナーにとって便利な作成ツールになります。

手書きでも良い

イメージラフを作成するときには、ワイヤーフレームを利用する場合が多いです。しかし、手書きでラフを描くことが良くないということでもなく、手書きとデジタルを連動させるワイヤーフレームツールも珍しくありません。手書きのワイヤーフレームを撮影することで機能する作成ツールを愛用するデザイナーもいます。

レイアウトが重要

イメージラフの重要なポイントは、レイアウトを決めることになります。分かりやすい構図をラフに定めてから、ダミーで文字や画像を入れ、詳細な部分を盛り込むことが一般的な流れになっています。直感的に分かりやすいサイトやアプリは、上手なラフから作りこまれた可能性が高いです。

UIを意識する

ラフを描く際には、実際にユーザーからみてどのような挙動が起きるのかを意識しましょう。サービスのユーザーから見た面のことを、ユーザーインターフェース、略してUIと言います。ラフは静止画であることが一般的ですが、どこを押すとリンク先に飛ぶのか、どこをスクロールできるのかなども考えて制作する必要があります。

「ラフ」とセットで覚えたいワード


ラフと似た使われ方をする言葉をおさえておきましょう。また、ラフそのものにも使い方にポイントがあります。ラフとセットで覚えておくと役立つワードと、使い分けるポイントについて紹介します。

「ラフ」と「カンプ」

ラフとセットで覚えておくと役立つ用語として代表的なものといえば、「カンプ」があります。「理解しやすい」という意味がある英単語”comprehensive”から生まれた略語です。ダミー文字も多く、あいまいな状態が強いラフから、少し具体性が増し完成に近づいた時にカンプと表現するようになります。仕事の進捗を示すという点でも使いやすいワードと言えるでしょう。

英語ではRough design

インターネットでデザインの仕事をする人は多く、海外の企業やクライアントともビジネスになるケースもあるでしょう。ラフ画・ラフ案は、英語では「Rough design」もしくは「Rough draft」と表現されます。日本での意味と同じで、サイトのたたき台などの意味で使用できます。

ラフスケッチとは

ラフデザインという言葉と同じく、ラフスケッチという言葉も覚えておくと良いでしょう。ラフデザインにする前の段階の手書きをラフスケッチとする場合が多いです。インターネットで検索されることが多いワードですが、主に手書きを意味することが殆どです。

デザイン画とは

デザイン画とは、ひとつの案やイメージに対して、少しずつ肉付けして作り上げたものに用いることが出来ます。ラフの段階から、様々なフィードバックや改善事項を盛り込んだデザインの最終盤をさします。

まとめ

今回はデザイン用語で、ポピュラーな部類に入るラフというワードについて紹介しました。あいまいなという意味をもつラフは、デザイン画を作成するにあたり、最初の方向性を定める大事な部分で使われることが多いです。ラフを描けと言われたらまず行動することがおすすめです。ツールでも手書きでも取り組み始めることが良い仕事につながるでしょう。

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