「ご健勝」とは?ご多幸・ご発展との違いは?意味や使い方を徹底解説!

ビジネスシーンで、「ご健勝」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。なんとなく相手を気遣う言葉と理解している方も多いかもしれません。しかし、似た意味の言葉が存在し、対象によって使う言葉が違うのです。そこで今回は、ご健勝の使い方と意味、類義語との違いについて解説していきます。

「ご健勝」とは?どんな時に使う?


ご健勝の意味と、どのような時に使う言葉なのかを解説していきます。ビジネスシーンで使う時は、意味を間違えないよう注意しなければなりません。

健康で体が丈夫であること

ご健勝とは、「健勝」の丁寧語になります。体や体調が健康的であるという意味になり、相手を気遣う時に使うのが一般的です。

「ご健勝でありますように」の意味

相手にご健勝という言葉を使うと、その人の体調を気遣う意味合いになります。病気を患っている方にだけに使うとは限らず、健康な方に対して「いつまでも健康でいてほしい」という想いを込める時にも使う言葉です。

目上の人にもOK!ビジネス文で使う

ご健勝という言葉は、丁寧な表現になるので、目上の方に対して使う言葉でもあります。そのため、ビジネスシーンにおいて、いつもお世話になっている方の体を労わるときに使うことができます。

ビジネス文章や丁寧な手紙の前文で「拝啓、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます」と使うことがあります。また、末文でも「今後益々ご健勝と発展を見守っております」などと使うことが多いです。

スピーチや乾杯の挨拶で使う

送迎会や宴会などの席で、乾杯の挨拶を行うときにも、ご健勝という言葉を使うことがあります。基本的には挨拶の最後に使われます。挨拶の結びとして「皆様のご健勝を祈念します。」としたあと、乾杯に繋げる流れが一般的です。

「ご健勝」を使った例文は?


ビジネスシーンで正しく使うために、ご健勝の例文をご紹介していきます。丁寧な言葉ではありますが、間違った表現をすると、相手に疑問を抱かれることがあるため、正しい文面を学ぶことが大切です。

「ご健勝のことと存じます」

挨拶の頭に使われる例文となります。拝啓や時下といった言葉を前に置き、最初の挨拶をより丁寧な表現にすることが可能です。口頭でも、文章でも使うことができます。

「ご健勝を祈念いたしまして」

基本的に、相手の今後の健康と発展を願う時に使われる文章です。「ご健勝を祈念(きねん)いたしまして」と読みます。お祝いの席で、乾杯の前などに使うのが適切です。

「ご健勝とご活躍をお祈り申し上げます」

末文で多く使われる表現であり、手紙の文章や乾杯の挨拶など幅広いシーンで使われる言葉です。ここで使われる「ご活躍」は、健康を維持したうえでしっかり成果を出すことを指します。「ぜひ体調を万全に保ち、ますます成果を出せることを願っています。」という意味合いです。

類語との使い分けはどうする?


ここでは、ご健勝の類義語について触れていきますので、意味の違いを明確にしていきましょう。

ご健勝とご多幸は一緒に使う

相手の幸せを願う意味で、「ご多幸」という言葉が使われます。ビジネスシーンや、お祝いの席でも一般的に使われる言葉です。

体調をいたわる「ご健勝」と、幸せを願う「ご多幸」。双方の言葉は、同じ文章に交えて使うと、より丁寧な表現になります。例えば、「みなさまのご健勝とご多幸を深くお祈り申し上げます」といったように使うことで、相手の体調と幸せを同時に願っていますと伝えることができます。

ご健勝とご発展は使う相手が違う

ご健勝の類義語で、「ご発展」という言葉も存在します。2つの言葉は、相手によって使い分けるのが一般的です。個人に宛てる場合は、「ご健勝」。相手が組織や企業なら、「ご発展」を使います。

ご健勝・ご清祥は個人に使う

個人宛に使う「ご健勝」の類義語はたくさんあります。ビジネスシーンでもみられる「ご清祥」もそのなかの一つです。どちらも個人をいたわる言葉で、企業に使うときにはあまり適していません。

「〇〇様の今後益々のご健勝を、深くお祈り申し上げます」という文章なら個人宛なので問題ないでしょう。しかし、「貴社の益々のご健勝をお慶び申し上げます」という文章だと、対象が組織になってしまうため注意が必要です。

ご清栄・ご発展は企業に使う

組織や団体の成長を願うときに使う言葉になります。ご健勝は適していないので間違って使わないようにしましょう。「貴社の今後のご清栄を深く心からお祈り申し上げます。」「貴社の今後のご発展を心より願っております。」というように、対象が団体であることを示すことが大事です。

「ご健勝」を英語で使うには?


外資系の企業などに務めている方は、海外のクライアントとコンタクトを取るときもあるでしょう。その際もご健勝のような丁寧な言葉が存在するので、正しく使えるように知識を深めることが大切です。

英語で使う時の例文

実際に使う定型文をご紹介していきますので、ビジネスメールなどでメッセージを送る際に活用してみてください。

I pray that you will be in good health.
(私はあなたのご健勝をお祈り申し上げます。)

「ご健勝」の使い方としてスタンダードな形です。丁寧な表現で、個人に対して幅広く使うことができます。

I wish you good health.
(あなたの今後のご健勝を心よりお祈り申し上げます。)

先程より丁寧さが際立つ言葉になります。より丁寧に表現したいときには、こちらの文章を相手に送るといいでしょう。

まとめ

ご健勝は、ビジネスの世界でも使いますが、個人同士の挨拶でも使うことがあります。企業や団体の発展を願うときは、ご清栄、ご発展など別の言葉を使うということに注意しましょう。

おすすめコンテンツ


ページ上部へ戻る