【厳選】女性・男性の超有名デザイナー、アートディレクター紹介5選

日本には、多くの偉大なデザイナー、アートディレクターがいます。デザインやアートに関わる方であれば、一度は聞いたことのある超有名デザイナーを紹介します。今まで知らなかった、という方もこの記事を読んでデザイナーの世界や考え方を垣間見てはいかがでしょうか。

女性デザイナーの有名人とは

長嶋りかこのプロフィール

茨城県出身のグラフィックデザイナーです。2003年に武蔵野美術大学を卒業し、同年に博報堂へ入社、2014年にはデザイン会社「village®」を設立しています。

これまでに数々の作品を手掛けており、””都市と自然””をテーマとした坂本龍一氏による「札幌国際芸術祭2014」、現代美術家の宮島達男氏との共作である「PEACE SHADOW PROJECT」、インド、ボンベイ出身の現代彫刻家であるアニッシュ・カプーアの展覧会「アニッシュ・カプーアの崩壊概論」などに関わっています。グラフィックデザインを基軸として、プロダクトデザインやブランディング、パッケージデザイン、エディトリアルデザイン、アートディレクションなど幅広く活動しているデザイナーです。

長嶋りかこの仕事観

ウェブディベロッパーの池田秀紀氏とクリエイティブディレクターの伊藤菜衣子氏による夫婦ユニット「暮らし方冒険家」が連載しているWeb記事「オフグリッドライフ・マガジン」のインタビュー記事で、長嶋りかこ氏は次のように語っています。

『いいアートって本当に人生がかわるくらいの問いかけと深い衝撃を受け取れるから、アートはそういう役割のものだと思う。でもアートって、乱暴に言っちゃえば問いかけで終わっちゃうでしょう?せっかくだから問いかけだけでなく、答えも自分たちで出せる場を作りたいなと思っていて。』

一般論として、アートは問いかけであり、デザインは答えだと言われることがしばしばあります。しかし彼女は、そのように定義づける必要はないのではないか、と考えています。つまり、アーティストが作品を通して問題提起をするだけでなく、答えにあたる部分までを表現しても良いし、逆にデザイナーは社会に対して問いかけの姿勢を持つべきなのではないか、ということです。

デザイナーが問いを持たず、答えだけを出してしまうことは、ある種の無責任さともいえるのではないかと考えています。

長嶋りかこ氏は、都市における日常の中で「自然」を意識できるものを様々な角度から提案する活動「Human_Nature」を行っています。この活動の中にも、彼女の仕事観が表れています。

世界でも活躍中のデザイナーとは

えぐちりかのプロフィール

株式会社電通でアートディレクターとして働きながら、アーティストとしても活動している方です。国内だけでなく国外でも作品を発表しており、代表的な仕事には絵本「パンのおうさま」の執筆やフィギュアスケートの高橋大輔選手のコスチュームデザインなどがあります。広告やプロダクトデザインなど、幅広い分野で活動しています。

えぐちりかの仕事観

WEBマガジン「六本木未来会議」のインタビュー記事にて、えぐちりか氏は自分が仕事をする際に考えていることを語っています。

『仕事では、少し尖った表現が多いように思われているかもしれませんが、最近は「人が幸せに生きるって、どういうことだろう?」って、いつも考えながら仕事をしています。どこで、どういうふうに暮らして、どんなふうに働くのがいいのか。昔はもっとやんちゃで、面白いことが大事だったけれど、アラフォーにさしかかって(笑)、自分の人生を見直しながら仕事をしているので。』

たとえば製品のデザインをする際にも、売ることだけを考えるのではなく、その製品を通して新しい考え方や生き方を提案したいのだと言います。

男性の超有名デザイナーとは

小杉幸一のプロフィール

長嶋りかこ氏と同じく武蔵野美術大学を卒業しており、博報堂のアートディレクターとして活動しています。代表作には、読売巨人軍「GIRLS’ GIANTS」やPARCOグランバザール「パルコ、アラ?!」、KDDI「au鉄道王決定戦」などがあります。カンヌ国際広告祭<DESIGN部門>GOLD、インタラクティブデザインアワードなど数々の賞を受賞しています。

小杉幸一の仕事観

小杉氏は、子どもの頃から絵や漫画を描くことが好きで、特に人に見せたときのリアクションを見るのが好きだったと言います。博報堂に入社してからは佐野研二郎氏に教わりながら仕事をしていました。佐野氏は小杉氏にとって大きな存在であると言います。

自分の作品が選ばれず落ち込んでいた時に、目標を2個持てば、片方が叶わなくても、もう片方に向かっていくことが出来ると、佐野氏から教わりました。感情はデザインにも反映されてしまうため、心を鍛えることも大切です。その教えを旨に精進した結果、彼はJAGDA新人賞という大変名誉な賞を受賞しました。

コンペ受賞多数のデザイナーとは

佐藤晃一のプロフィール

東京芸術大学を卒業し、資生堂宣伝部として働いた後、1971年にグラフィックデザイナーとして独立しました。ニューヨーク近代美術館(MoMA)のポスターコンペをはじめとした多数の国際ポスターコンペで受賞しています。2016年5月、多くの人に惜しまれながら、この世を去りました。

佐藤晃一の仕事観

佐藤晃一氏はデザインに対して「自由」というキーワードを持っています。一般的に良いデザインとされるものは作意や理由に満ちていてうっとうしいと佐藤氏は言います。たとえそれが考えることの自由は、常にあるのだと考えています。この「自由」というキーワードが、佐藤氏のデザイン観であると言えるのではないでしょうか。

広告の大御所とされる有名人とは

浅葉克己のプロフィール

神奈川工業高等学校図案科を卒業後、伊勢佐木町の松喜屋百貨店宣伝部に入社し、その後、デザインを学び、ライトパブリシテイのアートディレクターとして活躍します。1975年には浅葉克己デザイン室を立ち上げ、独立しました。広告、タイポグラフィ制作の第一人者です。

浅葉克己の仕事観

浅葉克己氏は文字というものにデザイン性を見出し、魅力的な作品を多く世に送り出してきました。世界中の様々な文字や言語について研究し、象形文字までもデザインに組み込んでいます。浅葉氏にとっての仕事観とは文字を研究することにあると言っても過言ではないのではないでしょうか。

まとめ

アートやデザインに関わる方には、皆それぞれ特有の価値観があります。共通しているのは、人と異なることを悪としないことではないかと言う事かもしれません。彼らの考え方を参考に、偏った考え方を捨てて、いつもとは違った視点で日々を見てみてはいかがでしょうか。

おすすめコンテンツ


ページ上部へ戻る