C#の開発環境(IDE)にはどんなものがあるの?

これからC#でのプログラミングを始めたいが、実際にプログラミングを行う場合どのような開発環境で作業を行えばいいのかわからないということはありませんか?この記事では、C#の開発環境についてどんなものがあるのか取り上げて行きます。これからC#のプログラミングを始めようという方の参考となれば幸いです。

C#の開発環境2種類

テキストエディタで開発

まずはテキストエディタでの開発についてご紹介します。テキストエディタによるプログラミングでは、パソコンのメモリが少ない、スペックが低いといった環境に左右されないことが強みです。

また、使用するエディタによってはプロパティやメソッドをハイライトする機能、インデントを自動的に揃える機能などが備わっているものもあり、プログラミングの際の手助けになります。

IDEで開発

IDEとは、統合開発環境(Integrated Developement Environment)の略称であり、様々なコードファイルを一つのプロジェクトにまとめたり、デバッガ、コンパイラ、エディタなどのプログラミングに必要な機能を兼ね備えたソフトウェアのことです。

一般的に使用される環境ですが、使用するパソコンのスペックが低い、メモリが少ないと言った環境の場合には動作が遅くなることが欠点です。

おすすめC#無料開発環境5選

VisualStudio

Visual StudioはMicrosoft社が販売しているIDEです。.NET Frameworkに対応しており、NuGetというオープンソースのパッケージマネージャが備わっていて、無料で機能を拡張できることが特徴です。

個人や非営利団体向けに無料で配布されている、ほぼ製品版と同等の機能が使用できるCommUnity版や、一部の機能だけを提供するExpress版もあります。

Eclipse

EclipseはIBM社が開発し、Eclipse Foundationによって提供されている無償のIDEです。Javaをベースにしており、Eclipse独自のコンパイラが実装されていてJDKを使用しなくてもJavaをコンパイルできることが強みです。

プラグインを導入することによってPHP、Perlなどの様々な言語にも対応させることができます。

SharpDevelop

SharpDevelopはオープンソースで提供されている.NET Frameworkを重視したIDEです。本体もC#で開発されているため、C#に特化されたIDEとも言えます。

オープンソースソフトウェアであるにも関わらず、C#以外の言語にも幅広く対応しており、NuGetにも対応しているため、IDEとしての機能性としては十分と言えます。

MonoDevelop

MonoDevelopはLinuxなどのOS上で.NET Frameworkとの互換性を持たせることを目的として開発されたオープンソースのIDEです。Monoプラットフォーム上で動作します。

前述のSharpDevelopから派生したため、SharpDevelopの持つコード補完機能がそのまま使用でき、更に後述するUnityにも搭載されているため幅広いプラットフォームに対応させることができます。

WebMatrix

WebMatrixはMicrosoft社が提供するWebアプリケーション開発環境です。Windows上でのWebサイトの構築・開発を容易に行えることが特徴です。ASP.NET WebMatrixとは違うものであることに注意。

WordPressにも対応しており、WordPressの環境を手軽に構築することができます。

C#開発環境はMacにも対応しているのか

Unity

UnityはUnity Technologiesが提供するIDEを内蔵するマルチプラットフォームに対応するゲームエンジンです。搭載されているIDEは前述したMonoDevelopです。

これ1つで複数のプラットフォーム上で動くゲームを作成することができることが特徴。ゲームエンジンと呼称していますが、どのような用途にも使用することができます。

Xamarin Studio

Xamarin StudioはXamarin社が開発し、2018年現在では後述するVisual Studio for Macに同梱されているIDEです。MacOS上での開発ができます。

AndroidとiOSでは使用されている言語が異なるため別々の環境が必要でしたが、Xamarin Studioによって1つの環境でAndroidとiOSのアプリケーションの開発をすることが可能になりました。

Visual Studio for Mac

Visual Studio for MacはMicrosoft社が提供する、MacOS向けのIDEです。前述したXamarin Studioもこのパッケージに含まれています。

基本的な機能はWindows版と同様ですが、UWPやWPFアプリケーション、WindowsFormsなどの開発が行えない代わりに、CocoaやGTK、iOSアプリケーションの開発ができるようになります。

C#開発環境の前におすすめフリーチュートリアル

Microsoft Vitual Academy

Microsoft社が提供するオンライントレーニングサイトです。オンライン上でいつでも好きな時間に受講することができ、スキルを身につけることが可能です。Microsoft Azure、Visual Studio、Windowsストアなどのコースがあります。

[永久保存版] C#のイマドキな開発環境はこれ

どのプラットフォーム向けに開発を行うかによりますが、一般的にはVisual Studioが多く見受けられます。

理由としては、条件付きとは言え高機能であるにもかかわらず無償で使用が可能なこと、NuGetによる機能拡張の自由度の高さや、Microsoft社のスタッフからのサポートを受けられることなどが挙げられます。

C#の基本~開発環境の使い方~

Visual Studioにはアプリケーションのフレーム(またはウィンドウ)をデザインすることができるデザイナ機能があります。基本はこのデザイナにコントロールを追加していき、それぞれのコントロールに対してコードを記入していく流れになります。

デバッグもお手軽で、ツールバーにあるデバッグボタンを押すだけでアプリケーションのビルドが実行されます。デバッグ時はブレークポイントを設置すれば、実行の流れを1つずつ把握していくこともできます。

まとめ

C#での統合開発環境(IDE)について紹介してきました。ここで紹介したIDE以外にも様々なものがあるため、自分にとって使いやすいIDEをチョイスすることが大切です。また、プラグインを導入することによって利便性は大幅に上昇します。自分だけの環境を構築し、快適なC#開発ライフを送ってください。

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