フリーランスが自分のホームページを作る時のポイントは?職種別に紹介

フリーランスが契約や仕事を取る際、自分のホームページを活用する方法があります。こちらでは、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、フリーライターなどの職種別に、ホームページ制作で気をつける点を記載しています。また、制作を外注するか自作するかを決める時に役立つメリット・デメリットも紹介しています。

ホームページを営業ツールにする方法

凝ったデザインより受注につながる設計

フリーランスがホームページを作る場合は、凝ったデザインよりも見やすさや分かりやすさを重視した方が良いでしょう。シンプルで分かりやすいデザインにすることで、訪問者に必要な情報をスムーズに提供することができ、受注に繋がる可能性があります。

スキルと実績をアピール

ホームページを訪れるクライアントは、そのフリーランスがどのようなスキルを持ち、どのように成果を上げるかを考えています。

スキルについては、学歴と職歴に加え、取得した資格や、勉強してきたジャンルなどを記載しましょう。公的に証明できるものだけではなく、自分で強みと思っている事柄もアピールしていきましょう。

実績は、過去作品のポートフォリオなどを載せると良いでしょう。過去に作成した成果物を載せる場合は、納品した相手に掲載許可を取っておきましょう。

ホームページの掲載項目

ホームページには、必ず載せるべき項目と、可能であれば載せるべき項目があります。まず、必ず載せるべき項目を紹介します。

ホームページに載せるべき項目
  • 名前(ペンネーム・屋号)
  • 連絡先
  • 経歴(過去に受けた仕事や契約)
  • 依頼料金
  • 契約条件

依頼を受けるために、名前と連絡先は必須となります。また、依頼につなげるため、依頼価格はしっかり書いておきましょう。依頼内容に寄る場合も、だいたいの目安を書くと親切です。依頼がくるのは嬉しいことですが、自分が受注できる最低金額を下回った依頼は初めからこないようにする工夫も大切です。制作の仕事を依頼する側としても、自分の予算感からかけ離れた相手に依頼し、断られるような手間はなくしたいものです。

次に、可能であれば載せるべき項目です。

ホームページに可能なら載せるべき項目
  • 顔写真
  • 年齢、出身地、趣味など
  • 仕事に対するスタンス

これらは、掲載していなかったからといって依頼がこないわけではありません。しかし、のせている事で間接的に依頼につながる可能性があるものです。

顔写真があれば覚えやすいですし、顔を出していない人よりも信頼感が増します。また、年齢や出身地、趣味などから、人物像が浮かびやすくなる効果があります。個人のブログやSNSのリンクを貼り、人柄を知ってもらう方法もあります。さらに、仕事に対する想いを載せることで、ビジネスパーソンとしてのスタンスを示すことができます。

ただし、これらを掲載することによってより個人が特定しやすくなります。インターネットに個人情報を掲載するリスクも考えた上で決めましょう。

職業ごとにホームページは違う?

職種別にページとコンテンツを構成

営業に使うホームページの場合、気にするべき要素は2つです。ひとつは、ホームページそのものの作り方です。もうひとつは、ページの内容、つまりコンテンツです。

イラストレーターの営業用ホームページなのに、イラストの解像度が低かったりすると、そのイラストレーターに依頼するのが不安になるかもしれません。また、エンジニアのホームページなのに挙動が重たいと、サイト制作を依頼しても使いにくいサイトを納品されると思われてしまいます。このように、ホームページそのものが自分の実力と捉えられるのです。

次に、コンテンツです。コンテンツとは、ホームページ内にある文章や画像などのことを言います。クライアントは、ホームページに入った後、コンテンツに目を通します。書かれている内容から、人物像や依頼できる内容を読み取りその後の付き合いについて想像します。わかりやすく、誠実なコンテンツを用意しましょう。

WebデザイナーはUIに注意

Webデザイナーは、ホームページのUIに気をつけましょう。実際に制作したサイトのUIは、Webデザイナーとしてのスキルを見せる一番効果的な手段です。

次に、対応エリアの広さや対応力、得意な業態、SEO対策等自分の強みを明確にしておきましょう。ただ「Webデザインができます」ではなく、そこにプラスアルファを加えることが大切です。

グラフィックデザイナーは画像に注意

グラフィックデザイナーは、小さなチラシや広告ポスター、商品のパッケージデザインなどを行います。Webのものだけとは限らないので、過去作品を綺麗に載せることに気をつけましょう。紙面のものをスキャンして掲載するときなどは、画質が落ちがちです。

また、可能な限り細かい料金設定を掲載し、クライアントが価格に迷わないよう心掛けましょう。価格が「要見積もり」や「応相談」のみの掲載ではクライアントに余計な一手間をかけさせてしまいます。

フリーライターは文章と目的を明記

フリーランスのライターの場合、今まで書いた作品を掲載することが多いです。しかし、文章をただ並べるだけでは、文章力や構成を作る力しかアピールできません。

今までに書いた文章に対し、その目的が何であったのかも併せて記載しましょう。「○○という商品について、20代女性に知ってもらうための広告文」などと書いておくことで、ただ文字数を満たすだけではなく、目的にあったライティングができることをアピールできます。

ホームページ制作は外注か自作か?

外注のメリット・デメリット

ホームページ制作を外注するメリットは、制作にかかる時間的コストを削減できることです。個人事業主として働いていると、会社員と違い、報酬の出ない仕事が出てきてしまいます。経理の仕事や、営業、広報活動などがそれに当たります。営業やPRとしてホームページ制作をするのであれば、自分の時間をかけるのではなく外注してしまうのも手です。

一方でデメリットとしては、金銭的なコストがかかることが挙げられます。サイト内容によりますが、安くても10万円程度かかることが多いようです。

自作のメリット・デメリット

ホームページ制作を自作するメリットとしては、それ自体が自分のスキルのPRになることが挙げられます。また、金銭的コストがかかりません。さらに、スキルがあれば自分の希望通りのホームページを作成できます。外注する場合は、自分の希望通りの仕様かどうかこまめに確認することになります。

自作のデメリットは、時間的コストがかかることです。また、自分のスキルが及ばなければ、サイトとしてクオリティの低いものになってしまいます。

ホームページの外注料金相場

ホームページを外注する場合、「個人事業主」「Web制作会社」「広告代理店」等の選択肢があります。相場としては、ざっくりですが個人事業主が10〜20万円、Web製作会社が15~30万円、広告代理店が25~50万程度になるようです。勿論ボリュームや仕様次第で異なるため、実際には制作を依頼する相手と綿密に相談する必要があるでしょう。

月々の運用費も考慮に入れる

上述した価格相場はあくまでも初期費用になるため、実際には月々の運用費も必要になります。ホームページは作って終わりというものではなく、月々のサーバー代がかかったり、後から出てきた変更点を反映する作業が出てきたりします。それほど更新がなくボリュームも小さいホームページであれば、月額の相場は0〜5万円程度になるようです。

制作を外注し更新は自分で行う

また最初に作ってもらう分は外注し、日々の更新等は自分で行うという手もあります。これであれば初期費用のみで済ませることができ、月額費用を浮かせることができるでしょう。

現在はWordPress等様々なCMSを活用することができるため、最初にしっかりと設計してもらえば後々は自分で運用することも可能です。

WordPressで自作する手順

レンタルサーバーをレンタルする

WordPressを自分で設置する場合、まずはレンタルサーバーを借りる必要があります。レンタルサーバーとは、インターネット上に自分のファイルをアップロードする場所であり、これがないとホームページを作っても置ける場所がありません。それぞれのサーバーで価格やサービスが異なり、中には無料のものも存在します。

ドメインを取得する

ドメイン取得とは、サイトURL「www.◯◯.com」の◯◯の部分に任意の文字を当てられるサービスです。自分のサイト名と関連のあるドメインを取得しておけば何かと都合が良く、サーバーを変える際等もURLの変更をする必要がありません。こちらも有料、無料のものが存在するため、自身に合ったサービスを利用しましょう。

フリーランスのメールアドレス・独自ドメインについて
フリーランスがホームページを作成する際、独自ドメインを取得することにはさまざまなメリットがあります。独自ドメインを取得することで、そのドメインを使ったサイトやメールアドレスを作ることができます。こちらの記事では、独自ドメインを取得する方法やドメインの決め方を解説しています。

WordPressでデザイン開始

WordPressでサイトを作るには、ダッシュボードにログインし、ページを一つずつ作成する形になります。デザインは有料、無料のテンプレートを充てることもできるため、自分の気に入ったものを使用すると良いでしょう。

フリーランスで検索上位を目指すには?

上位表示されたいキーワードを決める

SEO対策を上手く行うことで、見込みクライアントがサイトを訪れる可能性が高まり、受注に繋がることが見込めます。SEO対策は、やみくもに行うのではなく、明確なゴール設定のもと実施します。

例えば、「フリーライター 新宿」など、検索エンジンで上位表示されたいキーワードを決めましょう。SEO対策としては、キーワードをサイトタイトルに含めることや、見出しタグを適切に設定することが重要と言われています。

レスポンシブデザインを意識

レスポンシブデザインとは、パソコンやスマートフォン、タブレットなど、どのようなデバイスから見られても見やすいデザインのことを言います。ホームページ制作はパソコンから行うことがほとんどなので、スマートフォンからの見え方を忘れがちです。検索結果で上位に表示されるには、レスポンシブデザインになっているかも重要な要素とされています。

レスポンシブデザインとは?メリット・デメリット
Webサイトを作る際は、レスポンシブデザインにするのが一般的です。こちらの記事では、レスポンシブデザインに対応するメリット・デメリットを紹介しています。また、レスポンシブデザインを見ることができる参考サイトも掲載しています。

SNSと連携してファンを増やす

サイトを更新したら告知する等、SNSと連携して自身のファンを増やすことも大切です。また、ナチュラルリンクと呼ばれる行為も逐一チェックしておくことが大切です。怪しいディレクトリサイトからリンクを貼られると、検索順位が落ちてしまう可能性があります。

まとめ

フリーランスはどのようにクライアントを見つけ、どのように受注に繋げるかといった点が大切です。そのための一つの方法としてホームページの製作が挙げられますが、ただ作っただけではなかなか受注には繋がらないため、何かしら一工夫行う必要があります。

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