「ディテール」の意味とは?使い方、反対語などを完全解説!

「ディテール」という言葉をご存知でしょうか?英語の「detail」という単語を元にしており、建築業界や美術関係の現場で使われることが多い言葉です。また、カタカナ語としては日常生活やビジネスシーンでも使われることが増えています。本記事では「ディテール」という言葉の意味や正しい使い方、反対語などもまとめて解説していきます。

ディテール(detail)


まずは「ディテール」という言葉の意味を詳しくご説明します。

広義では全体の細かい部分・詳細

「ディテール」は英語の「detail」という単語がカタカナ語として使われるようになったものです。英語の意味としては「全体に対する細かい部分、細部」を指し、カタカナ語でも意味は同じです。

「ディテールにこだわる」などと使われ、全体像ではなく一部分にフォーカスした細部・末端部分を指します。「デテール」と記される場合もあります。

建築では建築物などの詳細図

建築業界では、建物全体に対してインテリアなどの細かい部分を指して使われます。また、設計図や詳細を記した図面そのものを「ディテール」と呼ぶこともあります。状況や文脈に応じて、細部のことを指しているのか図面のことを指しているのか判断し、使い分けができるようになりましょう。

美術では絵の最後に描く細かい部分

美術関係では、「ディテール」を単なる細かい部分の意味として使うのでなく、より重要なものとして捉える場合があります。例えば絵画の世界では、輪郭や全体の色使いに対して陰影の部分の濃淡にこだわることで、作品の全体像を支える要素となることがあります。これらを指して「ディテール」と呼び、重要なファクターであると考えられています。

ファッションでは服などの細かい部分のデザイン

ファッションの分野では、服の縫製やボタンやデザインなどの細かい部分を指して「ディテール」と呼びます。靴やカバンの場合なども同様です。製品としての全体的な印象を左右するものではありませんが、ディテールにこだわった商品はそれ自体がセールスポイントになることもあり、重要視される部分です。

ビジネスでは計画・予定などの詳細

一般的なビジネスシーンにおいては、計画や予定などの詳細を指して使われます。「○○という企画のディテールについてご説明します」のように、ある物事に対しての詳細部分のことを意味しています。あまり頻繁に使われることはありませんが、知識として覚えておきたい言葉です。

ディティールの使い方


次に、「ディテール」という言葉をどのように使うのか、上記でご説明した分野ごとに説明していきます。

ディティールが美しいビル

建築業界では、建物の設計や内装・外装に対して「ディテール」という言葉が使われます。「ディテールが美しいビル」「インテリアのディテールにこだわった部屋」のように使われるイメージです。

また、建物全体に対してのディテールとしては、屋根や壁・床などの各部分が挙げられますが、屋根や壁を構成する素材や各パーツのことを指して「ディテール」と呼ぶ場合もあります。単に「ディテール」と言った場合は、どの部分を指しているのか、相手と認識を合わせることが必要です。

油絵のディティールにこだわる

美術の分野では、前述の通り「細かい部分」というだけでなく、全体の質を支える要素として「ディテール」という言葉が使われます。「油絵のディテールにこだわる」と言った場合は、単に細かい描写や色使いにこだわるだけでなく、全体像を演出するための細部にこだわっていくという意味になります。

ディティールが細かいデザインの服

ファッションの分野では、「ディテールが細かいデザインの服」「ディテールが凝った靴」のように使われます。全体的なデザインよりも袖や裾などの各パーツのデザインにこだわっているものを指しています。

また、服や靴そのものの素材やボタンなどの小さいパーツまでこだわって作られたようなものを、「ディテールが細かい」と言うこともあります。ファッション業界における製品開発では、ディテールをどのようなものにするかも重要なポイントとなります。

スケジュールのディテールを説明する

ビジネスシーンにおいては、企画や予定の詳細を指して「ディテール」と呼びます。「スケジュールのディテールを説明する」「新企画のディテールをプレゼンする」のように使われます。

また、企画案や意見に対して「ディテールが弱い」などと言われた場合は、細部の論理性や実現性が不足しているということです。細かい部分をしっかりと詰めて、完璧なものに仕上げていくことが必要となります。

ディティール(detail)の対義語


最後に、「ディテール」と反対の意味を持つ言葉をご紹介します。

outline(概要・あらまし)

「アウトライン(outline)」は「骨子・概要・主要な部分」という意味です。ディテールが細かい部分のことを指すのに対して、アウトラインは物事の大枠や主要な部分を指しています。

名詞としては上記の意味ですが、動詞として「〜の輪郭を描く、〜の概要を述べる」といった意味もあります。例えば、「outline a plan」で「計画の概要を説明する」のように使われます。

summary(要旨)

「サマリー(サマリ)」はカタカナ語としても頻繁に使われる言葉です。英語では「summary」で、「要約・要旨」といった意味になります。「この企画のサマリーについて説明する」と言った場合には、「企画の要点・要旨を説明する」という意味で使われています。IT業界の一部では、物事の要点をまとめることを「サマる」と言う場合もあります。

まとめ

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、カタカナ語として「ディテール」が使われることが増えてきています。意味や使い方、使用シーンについてご理解頂けましたでしょうか。反対の意味を示す言葉も含めて、しっかりと把握し使いこなせるようになりましょう。

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