グランドデザインとは?グラウンドは正しい?類語との使い分けも解説

ビジネス用語としてだけでなく幅広いケースで使われている「グランドデザイン」にはどのような意味があるのでしょうか。英語表記や使用例について詳しく見ていきます。類語として「マスタープラン」や「スキーム」を取り上げ、「グランドデザイン」との意味の違いと使い方についても解説します。

グランドデザインとは


「グランドデザイン」と一言でいっても、使われる場面によって意味が異なってきます。英語表記の場合の意味や、本来の意味について、さらには学校やwebサイトでは具体的にどのような意味で使われているのか詳しく見ていきます。

英語では「grand design」

「grand」は大きな、壮大、盛大、大々的という意味を持ち、「design」は、デザイン、企画、意図という意味があります。「grand design」とすると、日本語に訳したときに「グランドデザイン」とカタカナで表記されることが多いです。

意味は時間を要する規模の大きな計画

「グランドデザイン」は、壮大な構想、規模の大きな計画という意味で使われています。これから創造(実現)しようとしている物事や事柄についての全体像を指す言葉として使われています。

学校では「学校の経営構想」

学校の教育目標や学校経営理念を具体的に示したものという意味でグランドデザインが使われています。学校の目標とするところと、地域全体の教育目標や連携について、わかりやすい図で示したものが多いです。

webサイトでは「ページの全体設計図」

webサイトの全体的なコンセプトを明確にした全体設計図のようなものをwebのグランドデザインと呼びます。webでどのようなことを実現したいのか、ユーザーニーズを考えながらweb全体の設計図を構築していく必要があります。

「グラウンドデザイン」とは言わない

グランドの誤記で「グラウンド」と表記してしまうと、まったく違う意味の言葉になってしまいますので注意が必要です。「グラウンド」は、英語でgroundと表記し、地面や分野という意味となりますので、使用する際は間違えないようにしましょう。

グランドデザインの類語とは?


グランドデザインの類語にはどのようなものがあるのでしょうか。政治やビジネス用語として時々目にする「マスタープラン」と「スキーム」に注目してみていきます。類語ですが、それぞれの単語の意味にも違いがあります。

「マスタープラン」の意味と使い分け

「基本的な」という言葉がキーワードで、基本計画や構想を指す場合に「マスタープラン」を使用します。「マスタープランを策定する」のように使用し、英語表記では「master-plan」と書かれることが多いです。ビジネス用語としてのマスタープランは、プロジェクト管理という意味合いが強く、今後開発予定の物の工程管理、品質管理など具体的な計画の元となる基本計画を指指します。

「スキーム」の意味と使い分け

枠組みを伴った計画を指す言葉として「スキーム」が使用されています。ざっくりとした計画というイメージの「グランドデザイン」とは違い、詳細まで考えられた計画という意味合いが強いです。英語表記では「scheme」と書き、計画や案をいう意味のほかに、たくらみ・陰謀といった意味もあります。

日本語で言い換えた例文は?


「グランドデザイン」について、日本語で言い換えるとどのような表現になるのでしょうか。例文を参考に解説します。

「全体構想」

(1)グランドデザインを明確にしておく必要がある。→全体構想を明確にしておく必要がある。
場当たり的なものではなく、全体を通して貫かれている基本的な考え方で、何のために、どうしてこのような計画をしたのかという構想、全体計画について指す言葉として「全体構想」が使用されています。

(2)グランドデザインやマスタープランの策定が急務である。→全体構想や基本計画の策定が急務である
類語である「グランドデザイン」と「マスタープラン」は、カタカナ語を使うと意味が伝わりにくい場合があります。しかし、日本語に置き換えて見ると意味の違いがはっきりします。

まとめ

「グランドデザイン」は日本語で「全体構想」という意味であることから、大きなプロジェクトやweb作成のコンセプトを考えるような時に使用される言葉ということがわかりました。類語である「マスタープラン」などの意味の違いを踏まえて使用するようにしましょう。

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